更新日: 2020.06.03 カードローン

カードローンの借り入れ限度額どうやって決まるの?増額の方法は?

執筆者 : 鴨志田 大輔

カードローンの借り入れ限度額どうやって決まるの?増額の方法は?
鴨志田 大輔

執筆者:鴨志田 大輔(かもしだ だいすけ)

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー
 
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
 
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
 
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している
 
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カードローン会社によって、借り入れ可能な限度額は変わります。
 
限度額は、今のあなたの借り入れ状況や年収、お勤め先などいろいろな情報で決まるのですが、具体的にはどのような仕組みになっているのでしょうか?
 

借入限度額とは

カードローンの場合、たとえば5万円必要な時に、5万円を融資するという契約をするわけではありません。申込者が最大どのくらいの金額まで借入可能かを審査し、その枠の中で5万円の借入をするという仕組みなのです。この最大借入金額を限度額と呼びます。その限度額の範囲内なら何度でも借入をすることができます。
 
たとえば、50万円の限度額の契約で5万円の借入をしたとします。残りは50万円-5万円=45万円です。あと、45万円は追加で借入できるということなのです。
 
借入をした5万円を返済した場合は、残りの限度額が50万円-0円=50万円です。最大50万円の借入をすることができます。
 
これがカーローンや教育ローンではそうは行きません。たとえば100万円借入をし、元金5万円ずつ返済していく際に、途中で再度借入をすることはできません。返済の度に残高は100万円→95万円→90万円と、減少し続けるだけです。
 
カードローン:借りたり返したりを繰り返すことができる(限度額の契約)
目的ローン(カーローンなど):借りた金額を返済していく(借入金額の契約)
 

カードローン会社によって変わる限度額

カードローンの最大限度額は、カードローン会社によって異なります。よって、自分の必要な金額が、申し込んだカードローン会社の限度額以下である必要があります。
 
たとえば、500万円必要なら、最大限度額が500万円以上のカードローンを選ぶ必要があるということです。以下、具体的に表にしてみました。

 

 

 

カードローン 最大限度額
三井住友銀行カードローン 800万円
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 500万円
みずほ銀行カードローン 800万円
アコム 800万円
プロミス 500万円
アイフル 800万円

※上記は2019/3/7時点
 
銀行カードローンと消費者金融カードローンに大きな差はありません。あくまでもカードローン会社によって異なるということです。
 

実際限度額って出るの?限度額が変わる重要なポイント

カードローンを申し込んだ場合、希望金額が必ず契約できるというわけではありません。各カードローン会社の審査によって、契約限度額は決まります。では、どのような項目が審査されるのでしょうか?実はどのカードローン会社も審査項目は明らかにしていません。そこで、消費者金融の元社員の方に話を伺ってみました。すると、以下の項目が審査されるそうです。
 
1.年収
返済してもらうことを前提に融資をするのですから、一番重要なポイントになります。「収入証明不要って申込条件に書いてあったけど?」と思った方、その通り、50万円以下の限度額では収入証明が原則必要ありません。しかしながら、カードローン会社には、今まで融資した膨大な記録があります。それによって、勤務先や勤務形態によって、おおよその年収が分かるのです。
 
2.勤務先
安定した年収が見込まれるのは会社員です。小さい会社より大きい会社の方が高く評価されます。公務員が一番融資しやすいそうです。自営業の方だと、年収が高くても不安定とみなされ、同じ年収なら自営業よりも会社員の方が大きい限度額が契約できる傾向にあります。
 
3.勤続年数
同じ職場に長く働いていれば、今後も引き続き働いてくれるということで、審査にプラスに働きます。また、新卒の場合、勤続年数は短いですが、入社したばかりで辞めるというケースはまだまだ少数派ということで、審査にはプラスに働くようです。
 
4.住居
カードローン会社が一番避けたいのが貸し倒れです。カードローンは無担保融資なのでなおさらです。よって、万が一返済に滞った場合、売却できる財産が多い方が融資しやすいということになります。つまり、賃貸よりも持ち家の方が審査にはプラスに働くのです。
 
また、居住年数が長いほど、勤務先も安定しており、今後も住み続ける可能性は高いと判断されます。転居されて連絡が取れなくなることは、カードローン会社にとってはリスクなので、短期に転居を繰り返す人は敬遠されるのです。
 
5.家族構成
家族が居ると、守るべきものがあるので行方不明になり連絡が取れなくなるリスクが少なくなります。よって独身より配偶者がいたり、子どもがいたりする方が審査には有利に働くようです。
 
6.他社借入金額
いくら年収が高くても、他社からの借入額が大きければ、自社への返済が滞る可能性が高くなるので、審査にはマイナスに働きます。
 
また、貸金業法で「総量規制」という融資金額制限があり、その金額を超えると融資することができません。具体的には他社も含めて年収の1/3です。元々は消費者金融カードローンの規制で、銀行カードローンは総量規制の対象外だったのですが、金融庁の指導により、銀行カードローンも総量規制とは別にそれぞれの銀行で同じようなルールを設け過剰貸付にならないようにしております。
 

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使用用途や借り入れ希望額によって変わる?

カードローンの利用目的は原則自由です。ただし、慢性的にお金が足りない目的と、一時的にお金が必要な目的で審査が変わってくる可能性はあります。具体的には以下のとおりです。
 
慢性的:生活費、他社からの借入の返済など
一時的:車検費用・慶弔費、旅行代金など
 
「安定して返済を続けることができるか」という観点から見ると、一時的な出費の方が融資しやすい傾向にあります。
 
ギャンブルや投機(株・FX・仮想通貨など)の場合、返済の見込みがないということで、契約自体を断る会社もあるようです。
 
借入希望額が審査に与える影響はカードローン会社によって異なるようです。というのも、多くのカードローン会社は本審査の前に仮審査がネット上や電話でできるサービスがあり、そこに希望額を入力する欄がある会社とない会社があるからです。
 
それだけでは一概に希望額が審査に関係ないとは言い切れませんが、希望額が審査に及ぼす影響は、先ほど話を伺った消費者金融の元社員の方によると、その会社には無かったとのことでした。
 

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※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

 

借入限度額による利息の違いは?

カードローンの宣伝には「金利〇%-●%」というような記載がありますが、どの金利が適用されるのでしょうか?
 
できれば低い金利で契約したいですが、借入額があまり多くない場合、最初の契約ではほとんどが記載されている上限金利での契約になることがほとんどです。
 
金利が下がるのは、取引を重ねて信用を積み重ねてからになります。ただし、利息制限法の金利を超えることはありません。

借入元本 金利(年利)
10万円未満 20%
10万円以上100万円未満 15%

※上記は2019/3/7時点
 
たとえば、アコムの金利は3.0%-18%と記載されていますが、100万円借入れることができれば、金利は15%以下になるということです。
 
消費者金融の場合は、限度額によって金利が変わることが公式サイトには書かれていません。よって利息制限法を超えない範囲で、高金利で契約になる可能性があります。
 
一方、銀行カードローンでは限度額別の金利が記載されています。限度額が大きくなるほど、金利が低くなる仕組みになっています。
 
たとえば、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の金利は以下のとおりです。

 

 

 

限度額 金利
500万円以下 400万円超 年1.8%~年6.1%
400万円以下 300万円超 年6.1% ~年7.6%
300万円以下 200万円超 年7.6% ~年10.6%
200万円以下 100万円超 年10.6% ~年13.6%
100万円以下 10万円以上 年13.6% ~年14.6%

※上記は2019/3/7時点
 
必要な金額は大きいときは、銀行カードローンを利用した方が有利と言えます。
 

借入 限度額を増額したい際の流れ

カードローンを利用しているうちに、「もう少し限度額が欲しい」と思うことがあれば、増額を申請することができます。
 
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」の場合、「利用限度額増額の案内」がメールにて来るので、そのタイミングで申し込めば増額できる可能性は高いと言えます。
 
メールがこなくても会員メニューに「利用限度額増額のお申し込み」という項目があるので、そこから申し込むことは可能です。ただし、ある程度取引を重ねていないと増額は難しいでしょう。
 

まとめ

いかがでしょうか。カードローンの限度額の仕組みについて述べてきましたが、注意点があります。それは、限度額が、必要な金額より大きかった場合、借りすぎてしまうリスクです。余分な借入をすれば、それだけ余分な利息を支払うことになります。
 
限度額は保険のようなものです。計画的に必要な金額だけを借入れて、計画的に返済しましょう。
 

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執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー


 

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