更新日: 2020.04.10 その他

自粛中でも楽しめる家飲みのちょっとしたコツって?みんなの家飲みの予算はいくら?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

自粛中でも楽しめる家飲みのちょっとしたコツって?みんなの家飲みの予算はいくら?
新型コロナウイルス感染予防の一環として、自宅で仕事をしたり、不要不急の外出を控えたりしている人も多いかと思います。とはいえ、週末くらいはお酒をおいしく楽しみたいもの。
 
今回は、外出せずに自宅で楽しむ家飲みについて、世間の捉え方をチェックしてみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ずばり、新コロナウイルス感染症対策で外飲みの機会は減っている!

株式会社酒文化研究所が発表した、酒好きほぼ100人に聞くアンケート「家飲みをおもしろくするコツ」の結果(※1)を見ていきます。このアンケートは、インターネット上で2月6日〜10日まで行われたものです。(サンプル数116人)
 
【2月以降の外に飲みに出る機会の増減】
1位:変わらない       41%
2位:少し減った       23%
3位:とても減った      22%
4位:もともと外では飲まない 12%
5位:少し増えた        3%
6位:とても増えた       0%
 
2月頭の段階では、外飲みの機会に変化がないという人がもっとも多かったようです。ただ、「少し減った」「とても減った」という人の合計は、「変わらない」を上回っていますね。逆に増えたと回答した方は3人だけと、かなりの少数派ということになりました。
 
【新型コロナウイルス感染予防のために、参加予定の行事が中止や延期になったものの有無】
・ある 79%
・ない 21%
 
あると回答した人が、ないと回答した人の4倍近くという結果に。先ほどのアンケート結果と突き合わせると、やはり新コロナウイルス感染症対策として不特定多数の人が集う場所を避けている人が多いということがわかります。
 
いま現在、2月頭より状況は進んでいるため、外飲みの機会が減っている人はさらに増えているかもしれませんね。今年は大人数でのお花見を諦め、家で静かにお酒を楽しむ年になりました。

家飲みを楽しむちょっとしたコツとは?

自粛中でも家飲みを楽しむためには、ちょっとした工夫がおすすめです。引き続き、酒好きのみなさんの意見を見ていきましょう。
 
【家飲みをおもしろくするコツ】
1位:春らしい(季節を感じる)おつまみを用意する 46%
2位:いつもより贅沢なお酒を選ぶ         42%
3位:いつか飲もうととっておいたお酒を開けてみる 41%
4位:料理とお酒の相性にこれまで以上に気を配る  39%
5位:いろいろなクラフトビールを試してみる    31%
6位:家族そろって食事する            27%
7位:お気に入りの酒器や食器を日替わりで使う   26%
※複数回答
 
1位は、春らしいおつまみを用意する、でした。この時期ならではの食材を使用してもいいですし、春を思わせる淡くて明るい色の食材を使用してもいいですね。
 
そのほか、この機会に少し奮発して贅沢なお酒を飲んだり、いつか開けようと思って大事にしまっていたお酒を飲んだり、という人も。外出を控えて家での時間を持て余している人は、通販でとびっきりのお酒やおつまみを探してみてもいいのでは?
 
仕事の機会が減ってあまりお金を使いたくないという場合は、7位のように、家にある酒器や食器で家飲みに彩りを加えてもよさそうです。
 
そのほかにも、「惣菜や冷食でも、ねぎや三つ葉などをトッピングしてお店風にすると楽しい(50代女性)」「酒器に凝るのはとても家飲みを楽しくしますね。焼き物の猪口、ガラスの猪口、ワイングラス、コップ。
 
酒の温度帯もいろいろ組み合わせるとかなり発見があります(50代男性)」「日本酒を1本用意してヒヤ〜日向燗〜飛び切り燗までを順々に楽しむ。最後にヒヤに戻ると味わいがまったく違っておもしろい(20代女性)」など、さまざまな意見が。
 
外出自粛で家にいても、工夫次第で新鮮な家飲みが楽しめそうですね。

家飲みの予算は1ヶ月あたりいくらまで?

気になるのが、家飲みの予算。いったいみなさんいくらくらい使っているのでしょうか。次は、アサヒビール株式会社が2017年に発表した「家飲みに関する意識調査」の結果(※2)をチェックしてみましょう。
 
【1ヶ月の家飲み代は?】
1位:1000円未満     14.0%
2位:2000〜3000円未満 13.8%
3位:1000〜2000円未満 12.4%
4位:4000〜5000円未満 12.0%
5位:3000〜4000円未満 10.1%
 
回答はちょっとバラけた印象です。まとめると、3000円未満が全体の約4割、さらに全体の6割以上が5000円未満に1ヶ月の家飲み代をおさえていることがわかります。外出自粛で家飲みの機会が増えると、これより予算が増えることが予想されますが、外へ飲みに行くよりは節約できるのかもしれません。
 
せっかく外出が楽しくなる季節ではありますが、外出自粛の要請が出ている地域のみなさんは、この機会に家でおもしろく過ごす方法を見つけること自体を楽しむのもいいかもしれませんね。
 
出典
※1 株式会社酒文化研究所「家飲みをおもしろくするコツ」
※2 アサヒビール株式会社「家飲みに関する意識調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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