都内をお得に移動しよう!東京メトロのお得な一日乗車券3種類
配信日: 2020.01.25
そんなとき、お得な乗車券を使えば、かなり運賃を抑えられることがあります。本記事でその紹介をしていきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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東京メトロのお得な乗車券って?
東京メトロのお得な乗車券は、簡単に分けると、東京メトロのみの24時間乗車券、東京メトロと都営地下鉄の両方が乗れる一日乗車券、両方の地下鉄に加えて都バス、都電およびJRの一部区間が乗り放題になる東京フリーきっぷの3種類があります。
各種乗車券のサービス内容
ではそれぞれの乗車券のサービス内容を見ていきましょう。
1. 東京メトロ24時間券
大人600円、小児300円で使用開始から24時間の間、東京メトロ全線が乗り放題です。
この乗車券の特徴は、有効期間が使用開始から「24時間」ということです。ですから、地方から飛行機で来て、昼12時から利用開始した場合、翌日昼12時まで利用可能なのです。
一般的な一日乗車券は始発~終電まで有効である場合がほとんどですから、飛行機の時間にあわせて2日間にわたって観光に利用するといった場合には、非常に便利といえます。
購入については、前売り券は東京メトロ定期券売り場(一部駅除く)、当日券は各駅の券売機で購入可能ですから非常に便利です。
前売り券の場合は、購入から6ヶ月以内に利用をしないと無効となる点、当日券の場合は、購入日の終電までに利用を開始しないと無効になってしまう点は注意が必要です。
2.東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券
大人900円、小児450円で一日(始発から終電まで)の間、東京メトロと都営地下鉄全線が乗り放題の乗車券です。
24時間券と違い、こちらは始発から終電の一日ですが、300円をプラスするだけで都営地下鉄も全線利用可能になることから、朝から夕方まで観光するような場合については非常に便利です。
購入について、前売り券は東京メトロ定期券売り場(一部駅除く)および都営地下鉄駅事務所(一部駅除く)。当日券は東京メトロおよび都営地下鉄各駅の券売機で購入可能です。
前売り券の場合は、購入から6ヶ月以内に利用をしないと無効となる点は、前述の東京メトロ24時間券と同様に注意が必要です。
3.東京フリーきっぷ
大人1600円、小児800円で指定した1日の間、東京メトロ線全線、都営地下鉄線全線、都電、都バス(深夜バス・座席定員制のもの等を除く)、日暮里・舎人ライナーの全区間およびJR線の都区内区間が乗り放題になる乗車券です。
若干お値段は高いですが、都電、都バス、日暮里・舎人ライナー、JR線の都区内区間※が利用可能ですから、短い区間を多く乗り継いでいろいろなところをめぐる場合などでしたらお得です。
有効期限は購入日から1ヶ月以内の指定した1日になります。
※なお、「JR線の都区内区間」というエリアは、山手線の円内と、そこから外側に走る各線の一部で、境界となる駅を並べると、浮間舟渡、赤羽、金町、小岩、葛西臨海公園、蒲田、西大井、西荻窪より山手線側になります。
購入は、東京メトロおよび都営地下鉄各駅、日暮里・舎人ライナー各駅の券売機(一部駅除く)やJR東日本の一部指定席券売機、みどりの窓口、JR東日本訪日旅行センターで購入可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
さまざまな一日乗車券がありますが、24時間券のように特徴のあるものや値段が大人600円のものもあり、東京メトロの初乗り運賃が170円と考えると、1日で4回以上乗れば元が取れる計算になります。
交通系ICカードを使うと料金を気にしないで何となく乗ったり乗り継いだりしてしまうかもしれませんが、行き先などを考えて何ヶ所も訪れるときなどは一日乗車券類を利用してみるのも一つの知恵かと思います。
【出典】
東京メトロ「各種一日乗車券」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部