更新日: 2024.09.06 その他

ママ友は教育資金を貯めるため「外食は絶対しない!」と言っています。「外食ゼロ」って私は耐えられませんが年間どのくらい貯められるものなのでしょうか?

ママ友は教育資金を貯めるため「外食は絶対しない!」と言っています。「外食ゼロ」って私は耐えられませんが年間どのくらい貯められるものなのでしょうか?
食事の準備が面倒なときや特別な時間を過ごしたいときなど、外食に出掛ける機会は多々あることでしょう。しかし、自炊と比べるとお金がかかるため、貯金を重視して外食を全くしない人もいるのではないでしょうか。外食を気分転換や楽しみの一つとする人にとって、外食なしの生活は耐えられないかもしれません。
 
本記事では、二人以上の世帯の外食にかかる月別支出金額から、外食をしなかった場合にどのくらいのお金が貯まるのか、1ヶ月あたりの外食の頻度などを解説します。その他にも記事内では、お金をかけずに外食をする方法をまとめていきます。

FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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二人以上の世帯が外食にかかる支出金額

 
総務省統計局の「家計調査」によると、二人以上の世帯で2023年の外食にかかる月別支出金額は、平均1万2653円です。あくまでも平均額ですが、外食を全くしない場合は月平均×12ヶ月で15万1836円貯まる計算です。また、年間を通した支出金額は最も高いのは8月で、次に12月、5月というように、夏休みや年末年始、ゴールデンウィークといった祝日の多い月は外食の支出金額が高い傾向にあることが分かります。
 

外食の頻度は月1回以上が62%

 
マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティング(東京都新宿区)が、全国47都道府県に在住する20~69歳の男女2500人を対象に実施した「食に関する調査(2024年)」にて、外食頻度を以下のように伝えています。

●週に1回以上:31%
●月に1回以上:62%

コロナ禍以降、外食頻度は高くなる傾向で、外食の理由で最も多かったのが「おいしいものを飲食したい」でした。外食にかかる支出を節約できれば、家計への負担がかからない、貯金に回せるなどのメリットがあります。しかし、節約効果や貯金を増やすだけでなく、自身や家族の気分転換を図ることも大切です。
 
外食ゼロにするかどうかはあくまでも個人の判断ですが、お金をかけずに外食をする方法を見つけて取り入れるなどの工夫を加えてみるのもよいかもしれません。
 

お金をかけずに外食を楽しむ方法

 
「外食したいけれど支出をおさえたい」「外食をしてもできるだけ安く済ませる方法があれば知りたい」という人は、以下の方法で食事を楽しんでみてください。

●クーポンを利用する
●貯めたポイントを使う
●外食のモニターに登録して飲食する

教育資金や住宅購入資金を貯めたいなど、目標のために外食をしない人もいるでしょう。しかし、お金をかけなくとも外食を楽しめる方法は複数あります。頻度は高くなくても月に1回などのルールを決めて外食を楽しむことを検討してみてください。
 

クーポンを利用する

 
「できるだけお金をかけずに外食したい」と考える人は、グルメサイトや雑誌などのクーポンを利用してみてください。一定の割引率が適用されたり、お得な金額で食事を楽しんだりできる場合があるからです。また、グルメサイトや雑誌などにクーポンがない場合は、お店の公式サイトやアプリなどで会員限定クーポンを配布しているかどうかをチェックしましょう。
 

貯めたポイントを使う

 
ポイ活で貯めたポイントをはじめ、お店のポイント会員になって貯めたポイントを食事代に充てて使うのもお金をかけずに外食する方法の一つです。普段の買い物などで、ポイントを貯める機会は多々あります。ポイントをコツコツと貯めておき、目標のポイント数に達したら外食をするというルールを決めてもよいかもしれません。
 

外食のモニターに登録して飲食をする

 
外食をする際にチェックしてほしいのが、モニター調査です。特定のお店で食事をして、レシートやアンケートを提出するだけで食事が50%オフできたり、謝礼としてお金がもらえたりします。外食はしたいけどお金をかけたくない人にとって、有効活用したいサービスでしょう。
 

外食ゼロにしなくても貯金ができるような取り組みをしよう

 
外食にお金をかけなければ、年間の目安として15万円程度は貯金に回せる可能性が高いです。しかし、もともと外食好き、食事を用意しない時間を大切にしたいと考える人は、いきなり外食ゼロにするのは耐えられないでしょう。教育資金や住宅購入資金のためにまとまった費用を貯めておくのも方法の一つですが、節約をして貯金を増やすための工夫をするなど、生活のなかの知識を加えながら外食を楽しんでみてください。
 
その他にも、クーポンやポイントの利用、外食のモニターに登録などの方法で費用の節約は期待できます。あらかじめ貯金額を設定し、ルールを設けて外食を楽しみましょう。
 

出典

総務省統計局 家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 2023年
総務省統計局 家計調査(家計収支編) 時系列データ(二人以上の世帯)
株式会社クロス・マーケティング 食に関する調査(2024年) 外食・食意識行動編
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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