更新日: 2020.02.17 その他

引越しは自力で?業者に頼んだ場合と自力で済ませた場合、どれくらい費用は違うの?

引越しは自力で?業者に頼んだ場合と自力で済ませた場合、どれくらい費用は違うの?
受験シーズン真っただ中ですが、進学のほか就職など、4月からの新生活に向けて引越しを控えている方は多いのではないでしょうか。引越しといえば、業者を利用するのが当たり前でしたが、今ではレンタカーを借りて「自力」で引越す方も増えていますよね。
 
株式会社アースダンボールは、引越し経験がある全国20代~40代男女を対象に、「引越し」に関する調査を実施しました(※)。早速結果を見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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6割が引越し専門業者に頼むが、3割は業者に頼まない

まず、引越し手段を決める際にどのようなことを調べたかを聞いたところ、「料金比較」(63.5%)が圧倒的に多く、次いで「業者の良し悪し」(11.0%)、「梱包方法・運搬方法」(7.2%)、「口コミ」(5.8%)、「当日の運搬時間」(5.3%)と続きました。
 
新居が決まったら、敷金・礼金のほか、家具、家電、生活用品をそろえなければならず、新生活にかかる費用はかなりのもの。少しでも費用を抑えて引越しをしたいと考える人は多いようです。
 
次に、どのような方法で引越しをしたことがあるかと質問したところ、最も多いのは「引越し専門業者」(61.0%)で、次いで「自力」(22.0%)、「運送業者」(8.1%)、「友人知人」(7.9%)が続きました。
 
引越し専門業者に頼むのが多いのは予想通りですが、「自力」が2割以上あり、さらに「友人知人」を合わせると、3割近くが自分たちで引っ越しをすることがわかりました。
 
自力引越しを選んだ理由を聞いたところ、「できるだけ出費を抑えるため」「業者に依頼するほどの荷物の量ではなかったから」「なるべくお金をかけたくなかったから」「少しずつ好きな時間に片付けながら運べるから」といった声があがりました。
 

引越し代は業者に頼むと半数以上が5万円以上、自力の場合は9割が3万円以下

では、「自力引越し」にすると、業者に頼むよりどれくらい安く済むのでしょうか。
 
「引越し専門業者」を利用して引越しをした人に、荷物を運ぶのにかかった費用を聞いたところ、「3万円~5万円」(26.2%)が最も多い結果に。次いで「10万円以上」(22.0%)、「7万円~10万円」(18.3%)、「1万円~3万円」(15.2%)、「5万円~7万円」(14.7%)、「~1万円」(3.6%)が続きました。業者に頼んだ場合、5万円以上かかった人が5割以上いました。
 
次に、「自力」で引越しをした方に聞いたところ、最も多いのが「~1万円」(69.3%)でした。1万円もかからなかった人が7割もいるんですね。次いで「1万円~3万円」(19.7%)、「3万円~5万円」(7.1%)、「5万円~7万円」(1.7%)、「10万円以上」(1.3%)、「7万円~10万円」(0.9%)と続きました。自力で引っ越した場合は、約9割の人が3万円以下で収まったようです。
 
引越しの予算を抑える裏技を聞くと、「要らないものは捨ててなるべく自分で運ぶ」「軽トラを借りて往復するのが一番お得」「梱包も運搬も自力!大きくて運べない物は便利屋に手伝ってもらう!」「荷物が多い場合はトラックをレンタルし知人に応援を頼む!」と、車を借りて梱包も運搬も自力で行っているようです。
 

自力運搬の困りごとは重いものの運搬と人員確保

自力引越しで困ったことを聞いたところ、「家具家電の運搬」(42.0%)との回答が最も多く、次いで「人員」(17.0%)、「割れ物の梱包」(10.6%)、「梱包材の手配」(8.9%)、「車の手配」(5.5%)と続きました。重いものの運搬に一番苦労しているようですが、費用を浮かすには仕方ないですね。
 
新生活で引越しを予定している方は、これから準備することが多いでしょう。引越し業者に頼むにしても、自力で引っ越すにしても、最低限の荷物にとどめ、後で必要な物をそろえるのが、引越し費用を削減するためにいいかもしれませんね。
 
出典 ※株式会社アースダンボール「引越しに関する調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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