最終更新日: 2020.05.08 公開日: 2020.05.09
暮らし

「ちょっと借りる」が一番怖い! 借金の前に知っておきたいこと

例年新年度の始まる4月は、支出の増える時期です。新生活や新学期に伴い新調するモノが多かったりして、気がつけば、お金が足りなくなることも。こんな時どうしますか。「ちょっと借りる」でピンチを脱出する前に、支出の見直しがお勧めです。
 
宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

詳細はこちら
宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

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手軽に借りることができるのでリピート化

ちょっと借りて急場をしのごう……こんな時に利用しやすいのは、カードローンです。保証人も不要でスマートフォンで手続きが完結しますので、とても手軽に使えます。店舗への来店が不要なので、好きな時間に申し込みができます。審査も最短30分でスピーディーです。
 
借入も返済もコンビニのATMで行えます。銀行口座からお金を引き出すのと、動作は変わりません。誰にも知られることなく借入ができる手軽さが、実は後々の返済を危うくする危険があります。
 
対面取引なら、借りることの後ろめたさが借金の抑止力になるのですが、簡単な操作だと借入が常習化してしまう恐れがあります。
 
昨今のキャッシュレス化も、収支のバランスが崩れた時は用心が必要です。スーパーでの日常的な買い物も、カードや○○ペイでの支払いが普通になってきています。還元セールなどの恩恵を受けることができますので、上手に使えばお得で便利です。
 
支払いの期日になって、銀行の残高不足となると、“あとからリボ”のように支払方法を変更することが考えられます。
 
短期間で完済できれば良いのですが、こちらも常習化してしまうと「返しても返しても完済できない」事態に陥ってしまいます。いくら借りているのかも分からなくなってしまうと収拾がつきません。“借りたらなるべく早く返済する”が肝心です。

借りる前に現状を整理してみる

先日、借入のご相談がありました。毎月の収支バランスが崩れているので、自宅を担保にして改善したいということでした。リバースモーゲージの利用は悪いことではありませんが、利用の前に現在の収支状況を知ることが先決です。
 
具体的にどうなっているのかを洗いだすことになりました。当初「毎月3万円程度の不足だと思う」という自己申告だったのですが、精査してみると、計算上の収支はプラスマイナスゼロ。
 
あくまで計算上なので、本気で節約に取り組んで様子を見ることになり、借入 は取りやめになりました。スマートフォンのプランの見直しや自分のお小遣いの削減などは即座に取り組める項目です。
 
同時に20年分のキャッシュフロー表を作ってみると、今のうちに家計をスリム化しておく必要性が可視化されました。
 
自分のお金の流れを整理することで思っていたほど赤字がないことが分かると、前向きになれます。ちょっと節約すれば大丈夫、と自信にも繋がります。
 
今回の一件は、ご夫婦で将来の生活設計を確認するきっかけになったそうです。「逃げずに前に進めて行きます」と感想をいただきました。

なるべく少なく借りて早く返す

新型コロナウイルスの影響で、経済の落ち込みが懸念されています。街が閑散として自宅にこもることが増えていますので、飲食店をはじめ物販も製造業も……悪循環は広がっています。
 
数ヶ月前までは人手不足だったのに、自宅待機となってパート収入が減ってしまった、ということが現実におきています。このままでは、貯金を取り崩すだけでは賄えなくなり、借金に頼ることが想定されます。
 
緊急の事態ですので、乗り切らなければなりません。まさに“ちょっと借りる”場面です。
 
もし、借りなければいけない状況になった場合は、「なるべく借入金は少なめに」そして「なるべく早く返済する」は、当たり前のことですが、やはり大事なことなので念頭において欲しいところです。
 
執筆者:宮﨑真紀子
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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