更新日: 2020.03.28 その他
マンションを売却したいときの業者の選び方
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自分の雇用環境や生活スタイルが変わることにより、今のうちに売却を検討したいと考えている人にとって、納得のいく売却できるかどうかは不動産仲介業者の選び方が大きく左右します。
![柴沼直美](https://test.financial-field.com/wp/wp-content/uploads/2019/12/shibanuma-pic-150x150.jpg)
執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)
CFP(R)認定者
大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
http://www.caripri.com
最初は一括サイトで売却価格の目安を見極め
いきなり多くの不動産仲介業者の中から、「自宅の近く」や「チラシが入っていたから」といった理由で安易に決めるのではなく、不動産一括サイトで売却価格がどのくらいになるのかを見極めておきましょう。
その数字的な裏付けは業者の絞り込みのヒントです。その中で、高額を設定した業者からチェックしていくのも良いですね。
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【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
査定額よりも、どのように販売活動をしてくれるかのほうが重要
査定額という目に見える数字はわかりやすいのですが、どの業者にお願いするのかは、「どのような販売活動をしてくれるか」ということのほうが重要です。
この一連の流れをしっかり説明してくれるということは、周辺の販売実績が豊富であったり、その地域の特徴(ファミリー層が多いとか、子どもなしのカップルが多いなど)をより精通していたりする可能性が高いので信頼できます。
あまり引き合いのないようなターゲット層に向けた広告を打っても、意味がありません。売り手としての目的は、より高い価格でより迅速に売却できることなので、どんな工夫をすれば良いかについての具体的なアドバイスも提示してくれると理想的です。
ただ、こちらから積極的に質問しないと得られない場合もありますので、リフォームをしたほうが良いのか、リノベーションまでしたほうが良いかなど、より良い条件で売却したい意思をアピールしましょう。
引き合いがイマイチの場合は?
マンションの場合、遅くとも3ヶ月以内には買い手との成約に至るのが一般的であるといわれていますが、当初の予定とは違って内覧者が来ないなどといった状態が続くこともあります。
売却できるかどうかは、最終的には私たちに収益が帰属するのですから「どこに問題点があるのか?」「どうすれば反応が増えるか」など相談して早急に軌道修正を促しましょう。
広告活動がターゲット層に届いていないかもしれません。また、不動産の売却物件のポータルサイトに物件情報が掲載されていない場合もあります。
あるいは、業者が何らかの事情で、自分たちの物件の広告を後回しにしている場合もあり得ますので、任せっぱなしにせず自分で確認することも必要です。どの段階においても、あくまで自分たち主体でかかわっていくことが大切です。
執筆者:柴沼直美
CFP(R)認定者