更新日: 2024.03.05 その他家計

「シーシャ」対「加熱式タバコ」! コスパが優れているのはどっち?

「シーシャ」対「加熱式タバコ」! コスパが優れているのはどっち?
一口に「タバコ」といっても、さまざまな種類があります。そのなかでも、シーシャと加熱式タバコの違いが知りたい人もいるのではないでしょうか。コストパフォーマンスが高いのはどちらなのかも気になるところです。
 
そこで、本記事ではシーシャと加熱式タバコのそれぞれの違いについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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シーシャとは

まずは、シーシャの概要やフレーバー、かかる費用について解説します。
 

・シーシャとは

シーシャは、別名「水タバコ」といわれるタバコです。味がついているタバコの煙を水のフィルターを通し、吸い込んで楽しみます。吸うペースによって変動はありますが、1回で2時間程度吸うことが可能です。吸い方によって長く楽しめる点も特徴といえます。
 

・フレーバーについて

シーシャは、味の種類が豊富に用意されている点が魅力の一つで、その数は数百種類にのぼります。具体的には、レモンやピーチなどのフルーツ味をはじめチョコレートやマフィンなどのお菓子の味がするものや、花の香りが楽しめるものなどがあります。
 

・シーシャにかかる費用

自宅でシーシャを楽しむためには、シーシャ専用の機材をそろえなくてはいけません。シーシャを始める際に必要になる主な機材は、「シーシャパイプ」「シーシャボウル」「ヒートマネジメント」「シーシャフレーバー」「シーシャ炭」などです。それぞれを単品購入する場合の費用の目安は、以下の通りです。


・シーシャパイプ:約2万~3万円
・シーシャボウル、ヒートマネジメント:約2000~3000円
・シーシャフレーバー、シーシャ炭(1キログラム):約1000~2000円

なかには、1万円程度で購入できるリーズナブルなセットもあります。しかし、本格的に楽しみたい場合は2万~3万円程度かかる点に留意しましょう。
 
ただし、機材は毎回新しいものを購入する必要はないため、一度そろえてしまえば、あとはフレーバーや炭などを必要に応じて買い足す費用のみとなります。炭は、1キログラムあれば10回程度吸うことが可能です。
 

加熱式タバコとは

次に、加熱式タバコの概要やフレーバー、かかる費用について解説します。
 

・加熱式タバコとは

加熱式タバコは、充電した本体にタバコのスティックを挿し込んで喫煙するタイプです。タバコ葉を加熱させてニコチンを発生させる仕組みで、加熱する温度によって「高温加熱式」「中高温加熱式」「低温加熱式」の3種類に分類できます。
 
高温は、ニオイを含めてタバコ感を強く感じられる商品が多い一方、低温になるにつれてニオイも少なくタバコ感が弱めの商品が多い傾向です。
 

・フレーバーについて

加熱式タバコのフレーバーは、商品によって種類が異なりますが、20種類程度のラインアップを用意しているメーカーが多い傾向です。紙タバコと同じような味わいが楽しめるものに加え、メンソール系やフルーツ系といったフレーバーもあります。
 

・加熱式タバコにかかる費用

加熱式タバコにかかる費用は、主に本体代とスティック代です。本体は1万円程度、スティック代は1箱500~600円程度かかります。1箱20本入りが多く、商品にもよっても異なりますが1本あたりの喫煙時間は4分程度です。
 

シーシャと加熱式タバコ、どちらのコスパが高いか

シーシャと加熱式タバコでは、どちらのコストパフォーマンスが高いのかは、喫煙量などによっても異なるため、一概にはいえません。シーシャは、初期費用がかかるものの吸い方によっては1回の喫煙時間を長く楽しめます。
 
一方、加熱式タバコの本体代は1万円程度ですが、1日に吸う本数が増えれば増えるほどスティック代にかかるお金が増えてしまうでしょう。また、フレーバーの選択肢としては加熱式タバコよりもシーシャのほうが多い傾向です。
 

好みに応じて使い分けよう

シーシャは、吸い方によって数時間楽しめるため、まったりしながらタバコを吸いたい人に向いています。また、フレーバーの種類も豊富にあるため、さまざまな味を楽しめる点が魅力です。
 
一方、加熱式タバコは紙タバコの身体への影響が気になるものの、タバコ本来の味を楽しみたい人向けの商品といえます。フレーバーの種類やかかる費用など、それぞれに違いがあるため、好みや予算に応じて選択しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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