更新日: 2024.02.02 年収

彼に「年収1000万円は稼いでほしい」と言われました…それだけ稼いでる女性はどのくらいいるのでしょうか?

彼に「年収1000万円は稼いでほしい」と言われました…それだけ稼いでる女性はどのくらいいるのでしょうか?
女性がパートナーに年収1000万円は稼いでほしいと言われた場合、年収1000万円以上を稼ぐ女性はどれくらいいるのか気になるでしょう。
 
また、実際に年収1000万円以上を稼ぐ女性は、どのような職業なのかも気になる方もいらっしゃるかもしれません。
 
今回は、年収1000万円以上稼いでいる女性の割合と併せて、平均給与が高い職業をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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年収1000万円以上稼いでいる女性の割合は?

国税庁が行った令和4年分の民間給与実態統計調査では、女性の給与所得者は2151万人と発表されています。
 
そのなかで年収1000万円以上を稼ぐ女性は、30万6000人だったことが分かりました。
 
すなわち年収1000万円以上の女性は、全体の約1.4%になります。
 
このような結果から、年収1000万円以上を稼いでいる女性は、非常に少ないといえるでしょう。
 

年収1000万円以上を稼ぎやすい職業とは?

同調査で14種類に分類された業種のうち、平均給与が最も高かったのは、「電気・ガス・熱供給・水道業」で年収800万円超の方が43.5%いらっしゃいました。
 
次いで平均給与が高かったのは「金融業・保険業」で、28.1%の方が年収800万円超えであったことが分かっています。
 
「電気・ガス・熱供給・水道業」と、「金融業・保険業」の業種の内訳は表1の通りです。
 
表1

業種名 業種の内訳
電気・ガス・熱供給・水道業 電気業、ガス業、熱供給業、水道業
金融業・保険業 銀行業、協同組織金融業、貸金業、クレジットカード業等非預金信用機関、金融商品取引業、商品先物取引業、補助的金融業等、保険業

※国税庁 長官官房 企画課「令和4年分 民間給与実態統計調査」を基に著者作成
 
したがって女性が年収1000万円以上を稼ぐためには、表1の業種に就くことを検討してみるのもいいでしょう。
 

企業規模や勤続年数も年収に関係あり

同調査を見ると、企業規模が大きくなるほど、年収1000万円以上を稼ぐ女性が増えている傾向があります。
 
例えば、資本金が2000万円~1億円未満の株式会社では、年収1000万円超1500万円以下の女性が0.5~0.6%でした。
 
しかし資本金が1億円以上10億円未満の株式会社で0.9%、10億円以上の株式会社で2.7%まで上昇しています。
 
さらに勤続年数1年~4年から30年~34年まで、勤続年数に比例して年収も右肩上がりになっています。
 
前項でご紹介した業種に就くことに加え、可能な限り規模が大きい企業で、長く働くことが年収1000万円稼ぐ現実的な方法といえるでしょう。
 

年収1000万円以上を稼いでいる女性は少ない

年収1000万円以上を稼ぐ女性は、全体の約1.4%と非常に少ないことが分かりました。
 
そのなかで年収1000万円以上を稼ぐためには、できるだけ給与が高い業種に就くことがポイントの一つといえるでしょう。
 
また企業規模や勤続年数も、高年収につながっている傾向があります。
 
いずれにしても、年収1000万円を稼ぐには長年働き、着実にスキルアップする必要があるといえます。
 
将来的に年収1000万円以上を稼げるように、努力をしていきましょう。
 

出典

国税庁 長官官房 企画課 令和4年分 民間給与実態統計調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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