更新日: 2024.08.31 その他家計
1人暮らしで自炊するなら「2口コンロ」にすべきですか? できれば“家賃”を抑えたいのですが、築年数が古ければ大丈夫でしょうか…?
そこで本記事では、2口コンロ付きの物件を探すときのコツや2口コンロのメリットを解説します。実際の家賃も調査したため、ぜひ物件選びの参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
2口コンロの物件を選ぶメリット
2口コンロの物件を選ぶメリットは、以下の3つです。
●複数の料理を同時に調理できる
●調理時間の短縮につながる
●1つのコンロが故障してももう片方で調理できる
複数の料理を同時に調理できる
2口コンロの最大の魅力は、複数の料理を同時に調理できる点です。例えば一方で肉を焼きながら、もう一方で野菜を茹でるといった具合で調理できるため、バランスの取れた食事を効率よく作れます。
調理時間の短縮につながる
一度に複数の料理を調理できるため、全体の調理時間を大幅に短縮できます。忙しい朝のお弁当作りや帰宅後の夕食準備など、時間が限られているときは特に2口コンロが活躍するでしょう。
1つのコンロが故障してももう片方で調理できる
万が一1つのコンロが故障しても、もう一方のコンロで調理を続けられます。1口コンロの場合、修理期間中は調理ができなくなりますが、2口コンロであれば完全に調理できないわけではありません。突然のトラブルにも対応可能な点が2口コンロのメリットです。
2口コンロの物件はどんな人におすすめ?
2口コンロの物件は、家事効率を上げたい人におすすめです。例えば片方のコンロで炒め物をして、もう片方のコンロで汁物を作るといった調理もできます。1口コンロは1つの料理しか作れないため、どうしても調理時間が長くなります。そのため、家事効率を上げながら料理を楽しみたい人は、一度に複数の料理を調理できる2口コンロがおすすめです。
2口コンロ付きの物件の家賃はどれくらい?
それでは、以下の条件を設定した上で2口コンロ付きの物件の家賃を見てみましょう(2024年8月25日時点)。
●エリア:東京都杉並区
●家賃上限:10万円以下
●築年数:20年以内
●間取りタイプ:1K・1DK・1LDK
●条件:コンロ2口以上
SUUMO関東版によると、2口コンロ付きの物件は全部で1万500件ほどでした。そのうち最安値から中央値までの物件550件の家賃は1万5000円~8万6000円です。中央値は、8万円~9万円台です。
条件の「コンロ2口以上」のチェックを外すと物件数は1万8000件ほどに増え、中央値は7万円台が多く見られます。
2口コンロ付きの物件の家賃は、時期や掲載物件によって変動があるため一概には言えませんが、1口コンロの物件より多少上がると考えられます。
2口コンロ付きの物件の家賃を少しでも抑えるコツ
家賃が安い2口コンロ付きの物件を見つけるためには、以下の探し方を試してみましょう。
●家賃の安いエリアで探す
●築年数にこだわらずに選ぶ
●駅から距離が遠い物件を選ぶ
●エレベーターがない物件を選ぶ
家賃の安いエリアで探す
都心から離れた地域や、人気の低いエリアを選べば家賃を抑えられる可能性があります。通勤・通学時間は増えるかもしれませんが、予算内で2口コンロ付きの物件を見つけやすくなるため試してみましょう。
築年数にこだわらずに選ぶ
新築や築浅の物件は家賃が高くなりがちです。築年数が経過していても、住む分には問題ない物件もあるため、築年数にこだわらずに探してみるのもおすすめです。
駅からの距離が遠い物件を選ぶ
駅から近い距離の物件は通勤・通学がしやすく人気のため、家賃が高い傾向にあります。そのため同じ条件で家賃を抑えるなら、駅から距離が遠い物件を選ぶのがおすすめです。必ずしも駅が近い物件が暮らしやすいとは限らず、駅から少し離れた物件でも快適な暮らしが実現できる可能性があります。
エレベーターがない物件を選ぶ
エレベーター付きの物件は便利ですが、その分電気代や管理費などが家賃に含まれています。階段のみの物件を選ぶことで、2口コンロ付きでも家賃を抑えられる可能性があります。ただし、高層階の場合は日常生活の負担も考慮しましょう。
2口コンロ付き物件の家賃をなるべく抑えよう
2口コンロは一度に複数の料理を同時に進められるため、家事効率を上げたい人や料理を楽しみたい人におすすめです。物件によりますが、1口コンロよりも多少家賃が高くなる傾向にあるようです。
家賃が安い2口コンロ付き物件に出会うには、築年数にこだわらずに選んだり、家賃の安いエリアで探したりする必要がありそうです。本記事で紹介した探し方を参考にしながら予算に合った理想の物件を見つけましょう。
出典
SUUMO(スーモ)賃貸 関東版
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー