公開日: 2019.12.26 暮らし

フラリーマンの寄り道出費はひと月平均1万円強。いったいどこで、何してるの?

働き方改革によって残業を禁止する企業が増え、仕事終わりにまっすぐ家に帰らずフラフラ寄り道する「フラリーマン」が増えていると話題になっています。
 
フラリーマンは家に帰らずにどこへ行っているのでしょうか? ここでは、フラリーマンがどこで何をしているのか、さらには寄り道している間、何にどれくらいの金額を使っているのか説明します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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フラリーマンの背景

働き方改革によって長時間労働が見直され、定時退社を指導されるようになりました。そうした影響から、仕事を終えてまっすぐに家に帰らず、フラフラとあちこちをさまよう会社員が増えていると話題になっています。
 
フラリーマンが増えている背景としては、前述の働き方改革も大きな要因ですが、働き方改革以前から「フラリーマン」という言葉は使われていました。今では「定時で仕事が終わってもまっすぐ帰らずフラフラ寄り道をするサラリーマン」という意味が浸透していますが、本来の意味は「早く仕事が終わっても帰りたがらず、家庭を顧みないサラリーマン」であり、家庭との関係性に基づいて議論されるものでした。
 
働き方改革によってその意味を変化させてはいるものの、「フラリーマン」の背景は家庭を持ち、30~50代の男性が中心だという点は変わりません。仕事と家事や育児に邁進している世代でしょう。仕事後すぐに家に帰るのでは家事や育児の邪魔になってしまう、自分の自由な時間や息抜きが欲しい、と思う人も少なくなく、そうした心理がフラリーマンを生んでいます。
 

フラリーマンはどこで何をしているのか?

フラリーマンになる人はサラリーマンのうち、どれくらいいるのでしょうか。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が実施した「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」によると、30~40代のサラリーマンの半数以上が退社後に寄り道をすると答えています。残業なしで帰れる日でも、家で過ごすよりも外で過ごす選択をする人が多いことが分かります。
 
では、まっすぐ家に帰らずにフラリーマンはどこへ行くのでしょうか? 同調査によると、行き先としては「コンビニ」が最も多く、「本屋」「居酒屋・バー」と続きます。「ファストフード店」や「家電量販店」もフラリーマンの人気スポットとしてランクインしています。
 
1位のコンビニでの時間のつぶし方は、主にカフェスペースの利用や立ち読みが多いようです。どこにでもあるため探す手間も要らず、誰でも気軽に入れるコンビニは、確かに時間つぶしにはもってこいでしょう。
 
「本屋」でも本を買うことを目的とするのではなく、立ち読みがメインだと考えられます。これらの傾向は、家にまっすぐに帰らないけれど、できるだけお金のかからない時間のつぶし方を選びたいという心理が読み取れるでしょう。
 

フラリーマンは寄り道でどれくらいお金を使っているか

コンビニや本屋での立ち読みやウインドーショッピングなどお金のかからない時間のつぶし方を採用しているフラリーマンですが、実際にどれくらい寄り道で出費しているのでしょうか。
 
同調査によると、フラリーマンの寄り道出費は月平均1万1460円でした。月に22日出勤するとして、1日あたりおよそ500円だということが分かります。毎日寄り道しないまでも、1回あたりの出費はできるだけ抑えようとする意識が見えるでしょう。お金を使わないことで、寄り道して帰る罪悪感をなるべく抱かないようにしているのかもしれません。
 
ここで気になるのが、月の自由に使えるお金がどれくらいあるかではないでしょうか? 自由に使えるお小遣いに対し、寄り道の出費はどれくらいを占めるのでしょう。同調査によると、毎月自由に使えるお金の平均額は子どものいない既婚者で2万8565円、子どものいる既婚者は2万2096円でした。
 
すなわち、月のお小遣いの半額近くを寄り道で使っていることになります。日々の小さな出費も積み重なれば大きな金額になります。お小遣いと比較して見ると、金額としては大きいことが分かるでしょう。
 

自由になるお金の半額近くを仕事帰りに使っている

フラリーマンの行き先は本屋やコンビニなど、お金を使わずに時間をつぶせる場所がほとんどです。1つ1つは小さな出費でも、合計すると大きな金額になることも少なくありません。出費を抑えるために、とまっすぐ帰ることがストレスになるのも問題です。
 
自由な時間を作るために、息抜きのために、寄り道を有効活用しながらできるだけお金を使わない場所を選ぶのが、働き方改革後のフラリーマンの流儀でしょう。
 
出典
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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