更新日: 2020.05.27 その他

高齢者が対象の「サポカー補助金」の申請が始まりました!

高齢者が対象の「サポカー補助金」の申請が始まりました!
高齢ドライバーによる運転時の誤操作などを原因とする交通事故が社会問題化していることを背景に、高齢者の運転免許証の返納支援や免許更新時の検査制度の強化などが進められています。
 
そのような中で、2020年3月9日から65歳以上の方を対象とした「サポカー補助金」の申請受付が開始されました。ここでは、サポカー補助金の概要と申請手続きの流れなどを確認してみたいと思います。
 
高橋庸夫

執筆者:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

サポカーとは?

サポカーとは「安全運転サポート車」のことで、対歩行者衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置などに代表される先進安全技術を搭載した車のことをいいます。
 
高齢運転者による事故を防止する対策として、国と民間企業が連携してサポカーの普及啓発に取り組んでいます。

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

サポカー補助金とは?

サポカー補助金とは、自家用自動車を対象とする「安全運転サポート車普及促進事業費補助金」(経済産業省)と、事業用自動車を対象とする「安全運転サポート車普及促進に係る自動車事故対策費補助金」(国土交通省)の2つの補助金制度の総称です。
 
サポカーの新車および中古車を購入する際の「サポカー購入補助」と、保有する車に後付けで「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」を付ける場合の「購入補助」の2種類で構成されています。対象となる内容と補助金額については以下をご確認ください。

1. サポカー補助金

対象:
(1)対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ
(2)ペダル踏み間違い急発進抑制装置
 

2. 後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置購入補助

対象:ペダル踏み間違い急発進抑制装置(障害物検知機能の有無による)
 


 
いずれも対象となるのは令和2年度中に満65歳以上となる方で、同じく令和2年度中に65歳以上となる高齢運転者を雇用する事業者も含まれます。

サポカー補助金の申請から交付まで

サポカー補助金の申請から補助金交付までの流れを、サポカー購入補助の事例で示すと以下のとおりです。
 
(1)補助対象車両の登録・届出
(2)車検証の使用者(65歳以上)による補助金交付申請書類の作成
(3)次世代自動車振興センターに申請書類を郵送
(4)審査および補助金交付の決定
(5)補助金交付(振込)

 
後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置購入補助についても同様に、申請の窓口は次世代自動車振興センターになります。
 
また、装置の後付けは「認定取扱事業者の店舗等」で実施し、購入者はあらかじめ補助金相当額を控除した金額を負担するため、補助金の交付先は認定取扱事業者となります。

まとめ

最近、テレビのCMやインターネットなどでもサポカーのさまざまな機能を紹介する映像を見ることが増えてきました。そのようなときに「自分の親は大丈夫だろうか」などと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
サポカーに買い替えたり、後付けで安全装置を設置する場合に、65歳以上の方を対象としたサポカー補助金があることを教えてあげるだけでも親孝行になるのかもしれません。
 
一般社団法人次世代自動車振興センター サポカー補助金のご案内
 
執筆者:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー


 

ライターさん募集