更新日: 2024.02.28 その他家計

「そば」vs「うどん」コスパがいいのはどっち? それぞれの栄養面についても解説

「そば」vs「うどん」コスパがいいのはどっち? それぞれの栄養面についても解説
日本の食卓で身近な麺といえば、そばやうどんが挙げられます。スーパーで購入する場合、1袋単位で購入できるため、1人暮らしの場合でも必要数のみ入手できる点も魅力です。地域やお店にもよりますが、1袋当たりの価格も50円以下と購入しやすい価格となっています。
 
それでは、そばとうどんではどちらのほうがコスパがよいのでしょうか。本記事では、そばとうどんのコスパや栄養面、メリットなどを比較解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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そば(麺)の1袋当たりの価格は約40~60円

ネットスーパーで販売されているそば1袋当たりの価格を参考にすると、税込42~62円程度となっています。1人暮らしで1週間に2袋程度食べると仮定すると、1ヶ月(4週間とする)当たりで8袋、336~496円とワンコイン内で収めることが可能です。次にそばの栄養面やメリットについて見てみましょう。
 

・そばは低カロリーで高タンパク質

「そばはダイエットに向いている」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。実際のところ、そばのみを食べてダイエットするのは栄養バランス的によいとはいえません。ただ、そば自体は1食当たりのカロリーが約130kcal(ゆでそば)と低く、タンパク質がごはん約1.5杯分ほど含まれています。ほかにも、食物繊維がごはん約5杯分と豊富に含まれているのが特徴です。
 

・そばを食べるメリット

そばに含まれている栄養素のひとつに、ポリフェノールの一種「ルチン」が含まれています。ルチンは血液をサラサラにしたり、ビタミンCの吸収を助けたりするものです。しかも、ビタミンB1やB2も含まれており、糖質やタンパク質などをエネルギーに変えてくれます。そばは健康面において、さまざまなメリットがあるといえるでしょう。
 

うどん(麺)1袋当たりの価格は約30~40円

ネットスーパーで販売されているうどんの価格を参考にすると、1袋当たり31~41円ほどです。そば同様に、1人暮らしで1週間に2袋程度うどんを食べるとした場合、1ヶ月当たり8袋、248~328円となります。そばよりも費用面では100円前後安く抑えることが可能です。
 

・うどんは良質な炭水化物が豊富

うどんはほとんどが炭水化物でできており、食物繊維が豊富なそばと比較すると、食物繊維が含まれている量が多くありません。ただ、消化しやすい糖質の含有量が多いため、サッと食べやすい食材といえます。炭水化物は糖質と食物繊維を含んでおり、うどんは良質な炭水化物を摂取したいときにぴったりです。
 

・うどんを食べるメリット

うどん1食分のカロリーは約170~190kcalとなっており、そばと比較するとカロリーが高いです。ただ、糖質が多く含まれており、筋肉の修復やエネルギーチャージに役立ちます。また、銅も豊富であり、活性酸素の抑制を期待することも可能です。ミネラルのひとつであるモリブデンは貧血予防に役立つといわれています。
 

どちらもコスパは良いが、強いていえば、うどんのほうが節約可能

そばとうどんを比較した場合、どちらもコスパは良いですが、強いていえば、うどんのほうが節約できます。栄養面はどちらもそれぞれ良いところがあるため、どちらが良いと一概にはいえません。食べる際にも麺のみではなく、さまざまな食材と組み合わせることが多いのではないでしょうか。ただ、コスパのみを考えるのであれば、1食当たりの価格が安いうどんのほうが良いといえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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