更新日: 2024.06.11 働き方

会社の飲み会が”週に1回”って多くないですか?”月に2回”にしたら、年間どれくらい節約できますか?

会社の飲み会が”週に1回”って多くないですか?”月に2回”にしたら、年間どれくらい節約できますか?
外出や飲み会についての制限もなくなったため、以前のように飲み会の頻度が増えてきたという方も多いでしょう。同僚や上司との仲を深めるためにもよい機会ではありますが、飲み会の回数が増えれば、それだけ出費もかさみます。1回あたり数千円が必要になる場合、月単位、年単位で考えると大きな額になってしまうでしょう。
 
本記事では、飲み会の頻度を減らした場合どのくらい節約になるのか、また飲み会を減らすことでのよい影響について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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飲み会の頻度とかかる金額

週1回から月2回に飲み会の頻度を減らすことで、いくら節約になるのか検証します。株式会社新生銀行の「2022年会社員のお小遣い調査」によれば、男性会社員の1回あたりの外での飲み会代金は5395円、女性は4464円でした。これらを週に1回と考えた場合、年間にすると52回となります。そのため、男性と女性の年間コストは表1の通りです。
 
表1

男性会社員 女性会社員
週1回の飲み会代 5395円 4464円
年間の飲み会代 28万540円 23万2128円

※株式会社新生銀行「2022年会社員のお小遣い調査」を基に筆者作成
 
男女それぞれ、年間で20万円以上となっていることが分かります。これを月2回にした場合は、52回の半分の26回です。そのため、年間の飲み会代は男性、女性ともに表1の半額となり、以下のようになります。
 

・男性 14万270円
・女性 11万6064円

 
半額分の費用がかからなくなるため、上記の金額分の節約になるともいえます。
 

飲み会における出費を減らす方法

飲み会を減らす方法として、以下の方法が挙げられます。
 

・自宅でお酒を楽しむ、自宅で飲み会を行う
・気ののらない飲み会は断り、本当に参加したいときのみにする

 
また、飲み会を開催、参加するときに気をつけたいポイントは以下の通りです。
 

・メニューや価格をあらかじめ確認し、予算を決めておく
・クーポンやお得に楽しめるセット価格がないか調べる
・リーズナブルな価格帯のお店を選ぶ

 
飲み会の機会も大切にしながら、貯蓄を増やせるよう自分でルールを決めておくとよいでしょう。
 

飲み会を減らすことで得られるよい影響

飲み会を減らすと、出費が減るだけでなく、さまざまなよい影響があります。
 
・アルコールを飲まないことで、睡眠の質が改善される
アルコールを摂取することで、寝付きがよくなるように感じる方も多いでしょう。しかし、横浜市の「お酒と睡眠~『眠るための飲酒』は避けましょう~」によれば、アルコールの入眠作用は3時間で切れてしまいます。その後はお酒に含まれるアセトアルデヒドの作用により、深い睡眠よりも浅い睡眠が増えるといわれています。
 
・時間の節約になる
飲み会のための時間や移動時間、準備の時間を合計すると、想定している以上に多くの時間を費やしている可能性があります。その時間を自身の趣味や勉強など好きなことに充てられます。
 
・人間関係が整理される
飲み会では親しくない方ともコミュニケーションをとらなければならない場面もあるでしょう。気を遣うストレスから解放され、精神的な負担も軽減されます。
 
飲み会を減らすことで、コミュニケーションの場やお酒を飲む機会が減ってしまう可能性もありますが、身体的・精神的によい影響もあります。
 

飲み会を月1回にすれば、年間10万円以上節約も可能

飲み会を週2回から月1回にすることで、男女ともに年間10万円以上の節約になることが分かりました。また、節約になるだけでなく、飲み会での時間的な負担、精神的な負担を減らすことで、自身の人生をより充実させることにもつながります。飲み会を適度に楽しみながら、節約ができるよう工夫することが大切です。
 

出典

株式会社新生銀行 2022年会社員のお小遣い調査
横浜市 お酒と睡眠~「眠るための飲酒」は避けましょう~アルコールが睡眠に与える悪影響とは
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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