「家庭用のゴルフシミュレーション」と「打ちっぱなし」ならどちらが「お得」? 週3回2時間利用する場合でシミュレーションしてみるとどうなる?

配信日: 2025.05.12

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ゴルフ好きの人にとっては、自分の好きなタイミングでゴルフの練習ができる環境があるのは魅力的でしょう。
 
定期的に打ちっぱなし(ゴルフ練習場)に通っている人の場合でも、「家から遠い」などといった不便さを感じていることもあるかもしれません。
 
そこで本記事では、家庭用ゴルフシミュレーションを設置する場合の導入費用を確認してみましょう。打ちっぱなしに通う場合とどちらが安く済むのか、シミュレーションした結果をまとめています。
FINANCIAL FIELD編集部

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家庭用ゴルフシミュレーションの導入費用

ゴルフシミュレーションとは、屋内にいながらリアルなゴルフ体験ができるシステムのことを指すようです。
 
スクリーンにゴルフコースが映し出されるため、本物のゴルフクラブとボールを使ってショットを打てるとされています。センサーやカメラでスイングを分析したり、飛距離を測定したりするため、自分のスイングの問題点や改善点などが把握できる可能性があるでしょう。
 
では、家庭用ゴルフシミュレーションがいくらで購入できるのか、実際に販売されている商品を例に挙げてご紹介します。
 
【基本セット】総額70万~100万円


・ネット
・ゴルフトラッキングシステム
・スタンスマット
・フロア人工芝
・トラッキングシステム用モニター、iPad
・工事費用

 
【プロジェクター&シミュレーターセット】総額100万~300万円
上記の基本セットに加えて、以下のものがセットになっています。


・プロジェクター
・ゴルフ練習場用 プロジェクタースクリーン
・シミュレーター

 
【ラウンド付シミュレーターセット】総額250万円~
上記の基本セットに加えて、以下のものがセットになっています。


・プロジェクター
・ゴルフ練習場用 プロジェクタースクリーン
・シミュレーター

 
「ゴルフシミュレーションを始めてみたい」という人には基本セットがおすすめですが、それでも総額100万円近くかかることもあるようです。
 

打ちっぱなしの費用

打ちっぱなしに通った場合にかかる費用についても確認してみましょう。打ちっぱなしの料金は練習場によって異なりますが、打った球数で料金が決まるパターンや、打ち放題になっているパターンなどがあるようです。
 
実際には、以下のような料金例があります。(すべて税込み)
 

【練習場A】※打席料込み

・早朝60分:平日2100円
・打ち放題60分:平日2900円/土日祝3200円
・打ち放題90分:土日祝4500円
・打ち放題120分:平日3500円
・籠打ち1籠:平日1800円

 

【練習場B】

・打ち放題90分:平日3100円
・打ち放題120分:平日3500円
・打ち放題75分:土日祝3500円

時間帯や平日か土日祝かによって料金が異なる場合もあるようなので、確認しておくとよいでしょう。
 

打ちっぱなしを週3回2時間利用するならゴルフシミュレーションの方がお得?

今回は、70万円かけて自宅にゴルフシミュレーションを導入した場合と、打ち放題平日120分3500円の打ちっぱなしに週3回通った場合の費用を比較してみましょう。
 
1回3500円の打ちっぱなしに週3回通うと、1週間当たりの費用は1万500円です。1ヶ月(4~5週間)に換算すると4万2000円~5万2500円かかる計算になるため、大体13~17ヶ月で元が取れる可能性があります。
 
ただし、ゴルフシミュレーションは導入後もメンテナンス費用や電気代などがかかると考えられるため、その点も踏まえたうえでどちらがお得か考えてみるとよいでしょう。
 

ゴルフシミュレーションの導入費用を70万円とすると、打ちっぱなしを週3回2時間利用する場合、13~17ヶ月程度で元が取れる

頻繁にゴルフの打ちっぱなしに通っている人なら「自宅にゴルフシミュレーションを導入した方が安く済むのでは? 」と思うこともあるかもしれません。
 
ゴルフシミュレーションの導入費用には幅がありますが、70万円で導入すると考えた場合、打ちっぱなしに週3回2時間ずつ通うのであれば、13~17ヶ月程度で元が取れる計算になります。そのため、ゴルフシミュレーションの方がお得に感じる人もいるでしょう。
 
ただし、ゴルフシミュレーションは導入後もメンテナンス費用や電気代などがかかるため、その点も踏まえて検討することをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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