しかし、会社から給料としてもらえるお金はすべてが使えるわけではなく、社会保険料などが天引きされた金額が使用可能になります。結果として、自分で想像していたよりも、使えるお金が少ないと感じる新社会人は少なくありません。
本記事では、社会保険料などが、月給20万円からどれくらい引かれるかについて解説します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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月給20万円から、どれくらいの金額が引かれるのか
一般的には、会社が提示している給料を額面給料と呼び、社会保険料などが天引きされて支給される金額を手取り給料と呼びます。
手取り給料は、額面給料の8割程度とされているため、月給20万円ならば、手取り給料は約16万円程度です。額面給料から天引きされる社会保険料の内訳として、所得税などの税金や国民年金・厚生年金の年金保険料などが挙げられます。
社会保険料などは、国から支払いが義務付けられているため、自分の額面給料が低いから支払わないということは、原則としてできません。支払い内容は、全国民で一律の保険料支払いになる国民年金から、標準報酬月額などによって支払い額が変動する厚生年金など、さまざまです。
また、住民税や所得税は、前年の所得などによって決定されます。
人によっては、自分で自由に使えるお金が少なくなって不満を感じるかもしれませんが、老後生活を安定させるための年金や、体調が悪くなった際に使用できる健康保険料などが主となります。自分になにか問題が発生した際のセーフティネットになるものもありますので、支払うだけの意味は十分にあるでしょう。
ただし、新社会人は、基本的に前年度の所得が発生していないので、初年度は住民税の支払いはないケースが多いようです。継続して働いていれば、2年目からは住民税の支払いが発生するため、1年目よりも手取り給料の額は少なくなります。
給与明細で自分の手取り給料を確認する
社会保険料などで、どれくらいの金額が給料から天引きされるかははっきりと分かりませんので、前もって人事部や経理部に確認するか、後からでもいいならば、給与明細を確認してみましょう。一般的に、給与明細には詳しい内訳が記載されているため、自分がどれくらい天引きされているかについては把握できます。
分からない点があれば、会社の担当部署に質問して、自分が納得できるようにしておきましょう。また、どれくらいの金額が天引きされるかは、毎年変動するため、年度が変わったタイミングなどで、給与明細の内訳を確認することをおすすめします。
天引きされる額を把握していないとどうなる?
もしも、新社会人になるタイミングで一人暮らしを始めたならば、天引きされる額を把握していないと、大きなトラブルにつながるおそれがあります。
例えば、額面給料の全額を使用できると考えて、本来の支払い能力では厳しい部屋などを借りてしまうと、毎月の支払いが難しくなるでしょう。一人暮らしでは、家賃だけではなく、食費や通信費、水道光熱費などの支払いもしなければなりません。
新社会人になったら、給料を全額使用できると考えるのではなく、手取り給料についてしっかりと把握したうえで、行動することが大切です。また、奨学金などを借りている場合には、特に注意が必要になります。近いうちに奨学金の返還が始まることも、頭に入れておきましょう。
まとめ
新社会人で働き始める際には、給料から社会保険料などが天引きされる点を理解して、実際に自分が使用できる金額を把握しておくことが求められます。把握できていない状態で行動してしまうと、支払いができずに、思わぬトラブルに発展するかもしれませんので、十分に注意するようにしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー