更新日: 2024.01.31 働き方
【補助金でスキルアップ】どんな職場でも重宝される「資格」って? 「3級以下」は訴求力がないって本当?
そこで今回は、どのような職場でも重宝されるような資格について詳しく解説します。また、3級以下の資格には訴求力がないといわれている理由についても解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジェを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。
どのような職場でも通用する資格とは?
資格の多くは何らかの専門的知識やスキルを有していることを証明するものです。しかし、専門的な知識やスキルは必要ない、という職場も多くあります。
そのような職場でも求められることといえば、経理やITに関する知識やスキルです。そうしたことを考えた場合、役に立つ資格、持っていることが評価につながる資格としては、経理系の資格やパソコン系の資格が挙げられるでしょう。
たとえば、ビジネスにおいて欠かせないものといえば、お金です。そのため、日商簿記検定やファイナンシャルプランナーといった経理・財務系の資格はさまざまな職場で役に立つでしょう。ビジネスに対して真剣に取り組んでいることのアピールにもなります。
また、近年のビジネス環境において必要不可欠なものになってきているのが、パソコンやIT技術です。そのため、WordやExcelなどの操作スキルを証明する資格であるMOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)も、取得しておくとよいでしょう。
そのほか、情報処理系の国家資格であるITパスポートもおすすめです。会社によっては取得することで手当や補助金が出る場合もあります。
資格取得の補助金の相場
株式会社インディードによると、資格の難易度によるものの、お祝い金で5000円から20万円、資格手当で1000円から5万円としています。最高額で万を超えることもあるため、会社に補助金の制度がある場合は、積極的に使うとよいでしょう。
資格は3級以下だと意味がないの?
3級以下の資格は取得しても意味がない、という意見を聞いたことがある人も多いでしょう。たとえば、日商簿記検定の3級やファイナンシャルプランナーの3級などは取得してもアピールにならないと一般的にいわれています。
これらが取っても意味がないといわれている原因は、取得している人の数が多いからです。取得者の数が多いため、持っていても専門的な知識があるアピールにはならないというわけです。
しかし、それでも取得する人が多い理由は、取得することにメリットがあるからです。そもそも専門的な職業につくために取得するのでなければ、資格の取得が専門的知識やスキルがあることのアピールにならなくても、何の問題もありません。
また、簿記やファイナンシャルプランナーの資格であれば、3級であってもお金に関する基本的な知識を身につけられます。そのため、取得しても何の評価も得られないわけではありません。さらに上の級を目指すにしても、すでに3級を取得しているのとしていないのとでは、説得力の面で大きな違いがあります。
おすすめは経理やパソコン系の資格!
比較的どのような職場でも通用する資格としては、経理系の資格やパソコン系の資格が挙げられます。なぜなら、お金の知識やパソコンスキルは、どのような職場であってもある程度必要になるケースが多いからです。
また、3級以下であったとしても、決して取得しても無駄なわけではありません。3級以下だと専門的な知識やスキルとしては評価されませんが、基本的な知識があることや、向上心があることを評価してもらえる可能性が高いです。
出典
株式会社インディード 資格手当の目安はどれくらい? 資格取得支援を導入する際の注意点
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー