洗車は月に何回行うのが一般的？ 安く済ませる方法はある？

愛車はいつでもきれいな状態にしたいものですが、洗車には意外と時間とお金がかかってしまうため、安く済ませる方法はないのだろうかと悩んでいる方もいるかもしれません。そこで今回は、洗車の頻度と節約術について詳しくご紹介します。

適切な洗車の頻度

適切な洗車の頻度は、車の使用状況や保管状況、さらには気候や環境によっても変わります。2週間から1ヶ月に1回が理想的とされていますが、これはあくまで一般的な目安であり、個々の状況により適宜調整が必要です。
 
例えば、車の保管場所が屋外であったり、海や工場の近くに住んでいたりする場合、車はより早く汚れる可能性があります。また、車の色も洗車の頻度に影響を与えるといわれています。
 
また、未舗装の道路を頻繁に走行したり、夏の高速道路を走行したりする場合も、車は汚れやすくなる傾向があるといわれています。さらに、雨や雪が降った後の晴れ間は、車が汚れやすい状況を作り出す可能性があります。
 
これらの要素を考慮に入れ、自分の車の状況に最適な洗車の頻度を考えることが重要です。
 

平均的な洗車頻度は

日本トレンドリサーチ（株式会社NEXERが運営）が、ユアマイスター株式会社と共同で実施した「洗車」に関するアンケートによれば、23.2％の回答者が「1か月に1回」洗車をすると答えています。「2か月に1回」という回答は16.2％、「3～4ヶ月に1回」は15.4％でした。
 
この結果から、洗車頻度は人それぞれ異なるものの、1～4ヶ月の間に洗車を行う人が多いことが分かります。
 

洗車を安く済ませるコツ

洗車代を賢く節約するコツを3つご紹介します。
 

自分で手洗いする

自分で手洗い洗車を行うことで、使用する水の量を調節ができ、洗車費用を抑えられる可能性があります。初期費用として洗剤やバケツ、スポンジなどの道具を揃える必要がありますが、長期的には圧倒的に割安になると考えられます。
 

セルフ洗車場を利用する

自宅に洗車スペースがない場合や自分で洗車するのが難しい場合は、セルフ洗車場を利用するとよいでしょう。とあるガソリンスタンドに設置されているセルフ洗車場の利用料金は、表1の通りです。
 
表1

洗い方	料金
シャンプー	300円
ワックス	600円
泡ブローワックス	700円
泡ブローコート	1000円
泡ブローグラスコート	2000円

※筆者作成
 
比較的安価に利用できる傾向があるため、手洗い洗浄を利用するよりも安く済む可能性があります。
 

コーティングを施す

車体にコーティングを施すことで、汚れの付着を防げる可能性があります。これにより洗車頻度を減らすことができ、長期的なコスト削減につながるといわれています。
 

コーティング車も洗車は必要

コーティングを施していても、洗車は必要です。定期的に車に付着した汚れを取り除くことで、美しい状態を維持できるといわれています。コーティング後の洗車は、基本的に水洗いで行うだけで十分だと考えられています。コーティング被膜が油性の汚れを弾くため、水洗いだけでも汚れが落ちやすくなる傾向があるためです。
 
ただし、ボディに砂や鳥のフンなどが付着している場合は、洗車前に水で軽く洗い流すか、柔らかいスポンジで汚れを取り除くとよいでしょう。
 
理想的な洗車方法は、コーティングメーカーが推奨するシャンプーを使用することです。これにより、コーティングの効果を長期間保てると考えられています。
 
洗車時の注意点としては、水をかけたまま放置せず、特に炎天下での洗車は避けることです。そうすることで、イオンデポジットやウォータースポットの発生を防ぐことにつながると考えられています。
 

洗車は2週間～1ヶ月に1回が理想的／洗車代節約は自分で洗車

適切な洗車の頻度は、車の使用状況や保管状況、さらには気候や環境によっても変わりますが、2週間から1ヶ月に1回が理想的とされています。洗車代を節約できる可能性がある方法としては、自分で洗車する、セルフ洗車場を利用する、コーティングをする の3つが考えられます。
 
今回ご紹介した節約術を活用し、費用を抑えながら愛車をきれいに保っていきましょう。
 

出典

株式会社NEXER　洗車に関するアンケート調査（PR TIMES）
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー