更新日: 2023.03.29 その他
「子どもをアイドルにしたい…!」 実際にデビューするまでどれくらい費用がかかる?
この記事では、アイドルとして実際にデビューするまでにかかる費用を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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アイドルになるための方法は?
アイドルになるためには、「養成所に通う」「オーディションを受ける」といった方法があります。
日本には芸能プロダクションや劇団が運営する養成所が多くあり、ダンス・歌・演技などの本格的なスキルを学ぶことができます。養成所は「アイドルとしてのスキルを学ぶ場」であるため、所属しているからといって、誰もがデビューできるわけではありません。
養成所から芸能プロダクションに引き抜かれたり、オーディションを受けて勝ち抜いたりすることで、ようやくアイドルとしての活動がスタートできます。日本のアイドルは20歳までにデビューをするケースが多いため、子どもをアイドルにしたければ、できるだけ早く行動することが大切です。
養成所の費用はどれくらい?
児童劇団の名門といわれている東京の某俳優養成所では、入所費として15万4000円がかかります。6~12歳の小学生を対象とした児童部では、研究費(月謝)として毎月2万6125円が必要です。
費用は養成所によってさまざまですが、入学時に10万~20万円、月謝として1万~3万円程度が相場となっています。ピアノや水泳といった習い事と比べると、養成所に通う費用は高額となる傾向です。
入学金20万円、月謝2万円の養成所に5年間通ったうえでデビューできたとすると、費用の総額は140万円となります。また、大手の養成所の場合、入学するためのオーディションが開催されており、合格者のみがレッスンに参加できます。
オーディションなしで通える養成所もありますが、「費用ばかりかかってデビューが見えてこない」といったことにならないよう、デビューの実績などを確認したうえで選ぶことが大切です。
オーディションだとデビューまでの費用はかからない?
本格的なスキルを学ぶ養成所に通わなくても、オーディションに通過できればアイドルとしてデビューができます。
オーディションでは参加費・選考費はかかりませんが、会場までの交通費・宿泊費は自己負担となります。オーディションは東京で開催されることも多く、選考のたびに上京するとなれば、交通費・宿泊費の出費は増えていきます。
オーディションでのデビューを目指している場合でも、交通費・宿泊費などの費用は必要です。
デビューするための費用は本気度で大きく変わる
歌もダンスもできるアイドルとしてデビューしたいのであれば、研修所に通って本格的なスキルを学ぶ必要があるため、100万円以上の出費を想定しておきましょう。
一方で、アイドルとして活動している人のなかには、スカウトされてほとんど費用の負担もないままデビューしたケースもあります。
お金をかけたからといって必ずしもデビューできるわけではありませんが、本気でアイドルを目指すほど、かかる費用は増えていきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部