年収「1000万円」超の人は「日本」に何%いる? 稼げるのはどのような「職業」なの?
配信日: 2025.06.14

今回は、日本で年収1000円超の人の割合を始め、稼げる職業を解説します。

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目次
日本の年収「1000万円」超の人の割合
国税庁の「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」によれば、日本で年収1000万円超の人は5.5%を占めています。年収の分布を以下の表1にまとめました。
表1
年収 | 割合 |
---|---|
100万円以下 | 8.1% |
100万円超~200万円以下 | 12.3% |
200万超円~300万円以下 | 14% |
300万円超~400万円以下 | 16.3% |
400万円超~500万円以下 | 15.4% |
500万円超~600万円以下 | 10.8% |
600万円超~700万円以下 | 7.1% |
700万円超~800万円以下 | 4.9% |
800万円超~900万円以下 | 3.2% |
900万円超~1000万円以下 | 2.3% |
1000万円超~1500万円以下 | 4% |
1500万円超~2000万円以下 | 0.9% |
2000万円超~2500万円以下 | 0.3% |
2500万円超 | 0.3% |
※国税庁「令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-」を基に筆者作成
上記の表からは、年収1000万円を超える人の割合の内訳も確認できます。年収1000万円超で2000万円以下の人の割合は4.9%、年収2000万円超に至っては0.6%です。年収が2000万円を超えている人は、約170人に1人という計算になります。
年収「1000万円」超を稼げる職業
年収1000万円超を稼げる可能性がある職業は、下記の通りです。
●経営者
●パイロット
●医師
●弁護士などの士業
パイロットには操縦技術や危機管理能力が求められます。人の命を預かる仕事のため年収も高くなる傾向がありますが、医師にも同じことがいえるでしょう。
パイロットや医師と同じく、弁護士などの士業にも国家資格が必要です。士業には、司法書士や社会労務士、税理士、土地家屋調査士などがあります。
パイロットや医師、士業などは専門性の高さから、年収1000万円を超えるケースが少なくないと考えられています。
年収を上げる4つの方法
年収を上げる方法としては、下記の4つなどが挙げられます。
●昇進や昇給を目指す
●資格を取得する
●スキルを磨く
●副業や投資を始める
一般的に、管理職へ昇進すると年収は上がる傾向があります。そのため、実績を残し昇進を目指すのもよいでしょう。
また、企業に資格手当の制度がある場合、特定の資格を取得することで手当てがつくこともあるでしょう。資格の保有により任される業務の幅が広がり、収入アップにつながることがあるかもしれません。
さらに、専門スキルやコミュニケーションスキルを磨くことで社内や取引先からの評価が高まり、年収アップにつながる可能性があります。
本業以外に副業や投資を始めることも、年収を上げる方法の1つです。近年はインターネットの普及により、自宅での副業やスマホでの投資を始めやすくなっているため、挑戦してみるのもよいでしょう。
年収「1000万円」超の人は5.5%! 経営者・パイロット・医師・士業などは年収が1000万円に届きやすいとされる
年収1000万円超の人は全体の5.5%です。年収1000万円を稼げる可能性がある職業としては、経営者・パイロット・医師・士業などがあげられます。
年収1000万円超を稼げる職業が気になる人は、こちらの内容を参考にしてください。
出典
国税庁 令和5年分民間給与実態統計調査-調査結果報告-
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー