更新日: 2020.05.25 その他

外資系でも米系と英系では振る舞いかたが違う

執筆者 : 柴沼直美

外資系でも米系と英系では振る舞いかたが違う
筆者は外資系といっても金融関係のみです。

今は時代背景も違っていて日系でもフレックスや裁量労働制が当たり前のように採用されているので、国籍による企業風土の違いは徐々に薄れて生きているかもしれませんが、「外資系で力を試したい」と考える人の参考にご紹介したいと思います。
柴沼直美

執筆者:柴沼直美(しばぬま なおみ)

CFP(R)認定者

大学を卒業後、保険営業に従事したのち渡米。MBAを修得後、外資系金融機関にて企業分析・運用に従事。出産・介護を機に現職。3人の子育てから教育費の捻出・方法・留学まで助言経験豊富。老後問題では、成年後見人・介護施設選び・相続発生時の手続きについてもアドバイス経験多数。現在は、FP業務と教育機関での講師業を行う。2017年6月より2018年5月まで日本FP協会広報スタッフ
http://www.caripri.com

 

米系はアグレッシブ、自分のスキルを徹底的に発揮

 
米系での印象は、想像通りだと思いますが、アグレッシブという言葉通り、自分のスキルやネットワークなどの強みを思う存分発揮できる職場と言えるでしょう。

日系企業であればどうしても「合議制」「チームプレイ」が重視されますので、スタンドプレーが過ぎると仕事の内容もさることながら、同僚やチームの中での目に見えない軋轢が発生します。これは目に見えないだけに収束が難しく、徐々に居場所が見つけられなくなる可能性も考えられます。

他方米系では「いかに自分が会社の利益に貢献しているか」を魅せることが大事なのでスタンドプレーは当たり前というより必須と考えていいかと思います。

 

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英系は米系と日系の中間的立ち位置

 
英系は日系ほどではありませんが、米系に比べるとかなりチームワークを重視する傾向にあるといえるでしょう。会社や部内でのパーティーや懇親会の時に顕著に違いが観察できるでしょう。

米系では、意味がないと思えば、堂々と帰宅します。またそれを見ているほかの従業員も「彼は会社の利益への貢献度があり、そこさえ崩れなければ他は何をしてもいい」という感じで黙認されます。

英系では、そこは「1つの儀式」として和やかに全員が出席します。チームに喧嘩を売るような理由で退出することはありません。

日系では、海外出張中等物理的に不可能という理由でない限り「出席しない」というのはまず選択肢にはないですね。
 

それでも共通して重要なのはパフォーマンス貢献度

 
このように国によって企業風土が違うのは当然のことかもしれません。企業利益に貢献するためにパフォーマンスを発揮するということはどこも同じです。
 
発揮の仕方が「イケイケどんどん」なのか「右見て左見て足並み揃えて」なのかというところではないでしょうか。

 

 
Text:柴沼 直美(しばぬま なおみ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者
日本証券アナリスト協会検定会員、MBA(ファイナンス)、
キャリアコンサルタント、キャリプリ&マネー代表