更新日: 2024.05.10 家計の見直し
どれだけ節約してもお金が貯まらない!効果のある節約方法を教えて!
しかし、効果が出やすい節約方法を実行することで、効率よく貯蓄額を増やせる可能性はあります。本記事では、お金がうまく貯まらない方に向けて、効果的な節約方法とお金をためるための具体的な戦略をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
収支を把握して貯蓄の目標を設定する
節約を始める前に、まずは現在の収支を確認して目標とする貯蓄額を決めましょう。ただ節約するだけでは、継続できずに諦めてしまったり、つらくなったりしがちです。
そこで目標を明確にすれば、節約に対するモチベーションを維持できます。お金があると浪費してしまいがちの人には、収入から貯蓄に回す固定額を先に別の口座へ移してしまう方法もおすすめです。
給料日と同じ日を自動積立日に設定して「先取り貯金」を心がければ、確実に貯蓄しながら手元に残ったお金で生活する習慣が構築できます。先取り貯金の金額は、毎月の手取り収入の2〜3割程度が目安とされており、生活に支障が出ない適切な金額を設定するとよいでしょう。
固定費を見直す
支出を大きく2つに分けると、水道光熱費や通信費などの「固定費」と食費や日用品費などの「変動費」に分けられます。家計を見直して節約をする場合に節約効果が大きく、効果を実感しやすいのは固定費であり毎月決まって引き落とされている費用を指します。
水道光熱費や携帯電話の通信費、保険料などは契約内容やプランの見直しを行うことで、引き落とし金額を安くできる可能性があります。また定額支払いを行っているサブスクリプションがあれば、本当に必要かどうかを見直して、必要がなければ解約することも検討してみましょう。
変動費を見直す
節約内容をしっかりと見比べる必要がある固定費と比べて、変動費にはすぐにでも取り組める内容が多くあります。変動費には、食費や日用品費、交際費など毎日生活する上で消費される費用が含まれます。なかでも節約しやすい変動費は、食費です。
外食の機会やコンビニ弁当を買う機会が多い人は、日々の食事をなるべく自炊にすれば食費を抑えられるでしょう。また、よく利用するお店を決めて買い物のたびにポイントを貯めて、現金の代わりにポイントを利用して支払う方法もおすすめです。
そのほかにも、飲み会や食事会への参加回数を減らして交際費を節約する方法もあります。固定費と比べると大きな効果は見えづらいですが、日々の小さな節約が大きな効果につながります。意識しすぎてストレスとならない程度に、変動費の節約を実行していく方法がおすすめです。
節約で貯まったお金を効率よく増やす
固定費と変動費を見直して節約が軌道に乗り、貯蓄額が増えてきたら、すぐにはお金を引き出せない場所に移して効率よく増やす方法を検討しましょう。
NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)など国が推奨している投資ならば、少額からスタートできて難しい知識がなくてもよいので、投資初心者でも安心できる可能性があります。
また、資産運用の知識を身に付けると資産をさらに増やせる可能性があります。必要に応じて、家計の見直しに関するアドバイスを受けたり、お金の専門家が実施するセミナーに参加したりして情報収集をしてみましょう。
無理のない節約方法でお金をためよう
節約を成功させるためには、毎日コツコツと無理のない方法で貯蓄を続けていくことが大切です。収支を見直して、すぐに取り組めそうな節約から始めてみましょう。
お金を貯める目的がある場合は、まず目標額と内容を明確にします。達成するためには「毎月いくら貯めていく必要があるか」を意識することで、必要な節約方法が見えてきます。自分に合った方法で、貯蓄額が増えることを楽しみながら節約に取り組むとよいかもしれません。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー