更新日: 2019.07.31 審査

カードローン審査を通りやすくする!審査のポイントと改善策を徹底解説

執筆者 : 鴨志田 大輔

カードローン審査を通りやすくする!審査のポイントと改善策を徹底解説
鴨志田 大輔

執筆者:鴨志田 大輔

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー
 
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
 
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
 
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している

急にお金が必要になったときに役立つカードローン。最近はインターネットや電話で気軽に申し込みができることから、利便性が増してきています。予定外の出費がかさみ「カードローンに申し込んでみたいけど審査に通るのかが心配」…という人も多いのではないでしょうか。初めてカードローンを利用する人ならなおさらです。
 
カードローン提供会社の公式サイトなどで申し込みできる条件を調べても「年齢20歳から60代の安定した収入のある方」としか記載されていないことがほとんどです。年齢はクリアしていても、自分の収入で審査に通るのか分からないでしょう。
 
こればかりは申し込んでみないと分からないことですが、事前に審査に通りやすくなるポイントを押さえておきたいものです。
 
また、カードローン審査の仕組みを知ることで審査への不安もなくなります。もし通らなかった場合でも、次回通りやすくなる改善策もあわせて解説します。
 

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審査が甘い・通りやすいカードローンは基本的にない

結論からいうと「審査が甘い」「審査が通りやすい」というカードローンは基本的にはありません。カードローンの提供会社が銀行であっても消費者金融であっても同じです。
 
これには近年、返しきれないほどの多額の借金をしてしまう多重債務者の激増が社会問題となったことが背景にあります。以前はカードローンの審査が甘く、返済能力がなくても多額の借入ができたため、多重債務者は増える一方でした。
 
問題を解決するため2006年に貸金業法が改正されました。新たな貸金業法では、返済能力を超える貸付の禁止が定められており、審査の基準が厳しくなっています。具体的には年収の3分の1を超える貸付が原則禁止されています。そのためいくら年収が高くても他社に多額の借入がある場合は、審査が通りにくいのです。
 
稀に「審査が甘い」「審査に通りやすい」という広告を打ち出している金融業者がありますが、これは法律違反になります。貸金業法の第16条で次のように誇大広告の禁止を定めています。
 
「貸金業者は、その貸金業の業務に関して広告又は勧誘をするときは、貸付の利率その他の貸付の条件について、著しく事実に相違する表示若しくは説明をし、又は実際のものよりも著しく有利であると人を誤認させるような表示若しくは説明をしてはならない」
 
引用:貸金業法 | e-Gov法令検索
 
つまり「審査が甘い」などの文言で勧誘することは法律で禁じられており、これを破った金融業者は当然金融庁から罰せられるのです。借りやすいような広告を出している金融業者は、危険な闇金業者の可能性があります。審査が通りやすいカードローンは基本的にはないと考えて、適切な金融業者を選びましょう。

 

カードローン審査に通りやすい人と通らない人の違いとは?

カードローンの審査が甘い金融業者は基本的にありませんが、審査に通りやすい人と通らない人がいます。これにはさまざまな要因があり、金融業者側も明確な審査基準を明らかにはしていません。
 
しかし貸す側もビジネスですから、確実に返済してもらえる人にお金を貸したいものです。当然「きちんと借りたお金を返せる」と信用のある人は、審査が通りやすいと考えてよいでしょう。
 
「信用がある」とは具体的にどういうことなのか、また審査に通りやすい人、通りにくい人、中途半端な人、それぞれの特徴を解説していきます。

 

審査が通りやすい人の特徴

審査が通りやすい人の特徴として最も分かりやすいのが、経済力があり、収入が安定していることです。安定した収入があれば、返済が滞るなどのリスクを軽減できます。具体的には勤続年数が長く、大手企業に勤めているか、公務員などが安定した収入があるとみなされます。
 
年収がそれほど高くなくても、倒産のリスクの少ない会社に長く勤めていれば、収入が安定しているといえるでしょう。勤務形態がパートやアルバイトでも収入が安定していれば審査に通りやすくなります。
 
迷うのは専業主婦(主夫)の場合です。専業主婦(主夫)の人は、配偶者の収入が安定しているかどうかで判断されます。
 
すべての条件を満たしていなくても、過去にローンの延滞などの金融事故を起こしていなければ、信用度は上がります。「きちんと返済できるかどうか」が大事なのです。
 
また在籍確認を実施している金融会社では、連絡が取りやすいことも審査に有利に働く傾向があります。在籍確認は実際に申告した会社に勤めているかを確認するものですから、すぐに連絡が取れれば審査もスムーズに進みます。

 

審査が通りにくい人の特徴

審査が通らない人の特徴として致命的なのは、過去に延滞などの金融事故があった場合です。金融事故があると一定の年数、信用情報機関にそのことが登録されます。
 
銀行や消費者金融、クレジットカード会社など金融業者のほとんどが信用情報機関に加盟しており、情報は共有されます。カードローンの審査の際には必ず信用情報機関に登録情報を確認するため、金融事故の情報がある場合は審査に通りません。債務整理(自己破産や任意整理)をしている人も同様です。
 
収入に関しては、年収があまりにも低い、勤続年数が1年に満たないなどの場合、審査に通るのは難しいといえます。安定した収入がないと判断されてしまうからです。
 
他には他社の借入額が多額だったり、短期間に複数の金融業者にカードローンを申し込んだりしている場合も多重債務者とみなされてしまうリスクがあります。
 
貸金業法では借り過ぎ防止策として、総量規制を設けています。金融業者からの借入が年収の3分の1を超えていると、新規の借入ができない仕組みです。既に他社に借入がある人は年収と照らし合わせて判断しましょう。
 
しかし審査に通りやすくするために、年収や勤続年数を実際よりも多めに申告しても調査をすればバレてしまいます。虚偽の申告は信用問題にかかわり、通るはずの審査に通らない可能性がありますので、注意しましょう。
 
一方で収入が安定していても在籍確認ができない人も注意が必要です。営業職などで会社内にいる時間が少ない人は、在籍確認がなかなかできずに審査に通らないことがあります。 

 

中途半端な人の特徴

自分でも判断が難しいのが、審査が通りそうな条件を兼ね備えているのに審査に落ちてしまう中途半端なケースです。大手企業に長く勤め、年収もそれなりにあるのに通らないことがあります。
 
もちろん審査が通らないのには理由があります。現金主義でクレジットカードや借入の利用歴が全くないことが理由のひとつに挙げられます。利用歴がないということは、信用情報に一切の記録がない状態です。
 
金融商品を利用すると信用情報に必ず利用履歴が情報として残ります。しかし一定の期間を過ぎると情報は削除されます。過去に債務整理や破産申立をして5年間を過ぎた人も同様に情報は削除されます。信用情報機関に情報がない=過去に金融事故があったと疑われてしまう可能性があるのです。
 
そのため収入が多くても、審査に通らないことがあります。

 

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カードローン審査を通りやすくするためにできること

カードローンを申し込むなら審査に通りやすくしておきたいものです。年収・勤務先・ローン残高などは簡単に変えられません。しかし、自分で改善に向けて変えられる項目もあります。カードローン審査を通りやすくするために自分でできることがあるのです。
 
諦めずに審査にマイナスになるポイントを改善していきましょう。審査に通りやすくするための対策についてご紹介します。

 

簡易審査を受けて改善点を把握する

消費者金融各社のホームページに設置されている簡易的な審査を受けて、自分が審査に通るかどうかをあらかじめ把握しておくのも有効な方法です。簡易審査が通らなかった場合は改善すべき点が必ずあります。思い当たる点があれば、そこを改善すれば審査に通る可能性も高まります。
 
主要な消費者金融の簡易審査は次の通りです。
 

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少ない項目で審査が通るかどうかを診断できる便利なシステムです。ただしあくまでも簡易的な診断のため、実際の審査結果と異なる場合があります。
 
一方でSMBCモビットは入力する項目が多く、審査の精度が高いため、より正確な結果を知りたい人におすすめです。簡易審査が通らなかったときは、次の対処方法があります。
 
●希望借入額を低めに設定する
●他社への申し込みをしない

 
借入額については、本当に必要な金額だけを申請するとよいでしょう。あまりにも多額の金額で申し込むと、計画的に返済できないというイメージを与えてしまいます。
 
他社への申し込みは先に述べたように、短期間に複数社から借入をしていると信用情報ですべて分かってしまい、審査に通りにくくなります。他社への申し込みをしている場合は、半年から1年ほどの期間をあけて申し込みましょう。もちろん、その間に延滞がないように注意が必要です。

 

信用情報を改善する

新たにカードローンを申し込むにあたって、信用情報の改善は不可欠です。既にカードローンやクレジットカードを利用している人は、返済日を守って返済していくだけで信用情報は改善できます。
 
過去に金融事故や債務整理があった場合でも、信用情報に永久には残りません。5年を経過すると情報は消去されます。他に問題がなければ、5年を経過していれば審査が通るのです。
 
他社への申し込みについては6ヶ月で消去されます。もし他社へ借入を申し込んだことで審査に通らなかったなら、6ヶ月後にはクリアになっています。
 
人によっては時間がかかることもありますが、信用情報を改善することは審査を通りやすくするための確実な方法です。地道に信用を積み重ねていきましょう。

 
参考記事:プロミス カードローン フリーキャッシング(特徴、金利、審査、限度額など)
出典:新規お申込み|キャッシング・消費者金融のプロミス公式サイト
参考記事:SMBCモビット カードローン(特徴、金利、審査、限度額など)
出典:カード申込:カードローン、キャッシング、ローンはSMBCグループのSMBCモビット
 

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カードローン審査で見られる2つのポイント

カードローンの提供会社によって若干の違いはありますが、申し込みから審査の大まかな流れは次の通りです。
 

  • 1.申し込み
  • 2.仮審査
  • 3.本審査

 
カードローンの申し込みは各社ともさまざまな方法が用意されています。店頭窓口や無人契約機、電話、スマートフォン、パソコン、アプリなどで申し込みが可能です。
 
仮審査はコンピューターによるスコアリング方式で、申し込んだ人の個人情報に点数をつけ、合計点数が高ければ「融資が可能」と判断されます。
 
最後の本審査は金融業者が行うもの。信用情報機関や本人確認書類を照合して、申し込み内容に虚偽がないか確認するのです。仮審査のスコアが高くても、本審査で通らないこともあります。
 
一連の審査の中で重要な項目は大きく分けて2つあります。
 
1.属性
2.信用情報

 
それぞれについて詳しく解説していきます。

 

属性

属性とはカードローンを申し込む人の個人情報に当たります。この属性は仮審査の時点で重要になってきます。カードローンを申し込むときには次のような属性を申告します。
 

属性

●氏名
●年齢
●住所
●居住形態、居住年数、住宅ローンの有無
●家族構成
●勤務先、勤務形態、勤務年数
●年収
●保険証の有無、保険証の種類

 
住宅ローンの有無は、同じローンとして重要な判断要素になってきます。ローン残高が高く負担が大きい場合は、審査は厳しくなるでしょう。しかし自分名義の持ち家を持っていると「資産がある」ことにつながり、評価が高くなる場合もあります。
 
賃貸の場合は、収入に対して家賃の割合も大切です。収入に見合わない家賃を毎月払っていると「返済が難しいのでは」と判断されてしまいます。
 
勤務先については繰り返しお伝えしたように、安定した収入が得られているかを見るのに重要視されます。勤務先が安定した企業であること(または公務員)、勤務年数が長いことなどは審査に有利です。正社員ではなく、パートやアルバイト、派遣社員でも安定した収入があれば審査に通りやすくなります。
 
年収は高ければ高いほどよいというものではありません。あくまでも継続して同じ収入を得ているかが重要ポイントです。歩合制や年俸制などで時期によって収入が変わる場合は、安定しているとはいえません。年収の高さ=返済能力の高さではない点に注意しましょう。
 
意外と間違えがちなのか勤務年数や居住年数です。カードローンの申し込みをする前には、きちんと自分で把握しておきましょう。

 

信用情報

本審査において最重要視されるといっても過言ではないのが信用情報です。どのカードローン提供会社も信用情報機関に加盟しており、申込者の信用情報を必ず確認します。信用情報機関に登録されている情報は次の通りです。
 

信用情報

●本人を特定する情報…氏名・生年月日・住所・勤務先など
●契約内容に関する情報…貸付金額・契約金額など
●返済状況に関する情報…入金日・残高金額・完済日・遅延など
●取引事実に関する情報…債務整理・強制解約・破産申立など
●申し込みに関する情報…本人を特定する情報・申込日など

 
これらの信用情報と申込者が申告した内容を照合して審査が進められます。もしここで虚偽が発覚した場合は、審査に影響することは間違いありません。カードローンの申し込みをするときは、すべての項目においてうそ偽りなく申告しましょう。少しのうそでも信用情報を照会すればすぐに分かります。
 
また、カードローンの申し込みの際には内容に間違いがないよう、丁寧に慎重に記入、または入力をしましょう。単なる記載ミスや入力ミスであっても実際の信用情報と申告内容に相違があった場合、虚偽の申告とみなされてしまったり、自分の個人情報を把握できていないと判断されたりしてしまいます。結果、審査に悪影響をおよぼしかねません。
 
他社の借入残高なども正確に把握しておく必要があります。特に複数の借入がある人は注意が必要です。カードローンの借入残高に限らず、クレジットカードのキャッシング利用額なども合算して申告する必要があります。利用明細などを確認して、最新の残高を把握しておきましょう。
 
過去にローンの遅延や債務整理があれば、審査は通りません。これらの情報は5年間、信用情報として残るため注意しましょう。
 
また申し込みに関する情報も審査にかかわってくるため、留意しておきたい点です。申込日からさかのぼって6ヶ月前までに他社のカードローンやクレジットカードに申し込みをしていると審査に通りにくくなります。
 
信用情報に不安がある場合は、信用情報機関に自身の信用情報を開示してもらうことが可能です。手数料が必要ですが、スマートフォンのアプリや専用ダイヤルで開示の受付をしています。

 

カードローンの良い利用実績を積み重ねよう

今の時代、カードローンの審査が甘く、通りやすいカードローンはありません。厳正な審査の上、借入できるかどうかが決まります。審査に重要なのは「属性」と「信用情報」です。属性はそう簡単に変えられませんが、信用情報は自分自身で確実に変えられます。
 
金融事故や自己破産経験者は、一定の年数が必要ですが良い利用実績を積み重ねていけば信用情報もそのうちクリアになります。諦めずに信用情報の改善に努めていきましょう。
 
しかし、晴れて審査に通ったからといって借り過ぎは禁物です。無理なく返済できる金額を計画的に借入しましょう。そして計画的に利用するのが原則です。

 
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー

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