更新日: 2019.10.22 その他
消費税10%で銀行手数料にも変化が。メガバンクのATM手数料と振り込み手数料はいくらに?
ここではそのうちATM手数料と振込手数料における、3つの銀行の変更を比較してみたいと思います。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
ATM手数料
名称も銀行により違うので合わせて記載します。また、対象は利用したATMの銀行からの引き出しや預け入れに関するものです。取引状況による割引なども加味せず、純粋な各行が発表している手数料額を記載します。
■三菱UFJ銀行:ATM利用手数料
平日、休日を問わず8:45~21:00は無料、それ以外の時間は110円
■三井住友銀行:ATM・CD利用手数料
平日8:45~18:00は無料、それ以外の時間および休日は110円
■みずほ銀行:手数料
・平日8:45~17:59は無料、8:00~8:44および18:00~22:59は110円、それ以外の時間は220円
・土曜8:00~21:59は110円、0:00~7:59は220円、それ以外の時間は使用不可
・日曜8:00~20:59は110円、それ以外の時間は使用不可
・祝日8:00~22:59は110円、それ以外の時間は220円
3行を比べてみると、金額的には三菱UFJ銀行と三井住友銀行が安く、さらに無料の時間帯を考えると、三菱UFJ銀行が最もお得になっています。
振込手数料
こちらの条件はまず、同行同一支店内、同行他支店、他行宛ての3つの中で、ATMから現金で振り込んだ場合、および窓口から現金で振り込んだ場合の計6通りの比較をします。
■三菱UFJ銀行
■三井住友銀行
■みずほ銀行
振込手数料は別の銀行へ振り込む際の手数料額は各行とも同一ですが、同じ銀行内の支店間への振り込みの場合、みずほ銀行が一番お得といえます。また、ATM手数料では優位であった三菱UFJ銀行が最もコストがかかってしまうようになっています。
まとめ
消費税2%による上乗せは数円単位とはいえ、積み重なるとかなりの額になるといえます。特にATMを月に数回使う、という方は注意したほうがよいでしょう。また、ATMの利用手数料や振込手数料などは、メガバンクだけで比較しても若干違う部分があることが判明しました。
銀行選びをする時点から、ご自分がよくATMを利用しそうな時間や、振り込みすることが多い銀行はどこかといった利用スタイルを考えてメインバンクを決定するというのも一つの家計を守る手段といえるでしょう。
出典
三菱UFJ銀行「手数料一覧」
三井住友銀行「手数料一覧」
みずほ銀行「消費税率改訂に伴う手数料改定について」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部