更新日: 2020.11.26 審査

知って損しない! カードローンの審査に通らない理由と対策まとめ

知って損しない! カードローンの審査に通らない理由と対策まとめ
カードローンは、自由にお金を借りられるので、いざという時のためにカードを1枚持っておくととても便利です。
 
しかし、どなたでも簡単に作れるわけではなく、カードローンを利用するには審査に通らなくてはいけません。
 
この記事では、カードローンの審査に通らない理由や審査基準、審査に通るポイントなどを詳しく解説します。カードローンの申し込みを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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カードローンの審査に通らない主な5つの理由

カードローンの審査に通らない理由は、大きく分けると5つ考えられます。
 
これから申し込みを考えている方は、一度チェックしておくと安心です。また、審査に落ちてしまった方は、どの理由に当てはまるのか確認しておきましょう。
 
そのうえで、事前にカードローンの審査対策を立てておけば、審査に通る確率も上がるはずです。

 

他のローンやクレジットカードの未払いがある

他のローンやクレジットカードの支払いができず、カードローンを新しく申し込もうとする方もいます。
 
しかし、すでにあるクレジットカードやローンで未払いや支払い遅延があると、カードローンの審査に落とされてしまう可能性があります。
 
カードローンの契約時に、申告しなければ支払い遅延や未払いは、バレないだろうと思ってはいないでしょうか。カードローンの審査では信用情報機関から、過去の支払い状況を確認します。
 
支払い遅延や未払いがあることがわかれば、支払い能力がないと判断されて、審査に落とされてしまうでしょう。

 

身の丈に合わない額の借り入れをしようとしている

カードローンは、「総量規制」と呼ばれる規制があり、年収の3分の1を超える借り入れは禁止されています。例えば、年収300万円の場合、最大で100万円まで借り入れが可能です。
 
総量規制には、カードローン以外にもクレジットカードのキャッシングも含まれます。住宅ローンやクレジットカードの買い物など、貸金業者に該当しない銀行のローンは対象外です。
 
すでに他社でお金を借りている方は、一度借入金額を計算してみてください。年収の3分の1ギリギリであれば、これ以上ローンの利用枠は増やせません。身の丈に合わない借り入れをしようとしていると判断されれば、審査も通りづらくなります。

 

複数の消費者金融から借り入れがある

総量規制の範囲内であっても、すでに複数の消費者金融から多額の借金がある方は、返済能力に疑問を持たれて審査に通らない原因になります。
 
毎月多くの額を返済している状態だと、お金に困っている人だと判断されることも多いでしょう。
 
他社への返済のためにカードローンを作る多重債務者だとみなされると、結果的に審査に通らないことがあります。

 

借り入れ・クレジットカードの利用歴が全くない

一般的な生活を送っていると、携帯電話の分割払いや銀行のローン、クレジットカードでの買い物など、なんらかの信用情報が発生します。
 
借り入れやクレジットカードを利用すれば、信用情報機関に利用履歴が登録されます。そして、一定期間が経過したあとに消去される仕組みです。
 
利用履歴がない方のなかには、長期延滞や破産などのトラブルで、クレジットカード金融商品を利用できなくなった方もいます。そのため、借り入れ・クレジットカードの利用歴が全くないと、過去に金融トラブルがあったのではないかと疑われてしまうこともあるのです。
 
人によっては現金主義でまったくクレジットカードや金融商品を利用しない方もいるでしょう。しかし、そのように自分に非が無い場合でも、過去に金融トラブルがあったと疑われてしまい、審査に通らない可能性がある点には注意が必要です。

 

申し込み内容や書類に不備がある

カードローンに申し込むときに、内容に不備があると審査に通りません。
 
特に、個人情報の記入ミスは、場合によっては虚偽申告とみなされてしまい、カードローン契約ができなくなる恐れがあります。また、年収や勤務先などの虚偽申告も、審査に落ちる原因となります。
 
信用情報を確認すれば、その人がうそをついているかどうかすぐにわかります。申込書を記入するときは、ミスのないように細心の注意を払い、万が一間違えたときはすぐに伝えてください。

 

カードローンの代表的な審査基準

カードローンを借りるには、どの会社でも必ず審査に通る必要があります。審査基準は会社により異なり、公表されていません。
 
しかし、おおよその審査基準はありますので、この見出しで紹介する3つのポイントをしっかりとおさえておきましょう。

 

安定した収入の有無

カードローン会社のほとんどが、「安定した収入」を条件としており、これを満たしていない方は申し込み自体できないこともあります。
 
年収や雇用形態、勤続年数などを見て、総合的に審査されることを知っておきましょう。
 
雇用形態は、必ずしも正社員である必要はありません。安定した収入があると判断されれば、基本的にはパートやアルバイトでも申し込み可能です。

 

信用情報の内容

「信用情報」とは、クレジットカードやローンの契約内容・取引履歴のことです。
 
過去に借り入れトラブルがあったり、未払いがあったことが信用情報に記載されていると、契約しても「同じことをされるかもしれない」と判断される恐れがあります。
 
カード会社が信用情報機関に情報照会するのは、申込者の信用度を測るためです。カードローンやクレジットカードを利用する際は、会社からお金を借りていることを忘れずに、しっかりと返済しましょう。

 

他社からの借り入れ状況

他社の契約はあるのか、いくら借り入れしていて、何件あるのかといった「他社の借り入れ状況」は、カードローンの代表的な審査基準の1つです。
 
カードローンは総量規制があり、年収の3分の1を超えるお金は借りられません。そのため、カード会社は他社の借り入れ状況を必ず確認します。
 
もし、すでに3分の1を超える金額を他社で借りていれば、カードローンを新たに作ることはできません。

 

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カードローンの審査に通りやすくする方法

カードローンを利用するには必ず審査に通らなくてはいけないため、早く利用したい方は審査結果が出るまで不安を感じるでしょう。
 
そこで、この見出しでは、カードローンの審査に通りやすくするための5つの方法を紹介します。内容を事前にチェックしておけば、どのような対策をとればよいのか分かるので安心です。

 

不備がないよう確認してから申し込む

金融履歴や年収などに問題がなくても、申込書の申告内容を間違えてしまうと、カード会社から虚偽申告ではないかと疑われる可能性があります。
 
急ぎの契約であっても、個人情報に記入ミスがないかよく見返して、慎重に申し込みましょう。
 
一度審査に通らないと6ヶ月程度は審査落ちした履歴が残ってしまい、他の審査にも悪影響を与えてしまいます。

 

審査に通過しやすいカードに申し込む

これまで、クレジットカードやローンなどをまったく利用したことがない方は、審査に落ちた際に原因がわからないケースもあるでしょう。
 
そのような方は、利用履歴がないことが、審査に通らない原因になっている可能性があります。
 
この場合、時間を置いても同じような状態が続くことが考えられますので、クレジットカードの利用履歴を作りましょう。
 
口コミなどで比較的審査に通過しやすいといわれるクレジットカードに申し込んで、少ない額でも毎月使うようにするのがおすすめです。

 

借り入れの支払いをする

未払いや延滞が続いていると、信用情報機関に記録されている情報「クレジットヒストリー(クレヒス)」に悪い記録が残った状態が続きます。
 
そのような方は、カードローンの審査に通過できる見込みは少ないでしょう。
 
未払いになっている借り入れの支払いを済ませて、よい記録を残してください。何ヶ月か未払いがない状態が続くと、カードローンの審査に通過できる確率が上がるので、時間を置いて申し込んでみましょう。

 

借入金額を見直す

他社ですでにお金を借りており、利用金額が年収の3分の1程度になっていると、新しくカードローンを申し込みしても審査に落ちる可能性が高くなります。
 
どうしても新しくカードローンを作りたいのなら、今持っているクレジットカードのキャッシング額を減額したり、他のカードローンを解約したりするなどして、総量規制の範囲内で借り入れできるように見直してください。
 
審査に通らないということは、身の丈に合わない金額を借り入れしようとしている可能性も考えられます。これを機に、自分の収入に見合う借入金額になるよう見直してみましょう。

 

半年ほど時間を置く

一度カードローンの審査に落ちると、カード会社から信用情報機関に信用情報を照会された履歴(申し込み履歴)が一定期間保存されます。
 
保存期間は信用情報機関によって異なり、CICとJICCは6ヶ月間、全国銀行協会(全銀協)は1年間です。
 
急ぎでカードローンを作りたい方は、審査に落ちるとすぐに他の会社に申し込みしたくなるでしょう。しかし、すぐに申し込みすると、お金に困っているのではないかと疑われたり、支払い能力に疑問を持たれるなどして、また審査に落ちてしまうこともよくあります。
 
少なくともCICや、JICCの申し込み情報が消える「6ヶ月程度」は時間を置いてから、再度申し込むようにしてください。
 
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カードローン審査の手順とは

カードローン審査は、申し込みから利用開始までいくつかのプロセスがあります。
 
この見出しでは、一般的なカードローン審査の手順を紹介しますので、申込時に慌てないためにも必要書類などをしっかりとチェックしておきましょう。
 
審査手順は会社によって細かい点は異なるため、申込時には必ず公式サイトの確認をおすすめします。

 

審査に必要な書類を準備する

申し込み前に、審査に必要な書類を確認して準備しましょう。書類不備があると、審査に落ちたり長引いたりする可能性があります。
 
主に必要な書類は、本人確認書類と収入証明書です。具体的には、下記の書類を用意してください。
 

本人確認書類

・運転免許証
・健康保険証
・パスポート
・外国人登録証明書など

 

収入証明書

・源泉徴収票
・給与明細書
・所得証明書など

 
カード会社の公式サイトを見れば、必要書類を確認できます。不安な方は、一度目を通しておきましょう。

 

カードローンの申し込み条件を確認する

カードローンは、会社ごとに申し込み条件を設けています。収入条件や年齢条件、過去のカードローンの使用条件などがありますので、よく確認してください。
 
万が一、条件を1つでも満たしていなければ、審査に落ちる可能性が高いため注意が必要です。

 

必要な情報を正確に記入・入力する

カードローンの申込書は、間違いのないように正確に記入・入力してください。
 
個人情報はカード会社にとって、審査に必要な情報であり、間違いがあると虚偽申告だとみなされることもあります。
 
審査で必要な情報は、大きく分けて個人情報と勤務先情報の2つがあります。
 

個人情報

・名前
・年齢
・性別
・住所
・連絡先
・住居の種類・居住年数
・年収
・他社で借り入れがあるかどうかなど

 

勤務先情報

・会社名
・住所
・連絡先
・勤続年数など

 
記入・入力間違いがあると、審査に時間がかかります。スムーズな審査をするためにも、間違えないようにしてください。

 

審査結果を待つ

申し込みをしたら、あとは審査結果を待つのみです。会社内部で審査が行われますが、審査にかかる時間はカード会社によって異なります。
 
提出された申込書と本人確認書類に不備が無ければ、審査もそれだけスムーズに行われますが、不備があれば長くなります。
 
現在では最短で、申し込み当日でも利用できることを売りにしているカードローンもあります。しかし、審査時間が早いからといって、審査が甘いことは決してありません。

 

おすすめのカードローン3選

カードローンを申し込みしようと思っても、たくさんの種類のカードローンがあるので、どれに契約すべきか迷う人も多いでしょう。
 
この見出しでは、レイクALSA・SMBCモビット・プロミスのおすすめカードローン3選を紹介します。
 
それぞれのカードローンの特徴やおすすめポイントなどを見て、自分に合ったカードローンを見つけてください。

 

レイクALSA

レイクALSAは、インターネット申し込みは最短60分、自動契約機ならカード発行まで最短30分と、融資スピードが早いのが特徴として挙げられます。
 
利用条件は、満20歳から満70歳までの国内移住か日本での永住権を獲得している方で、かつ安定した収入がある方です。パートやアルバイトでも申し込み可能となっています。
 
金利は4.5%から18.0%、融資金額は最大500万円まで。インターネットで初回申し込みした場合、60日間200万円まで無利息で借りられます。
 
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SMBCモビット

SMBCモビットのカードローンは、申し込みから審査結果が出るまで最短30分というスピードの早さが特徴的です。
 
パソコンやスマホ以外にも、電話、ローン契約機、郵送の5種類から申し込み可能なので、インターネットが苦手な方でも安心です。
 
ただし、郵送の場合は配送時間などの時間がかかるため、手続きに時間がかかります。
 
利用条件は、満20歳から満69歳の安定した定期収入がある方です。アルバイトやパート、派遣社員・自営業の方でも申し込みできます。金利は3.0%から18.0%、最大800万円まで借りられます。
 
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プロミス

プロミスは24時間申し込み可能、審査時間は最短30分。また、事前に3項目入力するだけで借りられるか診断できる「3秒診断」もあります。Web契約なら、最短1時間で融資も可能なので、お急ぎの方におすすめです。
 
利用条件は、満20歳から満69歳の安定した収入がある方です。主婦や学生でも、パートやアルバイトをしていて安定収入があれば、申し込みできます。金利は4.5%~17.8%、最大500万円まで借りられます。
 
プロミスを初めて利用する方で、メールアドレスの登録とWeb明細を利用すれば、30日間の無利息サービスがあります。
 
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カードローンの審査に関するQ&A

カードローンの審査で気を付けるべきポイントや、審査基準などをチェックしても、本当にこれで審査に通るのか不安な方も多いでしょう。
 
この見出しでは、カードローンの審査に関する疑問を、Q&A方式で紹介します。
 
カードローンに関する疑問を、解消しておきましょう。

 
Q:審査なしでお金を借りることはできる?

A:カードローンは、どなたでも申し込みすれば借りられるわけではありません。
 
総量規制(年収の3分の1まで)に抵触しないかどうかや、安定した収入があるかどうかなど、借りる前にカード会社が申込者の情報を確認するうえで、審査は避けて通れないものです。
 
万が一にも、審査なしでお金が借りられる会社があれば、それは金融庁に登録されていない「非正規」の業者です。非正規の業者に申し込みすると、大きなトラブルになる可能性があるため、きちんと登録されている金融機関へ申し込んでください。

 
Q:審査に必要な年収を証明する書類は?

A:1社で50万円を超える借り入れを希望している方や、新規申込時に複数社で100万円を超える借り入れになる場合、年収を証明する書類を提出しなくてはいけません。
 
収入証明書類には、主に下記で挙げるものがあります。
 

・給与明細書
・源泉徴収票
・確定申告書
・納税通知書など

 
もし、申込時に担当者から収入証明書の提出を求められたら、どの書類を用意すればよいか確認するとよいでしょう。

 
Q:審査には何日くらいかかりますか?

A:カードローンの審査にかかる時間は、さまざまな要因に左右されます。申込時の混雑状況や申込者の状況などによっても変化するため、必ずこの時間までに審査が完了できるという目安はありません。
 
消費者金融の最短審査回答時間は、多くが最短30分~即日となっています。銀行は最短翌営業日~数日、信販会社は最短即日~数日となっており、消費者金融の審査時間が一番早いことがわかります。
 
少しでも早くお金を借りたい方は、審査時間よりも、申し込み不備や書類不備がないことを心がけることが大切です。何か1つでも不備があると、確認のため審査が遅くなるでしょう。

 

審査に通らない理由を把握し、対策してから再申し込みしよう

カードローンの審査は、どの会社も審査基準を公開していないため、必ず審査に通る方法はありません。しかし、代表的な審査基準はあるため、申し込み前に不安がある方は事前に確認してください。
 
カードローンの審査に落ちるには、必ず理由があります。適切な対策をとることで、将来的に審査に通る場合も多いので、自分がなぜ審査に通らないのかをよく考えて対策してみてください。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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※担保・連帯保証人:不要