本記事では、プロ野球選手の最新の最高・最低年俸から、あまり知られていない、プロ野球界の協約について解説します。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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プロ野球選手の平均年俸は4312万円だが、チームによって差がある
2022年度における、日本プロ野球選手の平均年俸は4312万円ですが、以下の表に示すように、年俸は球団によって差があります。
【2022年度 12球団平均年俸】
順位 | 球団 | 支配下公示 |
---|---|---|
1位 | ソフトバンク | 7002万円 |
2位 | 巨人 | 6632万円 |
3位 | 楽天 | 6035万円 |
4位 | 西武 | 4330万円 |
5位 | ヤクルト | 4050万円 |
6位 | オリックス | 3922万円 |
7位 | DeNA | 3732万円 |
8位 | 広島 | 3693万円 |
9位 | 阪神 | 3456万円 |
10位 | 中日 | 3118万円 |
11位 | ロッテ | 3077万円 |
12位 | 日本ハム | 2817万円 |
※日本プロ野球選手会「2022年シーズン 年度別平均年俸比較」を基に、筆者作成
1位のソフトバンクの7002万円に対して、12位の日本ハムは2817万円と、その差は約4000万円。年俸の決定には、選手個人の評価に加えて、球団の資金力も影響すると考えられます。
2023年の最高年俸TOP5は全員6億円オーバー
2023年のプロ野球選手の最高年俸は、ソフトバンクのロベルト・オスナ選手で、推定6億6500万円です。年俸TOP5を見てみると、全員が6億円を超えています。
【2023年度 年俸TOP5表】
順位 | 選手名 | 所属 | 推定年俸 |
---|---|---|---|
1位 | ロベルト・オスナ | ソフトバンク | 6億6500万円 |
2位 | 山本由伸 | オリックス | 6億5000万円 |
3位 | 柳田悠岐 | ソフトバンク | 6億2000万円 |
4位 | 坂本勇人 | 巨人 | 6億円 |
5位 | 村上宗隆 | ヤクルト | 6億円 |
※筆者作成
最低年俸は契約形態によって異なる
日本プロフェッショナル野球協約の第89条により、年俸には“最低保障”が定められています。
保障額は、1軍選手で1600万円、支配下選手で420万円、育成選手で240万円と、契約形態によってさまざまです。年俸が1600万以下の選手でも、1軍の試合に出場登録されるごとに、日割りで差額分が支払われます。
さらに、1軍の試合に150日以上出場登録されれば、年俸1600万円が保証されます(日本プロフェッショナル野球協約第89条の2)。
プロ野球選手の年俸はどのように決まる? 査定方法は?
プロ野球選手の年俸は、選手の成績やプレーを査定員がポイント化し、その査定ポイントを基に決められます。
契約更新時に、球団から提示された年俸額に選手が同意すれば、契約更新となります。提示額に選手が納得いかない場合は「参稼報酬調停」を申し出て、年俸を再交渉できますが、球団側に有利な側面なども指摘されており、使用されることはほとんどありません。
シーズンの成績が評価につながって年俸が決まる
次年度の年俸は、シーズンの成績により、億単位で変動する例もあります。ヤクルトの村上宗隆選手は、打率.318、本塁打56本、打点134の成績で、史上最年少で三冠王を獲得し、推定年俸は、昨年度から3億8000万アップの6億円となっています。
一方、楽天の田中将大選手は、成績不振により、2023年の年俸は推定で、昨年度から4億2500万円ダウンです。良くも悪くも、成績によってすべてが評価される厳しい世界だといえます。
活躍できないとどのくらい減額される?
日本プロフェッショナル野球協約第92条により、年俸の減俸制限が定められています。年俸が1億円以上の選手では年俸の40%まで、年俸が1億円以下の選手では25%までの範囲でしか、減俸することはできません。
ただし、選手の同意がある場合は、減額制限を超える減俸も可能です。
プロ野球選手は狭き門だが、一獲千金の夢のある職業
プロ野球選手は憧れの職業である一方、その道は険しく、プロになれるのはごく一部です。入団できても、1軍の試合にほとんど出ることなく、引退する選手も少なくありません。
それでも、1軍選手になれば最低でも1600万円、スター選手になれば億越えの年収を手に入れることができるため、夢がある素晴らしい職業であるといえるでしょう。
出典
日本プロ野球選手会 日本プロフェッショナル野球協約 2022年度版
日本プロ野球選手会 2022年シーズン 年度別平均年俸比較
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー