更新日: 2020.01.23 その他

温泉や銭湯にみんなはどれくらいお金を使ってる?人気の温泉地は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

温泉や銭湯にみんなはどれくらいお金を使ってる?人気の温泉地は?
毎日寒い日が続きます。寒い日には温かいお風呂にゆっくり入って身体を温めたいですね。家のお風呂ももちろんいいですが、たまには温泉や銭湯に行くのもいいですよね。
 
では、みんなは温泉や銭湯にいくらお金を使っているのでしょう?総務省統計局の調べから、二人以上の世帯の「温泉・銭湯入浴料」の支出をみてみましょう(※1)。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

北海道や東北など寒い地方が、平均より1000円以上温泉や銭湯にお金を使っている

2016年~2018年平均における「温泉・銭湯入浴料」の1世帯当たり年間支出金額は1918円でした。都道府県庁所在市および政令指定都市別にみると、青森市が4390円と最も多くなっています。
 
次いで、長野市(3577円)、札幌市(3419円)、盛岡市(3404円)、富山市(3293円)などとなっています。これをみると、北海道や東北のほか、山岳地帯や日本海側といった寒いエリアで温泉や銭湯によく行っているようです。この辺りには家の近くに天然温泉もありそうですよね。

若い人より高齢者の方が温泉や銭湯に行く。1月に最も入浴料の支出が多い

次に、世帯主の年齢別にみると、60~69歳と70歳以上で平均を上回っており、入浴料の支出が多くなっています。
 
また、支出が最も多いのは60~69歳の2385円で、最も少ない39歳以下(1360円) の1.8倍となり、約1000円の差がみられます。若い人より高齢者で温泉や銭湯を好む人が多いようです。
 
月別にみると、お正月などがある1月が、一世帯当たり199円と最も多くなっています。次いで、夏休みがある8月(193円)が続いています。
 
2016年~2018年の平均値(160円)を上回っているのは 1月、3月、5月、8月、12月と、冬休み、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みなど、休みの多い月で支出金額が多くなっています。長い休みに温泉旅行に行く人が多いのでしょうね。

男女とも箱根温泉と草津温泉が人気

では、どんな温泉地が人気があるのでしょうか。株式会社リクルートライフスタイル(本社:東京都千代田区)は、旅行サイト『じゃらんnet』会員を対象に、温泉地利用に関するアンケートを実施し、「じゃらん人気温泉地ランキング2020」を発表しました(※2)。
 
今回は「もう一度行ってみたい」温泉地男女別ランキングです。
男性では、1位「草津温泉」(1027票)、2位「箱根温泉」(932票)、3位「登別温泉」(829票)でした。
 
一方、女性では1位「箱根温泉」(1121票)、2位「草津温泉」(940票)、3位「道後温泉」(678票)となり、1位と2位は男女とも箱根温泉、草津温泉がランクインしました。
 
同発表によれば、男性は「自然に囲まれていること」、女性は「街の雰囲気」「周辺の観光スポットの充実」を重視する傾向があるとのことです。
 
まだまだ寒い日が続きます。温泉に行ってゆっくりするのもよし、温泉に行く暇もお金もない場合は、近所の温泉に行って熱~いお湯に浸かり、日頃の疲れを癒やしてみてはいかがですか?
 
【出典】
※1:総務省統計局「温泉・銭湯入浴料」の支出
※2:株式会社リクルートライフスタイル「じゃらん人気温泉地ランキング2020」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集