更新日: 2024.10.07 その他家計

外出自粛で隠し場所がピンチ!?夫婦のへそくり事情とは

外出自粛で隠し場所がピンチ!?夫婦のへそくり事情とは
共働きだったりどちらかが会社勤めだったりすると、夫婦でゆっくり会話する時間もなかなか取れないもの。しかし、いまの時期、外出自粛の要請を受けてテレワークになり、1日中顔を合わせる生活をしている家庭も多いのではないでしょうか。
 
週末も家で過ごすため、普段はなかなかできない掃除や片づけを進める方も少なくないようです。そんないま、「あそこに隠していたへそくり、見つかったらどうしよう」なんて不安を抱える人も……
 
実際、世間の夫婦のへそくり事情はどのようになっているのでしょうか。グローバル・ロイズ株式会社が発表した「へそくり事情に関する実態調査の結果」(※)をチェックしてみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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伴侶に内緒でお金を貯めるのは、もはや常識?

ここでいう「へそくり」とは、伴侶に内緒で貯めているお金のことです。この調査は、全国20歳以上の既婚男女を対象に行われたもの。さっそく中身を見てみましょう。
 
【へそくりをいつから始めましたか?】
1位:付き合う前から貯金をしていた 38.4%
2位:最近始めた          30.3%
3位:結婚当初から         25.0%
4位:恋人時代から          5.3%
5位:その他             1.0%
 
伴侶に内緒でお金を貯めているという人がほとんど!もはやへそくりは常識といえるのかもしれません。
 
もっとも多いのは、付き合う前から貯金していたという人たち。もともと将来の自分のためにコツコツお金を貯めていたのでしょう。4人に1人は、結婚したときからへそくりを始めたということもわかります。
 
目下の生活のため、家族のためだけではなく、いざというときの自分用のお金は大切ということなのでしょうね。では、みなさん月にいくらくらいへそくりをしているのでしょうか。
 
【月にいくらへそくりしていますか?】
1位:1万円以上     36.5%
2位:3001円〜5000円 17.3%
3位:1円〜1000円   16.1%
4位:1001円〜3000円 13.3%
5位:5001円〜7000円  8.8%
6位:7001円〜1万円   8.0%
 
もっとも多かったのが、1万円以上という回答に。3人に1人はかなりしっかりした額のへそくりを貯めているようです。一方で、3位の1円〜1000円といった、ちりも積もれば山となる系の人たちも。自分のペースで無理せず貯めるのがよさそうです。

 

伴侶のへそくり、どれくらい見抜いている?

このような伴侶のへそくりについて、ずばり見抜いている人たちはどれくらいいるのでしょうか。
 
【パートナーのへそくりを見抜いていますか?】
1位:見つけたことはない  44.9%
2位:へそくりはないと思う 27.3%
3位:見抜いている     17.5%
4位:見つけたことがある  10.3%
 
この回答によると、実際に伴侶のへそくりを見抜いたり見つけたりしている人は3割に満たないということがわかります。みなさん意外に上手にへそくりを隠していると推測できます。では、へそくりをどこに隠しているのでしょうか。
 
【へそくりをどこに隠していますか?】
1位:銀行の個人口座  66.2%
2位:棚の中      14.7%
3位:机の引き出しの中 10.6%
4位:その他       6.7%
5位:本の間       1.8%
 
圧倒的に多かったのが、銀行の個人口座でした。給与の振り込みなどに紛れますし、たしかにここなら見つかりにくいと言えます。その他は、意外に古典的な手法が並びます。掃除のついでにうっかり見つけられてしまいそうな隠し場所ですね。

今どきのへそくりはフリマアプリが主流?

最後に、へそくりのためのお金の工面法をチェックしてみましょう。
 
【へそくりのためにしていることはありますか?(複数回答可)】
1位:その他       49.0%
2位:フリマアプリ・買取 38.5%
3位:SNS・YouTube    10.2%
4位:ブログ        5.2%
5位:FX          4.5%
 
その他を除くと、もっとも多いのがフリマアプリや買取という結果になりました。不要なものを売ってお金に変え、コツコツ貯金をしている人がおよそ半数もいるのですね。
 
あとは、SNSやYouTube、ブログなどで広告収入を得たり、FXで稼いだりするという方法も。自分の給料からやりくりするのではなく、コツコツお小遣いを貯める工夫をしている人が多いということがわかりました。
 
いまは、外出自粛で家の中にいる時間も必然的に増えています。これを機に、要らないものを売ってへそくりに変えるというのも、「#おうち時間」のひとつの楽しみ方になりそうですね。
 
出典 ※グローバル・ロイズ株式会社「へそくり事情に関する実態調査の結果」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部


 

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