更新日: 2020.01.09 その他家計

年末年始で最もイタい出費は「お年玉」中には10万円使う人も

年末年始で最もイタい出費は「お年玉」中には10万円使う人も
年末年始は、クリスマスや忘年会、年賀状、帰省、お年玉など、何かと出費がかさむ時期です。お正月の福袋やセールも魅力的ですよね。年末年始は仕事が休みの場合が多いので、気がつくと何万円も浪費してしまっていた、ということもあります。
 
株式会社プラスワンは、年末年始の出費に関するアンケートを実施しました(※)。それでは、早速結果を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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年末年始の出費は85.7%がイタいと回答。年末年始の予算は平均で10万6519円!

「年末年始の出費についてどう思いますか」と尋ねると、85.7%が「イタい」と回答しました。
 
また、「年末年始の出費に備えていますか」と聞いたところ、「備えている」(27.7%)、「少し備えている」(45.0%)と、72.7%が“あらかじめ備えをしている”と回答しました。12月はボーナス月間ですので、ボーナスを年末年始の活動資金にあてる人も多いでしょう。
 
次に、年末年始の出費にかける予算を10項目で調査しました。それぞれの予算の平均は以下の通りです。
 
クリスマス:9039円
忘年会:7736円
大掃除:2084円
帰省:2万3862円
お年玉:1万5579円
おせち:6908円
新年会:5443円
福袋・初売り・セール:9393円
光熱費:6434円
レジャー費用:1万3016円
 
これらを合計すると、年末年始の出費の平均予算は、10万6519円になりました。結構な金額になりますね。
 

年末年始で最もイタい出費1位は「お年玉」。お年玉だけで10万円使う人も!

また、「年末年始の出費で最もイタいと感じる出費」について聞くと、1位「お年玉」、2位「クリスマス」、3位「忘年会」でした。
 
「お年玉」を最も“イタい出費”と回答した人の中には、お年玉だけで10万円の出費を予定している人もいたようです。何人にもあげなくてはいけない場合は確かにかなりの出費になってしまいます。
 
クリスマスもプレゼントを買ったり、ごちそうを食べたりで結構お金がかかります。年末年始を楽しく過ごすためには、多少の出費も致し方ないのでしょうか。
 
また、「年末年始の出費で最も節約している出費」については、1位「福袋・初売り・セール」、2位「忘年会」、3位「おせち」となりました。
 
「福袋・初売り・セール」を節約するという人は、過去に無駄な買い物をしてしまった経験から、そもそも初売りをしているお店に足を運ばないという意見が多く寄せられました。忘年会は「イタい」で3位、「節約」でも2位でした。
 
忘年会の出費がイタいと感じている人は、「楽しくないのに無駄に高い」「参加したくないのにお金を払うのは苦痛」「むりやり付き合わされた」と、忘年会に対しネガティブな意見が目立ちました。
 
忘年会の出費を節約すると答えた人は「忘年会スルー」で乗り切るという回答者が多いようです。なんだかいまどきな感じがしますね。
 

2019年の家計の景気は前年に比べ4割が「よくなかった」が、2020年は4割が「変わらなさそう」

次に、「2019年の家計の景気は2018年と比べてどうでしたか?」と聞くと、「少しよくなかった」(19.0%)、「よくなかった」(22.0%)と、あわせて41.0%が「よくなかった」と回答しました。10月に増税があったことも関係しているようです。
 
「2020年の家計の景気は2019年と比べてどうなりそうですか?」と尋ねると、「変わらなさそう」(41.3%)が1番多い結果となり、「悪くなりそう」は「少し」を含め32.7%にとどまりました。
 
2020年はこれからスタートです。お金をうまくやりくりして、今年は去年より景気良く過ごしたいですね。
 
出典 ※株式会社プラスワン「年末年始の出費に関するアンケート」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部