更新日: 2023.03.09 その他

軽自動車のナンバーはもう「白くできない」? 柄入りに変更は可能?

軽自動車のナンバーはもう「白くできない」? 柄入りに変更は可能?
軽自動車のナンバープレートを白にしたいと考えているものの、そのような方法はあるのか気になっている人もいるかもしれません。本記事ではそのような人に向けて、軽自動車のナンバープレートは白にできるのかどうか、白に変える場合の注意点などについて解説します。
 
この記事を読むことで、軽自動車のナンバープレートを白くしたい人は疑問が解消できるでしょう。

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FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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軽自動車のナンバープレートは白くできるのか


一般的に自家用軽自動車のナンバープレートは黄色です。ナンバープレートを白くしたい場合は、「特別仕様ナンバープレート」を装着することで色を変えることができます。
 
特別仕様ナンバープレートはイベント促進や周知活動などを目的として発行されるものです。以前はラグビーワールドカップ2019や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を記念して作られた「特別仕様ナンバープレート」に変更すれば、軽自動車でもナンバープレートを白色にすることができました。
 
しかし、変更可能な期間を過ぎているため(2021年9月に申込受付を終了)、現在ではナンバープレートを白色に変更することはできません。
 
なお、国土交通省は前出の特別仕様ナンバープレート以外に、「図柄入りナンバープレート」を交付しています(全国共通版と地方版)。純白ではありませんが、全面的に黄色1色ではないナンバープレートを取得することは可能です。地域によって異なりますが、軽自動車のナンバープレート販売料金は2枚セットで8000円前後です
 
また、以前は小さなロゴのみが描かれている特別仕様ナンバープレートもありましたが、今は背景が白色であっても色枠が追加されたナンバープレートになっているため、真っ白なナンバープレートを軽自動車に付け替えることは難しいでしょう。
 
なお、色付きのナンバープレートの場合でも、ナンバーフレームを活用することで色枠をなるべく目立たせないようにすることもできるため、ナンバープレートの色が気になる人はそのような工夫をするのも一つの方法です。ナンバーフレームに関してですが、2021年4月以降は基準が厳格化されたため、取り付ける場合はその基準を満たしているかどうか確認しましょう。
 

軽自動車のナンバープレートを白にする際の注意点とは

軽自動車のナンバープレートを特別仕様ナンバープレートに交換する際、すでにナンバープレートが車に付いている場合は、ナンバープレートを換えても指定番号を選ぶことができない点に注意が必要です。
 
また、特別仕様ナンバープレートはナンバープレート上の文字や数字が光る仕様になっていないことにも留意しましょう。「光るナンバープレート」を装着したい場合には特別仕様ナンバープレートは適していません。このほかにも、白色のナンバープレートを付けていることで小型乗用車に間違われる可能性もあるかもしれません。
 
有料道路や高速道路を利用する際に、ETC車載器が使える場合は問題ありませんが、一般レーンで支払う場合、車種を見間違えた係員から小型乗用車に対する料金を請求される恐れもあるでしょう。
 
ナンバープレートが付け替えられていても軽自動車であることに変わりはありません。特別仕様ナンバープレートである旨を伝えるか、車検証を見せることで軽自動車であることを証明できるので、高い料金を払うことになるのではないかという心配は不要です。
 

軽自動車は限られた期間しかナンバープレートを白くできない

本記事で紹介したように軽自動車が白色のナンバープレートを装着するためには、特別仕様ナンバープレートの交付期間内に申し込む必要があります。現在では白色のナンバープレートを付けることはできませんが、ナンバーフレームを活用するなどで、できるだけシンプルなナンバープレートに変えることが可能です。
 
なお、特別仕様ナンバープレートにする際は、本記事で紹介した注意点に留意しながら申し込みましょう。
 

出典

国土交通省 全国版図柄入りナンバープレート
国土交通省 地方版図柄入りナンバープレート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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