更新日: 2024.01.31 働き方
【卑しさ】職場のフリーおやつを「毎日」バクバク食べていたら「料金」を請求されました。正直払いたくないし、食べない人が悪いですよね?
まずは、フリーおやつの目的を再度よく考えたうえで、本記事で紹介する角の立たない対処法を取ることをおすすめします。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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職場のフリーおやつの目的とは
まずは、職場のフリーおやつの目的について考えてみましょう。フリーおやつは、単に個人の小腹を満たすためだけに設置されるものではありません。職場全体にとっての、以下の2つの目的が考えられます。
・生産性を維持しながらリフレッシュできる
仕事の合間にちょっと一息つきたい、甘いものが欲しいといったときに、都度外に出て買いに行くのは手間です。仕事の効率も下がってしまうでしょう。あらかじめ職場に自由に食べられるおやつコーナーがあれば、生産性を確保しながら効率良くリフレッシュできます。
・社員同士のコミュニケーションが増える
フリーおやつがあることで、社員同士が顔を合わせて話す機会が増え、コミュニケーションの活性化や円滑化につながります。仕事では直接やり取りがない社員同士が、雑談を交わすきっかけにもなります。また、お菓子の種類が豊富にあれば、選ぶ楽しさからも会話が弾みやすいでしょう。
フリーおやつの料金を想定してみる
ここでは、オーソドックスなお菓子であるチョコレートとせんべいで料金を考えてみましょう。どちらも、全社員が食べることを想定すると量が必要になるので、それぞれ大手製菓会社のバラエティパックを参考に計算します。
まずチョコレートですが、20枚入りで300円程度のファミリーパックを仮定すると、チョコ1枚あたりの値段は15円となります。おなじように、20枚入りで300円程度のせんべいでは1枚あたり15円となるため、一日に一枚ずつ食べた程度では、30円ほどにしかなりません。
しかし、我が物顔で一日に10枚ずつ食べたとすると、300円の料金となります。これを20日間続ければ、6000円以上のお菓子をただで食べたことになるのです。
料金を請求された場合の対処法
フリーおやつを好きなだけ食べたことで料金を請求されてしまった場合、そのことで職場ともめるのは得策ではありません。自分の行動を客観的に振り返り、以下の流れで対処することをおすすめします。
・なぜ料金を請求されたのか理由を考える
福利厚生の一環で提供されているおやつは、本来は職場の全員で平等に分けられるべきものです。一部の人の口にしか入らないようでは、福利厚生とはいえないでしょう。料金を請求された背景には、他の社員から不満の声が上がっていることや、平等性が担保されない以上会社が福利厚生費として処理できないなどの理由が考えられます。
・食べ過ぎてしまったことを反省して会社のルールに従う
他の人がおやつに手をつけていなかったのは、単に休憩のタイミングが取れなかっただけかもしれません。「余っているなら」と深く考えずに食べてしまったおやつは、他の人が「仕事が落ち着いたら食べよう」と楽しみにしていたものかもしれないということです。
組織で働く以上は、協調性が求められます。「食べない人が悪い」と相手を批判するのではなく、周囲の都合や状況に配慮できなかった点を反省し、会社のルール上、料金を支払う必要性が生じているならばそれに従うべきでしょう。あくまでおやつに関することですので、次回から気を付ければ大きな問題になることはないはずです。
「フリーおやつは皆のもの」という意識を持とう
フリーおやつを一部の人がほとんど食べ尽くしてしまう状況では、福利厚生として平等とはいえず、社員同士のコミュニケーション活性化にもつながりません。むしろ、職場の人間関係や雰囲気が悪化してしまう恐れがあります。
「フリーおやつは皆のもの」という意識を持ち、食べ過ぎには十分気を付けましょう。残っているものであっても、先に「いただいてもいいでしょうか?」と周囲に一声かけるのがマナーです。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー