更新日: 2024.05.26 その他家計

帰宅すると5時間は「クーラー」をつける”暑がり”な夫。電気代は月にいくら上がりますか?

帰宅すると5時間は「クーラー」をつける”暑がり”な夫。電気代は月にいくら上がりますか?
暑い季節になると大活躍するエアコンですが、特に暑がりの人は、帰宅後に何時間もエアコンのついた部屋で涼むこともあるでしょう。
 
そこで気になることといえば、電気代です。
 
本記事では、エアコンを1日5時間つけた場合の1ヶ月の電気代を算出するために、エアコンの電気代の計算方法についてご紹介します。
 
また、熱中症のリスクをおさえるために、効率的にできる節約方法もチェックしておきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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エアコンにかかる電気代の計算方法は?

エアコンの電気代は「1時間あたりの消費電力(キロワット)×使用時間(時間)×料金単価(円/キロワットアワー)」で計算できます。
 
そのため、まずはエアコンの消費電力を調べる必要があります。
 
消費電力は商品によって異なるため、エアコン本体や取扱説明書を見て確認しておきましょう。
 
冷房と暖房では消費電力に違いがあるので、今回は冷房の方の消費電力をチェックしてください。
 
例えば、冷房の消費電力が425ワットのエアコンだと、キロワットに変換すると0.425キロワットになります。
 
公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会によると、2024年5月現在の電気料金の目安単価は31円/キロワットアワーのため、1時間あたりの電気代は以下の計算式で求められます。
 
「0.425キロワット×1時間×31円/キロワットアワー=約13.2円」
 

エアコンを「1日5時間」つけたときの1ヶ月の電気代は?

エアコンを1日に5時間つけた場合の1ヶ月の電気代を計算してみましょう。
 
上記と同じ消費電力のエアコンで計算すると「0.425キロワット×5時間×31円/キロワットアワー=約65.9円」となります。
 
これを1ヶ月(30日間と仮定)続けた場合にかかる電気代は、約1977円です。
 

熱中症のリスクもあるので節約のしすぎには注意

エアコンの電気代を節約したくても、節約のしすぎで熱中量のリスクを高めることがないよう注意しなければなりません。
 
エアコンの使い方に気をつけながら、効率よく節電につなげられるようにすることをおすすめします。
 
例えば、エアコンをつける前に部屋を換気して暖かい空気を外に逃がしたり、サーキュレーターを活用してエアコンから出る冷たい風を部屋中に行き渡りやすくしたりするといいでしょう。
 
また、設定温度を下げすぎないよう注意したり、風量を「自動」に設定したりすることも、節電につながります。
 

エアコンの冷房を1日5時間つけると1ヶ月の電気代は約2000円上がる

商品ごとの消費電力によりますが、エアコンの冷房機能を1日5時間使用した場合、電気代は月に約2000円かかる計算です。
 
ほかの部屋でもエアコンを使用している場合はそれにプラスして電気代がかかることになるため、できるだけ節電する方法を検討したほうがいいでしょう。
 
ただし、節電のことばかりを考えていては、熱中症のリスクを高めることになりかねないため、エアコンの効きをよくするための効率的な方法などを試してみることをおすすめします。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A その他の質問 Q.カタログなどに載っている電気代はどのようにして算出するのですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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