更新日: 2024.10.07 その他家計
専業主婦と共働きの妻、月々のお小遣いはいくら?みんなは何にお金を使っている?
株式会社ビズヒッツ(本社:三重県鈴鹿市)は、既婚女性1000人を対象に「妻のお小遣い額とその使い道についてのアンケート調査」を実施しました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
お小遣いのボリュームゾーンの平均額は、専業主婦は7876円、共働きの妻は2万4671円
専業主婦のお小遣いを聞くと、平均額は1万3391円でした。特に多いのが「5000円~1万円」(25%)、「5000円以下」(22%)で、「0円」という人も15%いました。なお、ボリュームゾーンの平均額は7876円でした。特に余裕がある家庭を除けば、専業主婦の多くはお小遣いが1万円に満たないことがわかりました。
一方、共働きの妻のお小遣い額は、「1万円~2万円」(22.5%)、「5000円~1万円」(18%)、「2万円~3万円」(17%)という状況。ボリュームゾーンの共働き妻のお小遣い平均は2万4671円で、専業主婦の約3倍でした。5万円以上お小遣いがある人も15%もいるようです。
専業主婦のお小遣いは夫の給料から、共働きの妻は自分の給料から。家計のやりくりで捻出する人も
専業主婦のお小遣いの出どころを聞いたところ、専業主婦は「夫の給料から」が6割という結果になりました。次に多いのが「家計の余り」で、約3割でした。食費や光熱費などの生活費をやりくりすることで、家計の余りをお小遣いにしていると思われます。生活費からのお小遣い捻出額を見ると、1万円以下が55%でした。
他には、「自分の貯金」(7%)のほか、アンケートサイトでポイントをもらったり、フリマアプリで不用品を販売してお小遣いを稼いでいる人もいるようです。
専業主婦がお小遣いをもらわずに自力で捻出している理由としては、「夫の給料が少なく妻のお小遣いにまわせない」「十分な生活費をもらっているので、その中からお小遣いを捻出できる」「夫からお小遣いをもらうのに抵抗がある」といったものがあります。
一方、共働きの妻の56%は「自分の給料」からお小遣いを捻出していると回答しました。また、「家計の余り」と回答した人は23%でした。このような人はお財布を一つにしているのではないでしょうか。
5万円以上お小遣いがある人の出どころを聞くと、自分の給料と答えた人は73%でした。また、夫の給料からという人も10%おり、共働きでありながらも、5万円以上も夫からお小遣いをもらえるとは、夫の収入がけっこう高いのかもしれませんね。
理想のお小遣いは現在の2~3倍
お小遣いの使い道については、専業主婦、共働きの妻ともに1位「服・靴・バッグ・アクセサリー」、2位「化粧品・美容院」、3位「交際費(ランチ・飲み会)」、4位「自分用のカフェ・ランチ・スイーツ代」の順でした。
おしゃれや交際費に使っているようです。4位の自分用のカフェというの面白いですね。ひとりになりたい時もあるんですかね。
理想のお小遣い額を聞いたところ、専業主婦は1位「3万円」、2位「1万円」、3位「2万円」となりました。共働きの妻は、1位「5万円」、2位「3万円」、3位「2万円」でした。
専業主婦と比べると、共働きの妻の希望額が高くなっています。働いていると、きちんとした格好が求められるため、服飾費や美容院代がかかったり、ランチ代などで出費が多いからでしょう。自分で稼いでいるのですから、多少は好きなことに使ってもいいような気がしますよね。
今回の調査結果から、専業主婦も共働きの妻も限られたお小遣いの中でつつましい生活をしているものの、おしゃれや美容に投資し、なかなか楽しげに暮らしていることがわかりました。やりくりを上手にしたり、フリマアプリやアンケートモニターでちょっとだけでも増やしてみたら、さらに楽しいかもしれませんね。
出典 ※株式会社ビズヒッツ「妻のお小遣い額とその使い道についてのアンケート調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部