更新日: 2020.01.08 その他

お年玉の相場はいくら?子どもが何歳になるまで渡しているの?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

お年玉の相場はいくら?子どもが何歳になるまで渡しているの?
お正月に子どもたちが一番楽しみにしているのが、なんといってもお年玉。一年で一番の稼ぎどきです。逆に親としては、親戚の集まりがあろうものなら、数万円が一瞬で飛んでいってしまう恐怖を感じるときでもあります。
 
ライフプラン相談、保険相談サービス「ほけんROOM」を運営する株式会社Wizleap(代表取締役社長:谷川昌平)は、年齢別のお年玉をあげる額についてアンケートを実施しました(※)。
 
子どもの年齢に対して、お年玉の相場はいくらくらいなのでしょうか。早速結果を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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7割が子どもにお年玉をあげている。幼稚園・保育園児は1000円以下、小学生は1000円~5000円が相場

まず、「自分の子どもにお年玉は渡す?もしくは渡していた?」と尋ねると、「渡す」と回答した人が67.1%という結果になりました。7割近くの人がお年玉をあげていると答えていますが、対象となる子どもを持たない人が3割弱いるようです。
 
次にお年玉の相場を聞いていきます。
 
幼稚園・保育園児にあげるお年玉はいくらかという問いには、44%が「1000円」と回答しました。次に多いのが「500円以下」で約3割、「2000円~3000円」が2割弱でした。1000円以下が約7割という結果になりました。小さい子にはあまりお金を持たせなくてもいいと思う人が多いようです。
 
次に、小学生にあげるお年玉について聞きました。
 
最も多い回答が「2000円~3000円」で、51%と半数を占めました。「1000円」と「4000円~5000円」はどちらも約20%で、1000円から5000円の間で9割を占めました。小学生といっても、1年生は1000円くらいで、6年生は5000円くらいもらっているのでしょう。学年によって金額が異なるのだと思われます。
 

中学生は4000円~5000円、高校生以上は1万円が多い。大学生にはあげていない人も

では、中学生にあげるお年玉はいくらなのでしょうか。これには53%と半数以上の方が「4000円~5000円」と回答しました。次に多いのが「2000円~3000円」で2割弱、その次に、小学生までは5%以下であった「1万円前後」が15%となっています。中学生ともなると、相場がグッと上がってきましたね。
 
高校生になると「1万円前後」が46%と半数近くを占める結果になりました。「4000円~5000円」が34%、「6000円~8000円」が約1割という結果になりました。2万円以上という回答も数%見られます。自分の子どもや親戚の子どもが高校生ともなると、結構な出費です。親はお正月が来るのが怖くなってきてしまいますね。
 
最後は大学生です。このくらいになると、そもそもお年玉をあげるのかどうかが気になりますよね。アンケート結果を見ると、「渡さない」という回答は34%で、7割の親は大学生にもお年玉をあげているようです。
 
あげるという回答の中では「1万円前後」が4割以上と最も多く、次に「4000円~5000円」が約1割、次に「2万円前後」が数%となりました。以上の結果から、子どもの年齢が上がるにつれてあげるお年玉の額が増え、大学生になるまでお年玉をあげる人が多いということがわかります。
 

お年玉の決め方はさまざま。その家その家のルールがある

お年玉の額の決め方については、下記のような回答がありました。
 
「普段のおこづかいは1ヶ月、学年×100円なので、お年玉は小学生のうちは学年×1000円くらいを目安にしています。」(40代女性)
 
「幼稚園、小学生、中学生、高校生で学年が変わっても金額は統一してます。」(30代女性)
 
「最少額を5000、最高額を10000円として、学年×1000円(例:5年生未満は5000円、高校1年以上は10000円)」(30代男性)
 
「中学生まで3000円、高校生から5000円だが、その年の景気を反映させるようにしている。また、現金でなくAmazonギフト券などのポイントを渡す形にするかも検討中」(30代女性)
 
それぞれの家庭でお年玉の出し方のルールを決めているみたいですね。
 
お年玉は、あげる側にはちょっと痛い出費ですが、子どもの喜ぶ顔が見られるのはうれしいものです。日本のお正月の風物詩として、お年玉をあげられる子どもがいる幸せを感じたいものですね。
 
※株式会社Wizleap「お年玉をあげる額に関するアンケート調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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