最終更新日: 2019.08.30 公開日: 2018.06.29
暮らし

みんなはいったい何歳でいくらのマイホームを買ってるの?

マイホームは人生における最も大きな「財産」といっても過言ではありません。「マイホーム」を人生の目標として、仕事や節約のモチベーションにする人もいるかと思います。
 
マイホームを持ちたいと考える人であれば、他の人がどのくらいの年齢で購入しているのか、購入資金がどれくらいか、というところは気になりますよね。
 
今回は「分譲戸建住宅(新築の戸建)」「分譲マンション(新築マンション)」「中古マンション」それぞれの住居形態を、購入者のデータから比較してみましょう。
 
なお、調査対象は三大都市圏となっています。
参考資料:国土交通省「平成29年度住宅市場動向調査報告書」
 
FINANCIAL FIELD編集部

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住宅購入時の世帯主の年齢は、30代・40代が最も多い

住宅別に、住宅購入時の世帯主の年齢を見てみましょう。
 
「分譲戸建住宅」の世帯主の平均年齢は39.6歳。30歳代が最も多く、全体の約半数を占めます。次に多いのは40歳代で25.3%です。
 
「分譲マンション」の世帯主の平均年齢は44.1歳。こちらも30歳代が最も多く、全体の38.6%を占めます。その次に多いのが40歳代で26.4%です。
 
「中古マンション」の世帯主の平均年齢は47.2歳。40歳代が最も多く29.5%。次に多いのが30歳代で25.6%となりました。
 
どの住宅も30代、40代で購入する人が多いようです。中でも比較的若い世代は新築の住宅を購入しています。中古マンションは、それよりも購入者の年齢層が高い傾向にあることがわかりました。
 

マイホームからの平均通勤時間は40分程度。「分譲戸建住宅」は住み替え前より通勤時間が長くなる傾向

マイホームからの通勤時間は、「分譲戸建住宅」が片道分平均で45.2分。「分譲マンション」が片道分平均で42.5分。「中古マンション」が片道分平均で43.9分という結果となりました。
 
いずれも通勤時間に大きな差は見られませんが、住み替え前の平均通勤時間と比較すると「分譲戸建住宅」は住み替え後に、平均通勤時間が数分長くなっています。
 
「分譲マンション」「中古マンション」は数分短くなっていることがわかりました。
 

1世帯あたりの居住人数は「分譲戸建住宅」で4人、「分譲マンション」で3人、「中古マンション」で2人の回答が最も多い

1世帯あたりの平均居住人数を見てみましょう。
 
「分譲戸建住宅」の平均居住人数は3.5人。「4人」の回答が最も多く、全体の4割を占めます。「分譲マンション」の平均居住人数は2.9人。
 
こちらは「3人」の回答が最も多く34.7%でした。「中古マンション」の平均居住者人数は2.8人。「2人」の回答が最も多く32.5%となりました。
 
居住者の平均人数は、分譲戸建住宅が最も多く、中古マンションが最も少ないということがわかりました。
 

住宅別の平均世帯年収は「分譲マンション」が最も高く798万円

住宅別の世帯年収を見てみましょう。
 
「分譲戸建住宅」の平均世帯年収は701万円。「600万円以上800万円未満」の世帯が最も多く、全体の約3割を占めます。次に多いのが「400万円以上600万円未満」で28.0%でした。
 
「分譲マンション」の平均世帯年収は798万円。こちらも最も多いのが「600万円以上800万円未満」で22.7%。次に多いのが「400万円以上600万円未満」で21.3%でした。
 
「中古マンション」の平均世帯年収は632万円。最も多いのが「400万円以上600万円未満」で31.2%。次に多いのが「600万円以上800万円未満」で17.5%となりました。
 
平均世帯年収は「分譲マンション」が最も高く、「分譲戸建住宅(新築の戸建)」と比べると約100万円近い差があります。また、「中古マンション」と比較すると、166万円もの差があることがわかりました。
 

マイホーム購入の平均購入資金は「分譲マンション」が最も高く4192万円。自己資金の平均額はどの住宅も1000万円以上

マイホーム購入の際の、借入金と自己資金を見てみましょう。
 
「分譲戸建住宅」の平均購入資金は3840万円。そのうち借入金は2827万円、自己資金は1014万円でした。自己資金比率は26.4%です。
 
「分譲マンション」の平均購入資金は4192万円。そのうち借入金は2396万円、自己資金は1796万円。自己資金比率は42.8%です。
 
「中古マンション」の平均購入資金は2393万円。そのうち借入金は1166万円、自己資金は1227万円となりました。自己資金比率は51.3%です。
 
「分譲マンション」の平均購入資金が最も高いという結果になりました。どの住宅形態でも、平均で1000万円以上の自己資金を用意していることがわかります。
 

住宅ローンの返済期間。「分譲戸建住宅」「分譲マンション」は30年前後。「中古マンション」は24.7年

住宅ローンの返済期間と年間返済額を見てみましょう。
 
「分譲戸建住宅」の平均返済期間は30.7年。年間返済額の平均は119.2万円。
 
「分譲マンション」の平均返済期間は29.7年。年間返済額の平均は123.1万円。
 
「中古マンション」の平均返済期間は24.7年。年間返済額の平均は96.4万円となりました。
 

まとめと見解。住居形態ごとにみられる傾向とは?

マイホームの購入に関して、データから背景を読み取るのはなかなか難しいものですが、見解をまとめます。
 
まず「分譲戸建住宅」。新築の戸建物件のことです。
 
「分譲マンション」「中古マンション」よりも購入者の年齢層が低めという結果になりました。若くしてマイホームを持つ人の中には、「戸建願望」が強い人が多いという可能性も考えられます。
 
さらに、住み替え後に平均通勤時間がわずかに長くなっていることがわかりました。今回参考にしたデータにおいて、分譲住宅は三大都市圏を調査対象としています。
 
都市部では土地価格が高いことも多く、戸建を建てるにはかなりの金額がかかります。そのため、郊外に家を建てる選択をする人が多いのではないでしょうか。
 
次に「分譲マンション(新築マンション)」です。世帯年収も購入資金も、他の2つと比べて高いという結果でした。
 
新築戸建よりも購入時の年齢層が比較的高く、自己資金比率も42.8%。十分にお金を貯めてから購入する層が多いことが伺えます。
 
平均居住人数は「3人」という回答が最多。これも、「4人」の回答が多い「分譲戸建住宅」より、自己資金に余裕がある理由のひとつかもしれません。
 
また、近年では高層マンションの増加で、価格の高いマンションが増えました。これも分譲マンションの平均購入資金が高い一因ではないかと思います。
 
最後に「中古マンション」ですが、こちらは世帯年収も購入資金も、他の2つと比べて低いという結果でした。平均居住人数は「2人」の回答が最多です。
 
購入時の年齢層が高いため、子供が独り立ちした後に、夫婦で購入するパターンも多いのではないかと思います。自己資金比率は3つの中で最も高く、満を持してから購入する人が多いようです。
 
マイホームを購入したいと考えている人は、こちらのデータを指標に目標設定してみてはいかがでしょうか。
 
Text:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
 

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