商社に入社した息子が「年収1億円を超えるぞ」と燃えています。「年収1億円以上」の人の「割合」はどのくらい? 1億円以上稼げる可能性がある「職業」とは?
配信日: 2025.06.15

そこで今回は、年収1億円以上稼いでいる人の割合や高所得になれる可能性のある職業についてご紹介します。

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年収1億円以上稼いでいる人はどれくらい?
国税庁「令和5年度 申告所得税標本調査結果」によると、年収1億円以上稼いでいる人数は、約2万8000人です。申告納税者の総数は668万人のため、年収1億円以上稼いでいる納税者は全体の0.4%となります。
収入源は事業や不動産、給与などさまざまであり、どのように1億円を稼いでいるかは人によって異なるようです。
なお、最も割合の多い所得階級層は、300万円超500万円以下の層で22.7%です。人数にすると約152万人となり、年収1億円の層と比較すると約54倍の人数になります。このことから、年収1億円以上稼いでいる人の割合は非常に少ないといえるでしょう。
年収1億円稼げる可能性がある職業は?
年収1億円稼げる可能性がある職業には、以下のような仕事が考えられます。
・経営者
・医師
・弁護士
・税理士
・投資家
・芸能人
・スポーツ選手
これらの職業は必ずしも1億円稼げるとは限りませんが、自身の働き方次第では稼げる可能性もあります。医師や弁護士、税理士などは、難易度の高い国家資格を必要とし、専門的な知識を求められる点から、高収入を狙いやすいようです。
また、芸能人やスポーツ選手など、特別な職業も年収1億円稼げる可能性があります。例えば、ドジャースに所属する大谷翔平選手の年俸は約3億円といわれています。さらに、スポンサー契約を結んでいる企業からの収入も含めると151億円程度になるといわれており、一般的な職業では考えられない年収です。
さらに、人によっては投資で1億円を達成しているような方もいるため、稼ぎ方はさまざまでしょう。
年収1億円以上稼いでいる人は約2万8000人で稼ぎ方もさまざま
日本では、年収1億円以上稼いでいる方が、約2万8000人おり、納税者全体の0.4%です。最も多い300万円超500万円以下の層と比べると、非常に少ない割合だといえます。
また、年収1億円を稼げる可能性のある職業は専門性の高さや特別感のある職業が多い傾向にあります。自身で経営を行っている方のなかにも1億円を達成する方はいるようです。必ずしも年収1億円を稼げるとは限りませんが、自身の努力や働き方によってはかなえられるかもしれません。
出典
国税庁 令和5年分申告所得税標本調査結果-調査結果報告-
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー