更新日: 2024.07.03 家計の見直し

仕事の日のランチは毎日650円くらい使ってしまいます。500円以内に収めたいのですが、ちょっとした工夫でできることはないですか?

仕事の日のランチは毎日650円くらい使ってしまいます。500円以内に収めたいのですが、ちょっとした工夫でできることはないですか?
物価高が続く現在、少しでもおさえられる出費はおさえたいと考えている方は多いでしょう。数ある支出のなかでも、食費は日々の努力で比較的おさえやすい項目です。特にランチは、外食を控えたり店選びを工夫したりするだけで出費をおさえられます。
 
本記事では、社会人のランチ代の平均や、仕事がある日でも実行しやすいランチ代をおさえる工夫を紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ランチ代の平均はどのくらい?

株式会社リクルート(東京都千代田区)が運営するホットペッパーグルメ外食総研が、2024年3月に実施した「有職者のランチ実態調査」(有効回答数:5534 件)によると、ランチ代の平均は452円でした。また、出前・デリバリーを利用した場合の平均は1368円、外食を利用した場合の平均は1243円です。
 
ランチの食べ方は、全体の31.1%が「自炊、または家族等が作った食事」でした。次いで「小売店や飲食店で購入した食事」が20.4%、「自炊、または家族等が作った弁当」の19.2%が続く一方で、外食を利用している方は全体の7.8%にとどまっています。なお、「自炊、または家族等が作った弁当」以外の食事にかかる費用が増額しています。
 
自炊やお弁当を利用すれば、ランチ代を500円以下におさえることが可能です。しかし、外食やデリバリーを利用すると1000円を超えてしまいます。ランチ代をおさえるには、メニューだけでなく食べ方にも工夫する必要があります。
 

ランチ代をおさえるコツ

ランチ代をおさえるには、お弁当を作るのが一番です。前術の調査でも、「自炊、または家族等が作った弁当」の平均は392円です。しかし、朝が早くてお弁当を作る時間がない、オフィスにはお弁当を食べる場所がない方もいるでしょう。お弁当を作る時間は、ちょっとした工夫で短縮が可能です。また、外食しかできない場合もランチ代をおさえる工夫があります。
 
本項では、時短でお弁当を作るコツや、安く外食ができるお店を探すポイントについて紹介します。
 

主食を持参しておかずだけ購入する

お弁当を作る時間がなくても、ご飯をお弁当箱に詰める時間くらいは取れる方もいるでしょう。また、職場に電子レンジがある場合は、パックご飯をデスクにストックしておく方法もあります。
 
主食を持参し、おかずだけコンビニで購入するスタイルなら、1食当たり500円以内におさえられる可能性があります。お弁当屋さんを利用する場合も、おかずだけを購入するほうがお弁当を買うよりも安く済みます。
 
10分くらい時間がある場合は、自然解凍できる冷凍食品を詰めて行く方法もあります。自然解凍タイプの冷凍食品ならば、電子レンジで温める手間もかかりません。
 

スーパーでお弁当を買う

コンビニやお弁当屋さんでお弁当を買ってランチにしている場合、お弁当を購入する場所をスーパーに切り替えてみてください。スーパーにはボリュームがあって500円以下のお弁当も多くあります。
 
また、スーパーはパンやサンドイッチ、麺類など種類も豊富です。「毎日コンビニや同じお弁当屋さんのランチで飽きた」といった場合にも、スーパーの利用はおすすめです。
 

ランチが安い店を休みの日にチェックする

会社の近所に飲食店が豊富な場合、近隣店舗との競争に勝つためにお得なランチを実施している店があるかもしれません。そのような場合は、休日にグルメサイトやローカルニュースサイトなどをチェックしてみましょう。ランチのクーポンや、安いランチの情報が得られる可能性があります。
 
また自転車が使える場合は、少し足を伸ばすとランチが安い店を探せます。気候がよい時期なら、自転車で5~10分くらいはよい気分転換になるでしょう。
 

無理のない範囲でランチ代節約に挑戦してみよう

物価高はなかなか収まる気配がありませんが、ランチ代はまだ工夫すれば節約できます。業務に支障が出ず、ストレスがたまらない範囲でランチ代の節約に挑戦してみましょう。
 
また、「毎日のランチが楽しみ」といった場合は、1週間のうち1日だけ好きなものを食べる日とすれば、ストレスをためることなくランチ代を節約できるでしょう。
 

出典

株式会社リクルート ホットペッパーグルメ外食総研 有職者のランチ実態調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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