更新日: 2024.01.21 貯金

平均貯蓄額が驚きの【1800万円】超え!?電気水道業の仕事内容とは!?

平均貯蓄額が驚きの【1800万円】超え!?電気水道業の仕事内容とは!?
新年になり、今年は貯金を頑張ろうと考えている人も多いのではないでしょうか。貯金を始めるにあたり、周りの人がどれだけ貯めているか気になる人もいるでしょう。
 
そこで、今回は「世帯主の就業先産業別」金融資産保有額を確認していくとともに、電気水道業の仕事内容などの職業実態を解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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「世帯主の就業先産業別」金融資産保有額は?

世帯主の就業先産業別の平均金融資産保有額について、単身世帯および二人以上の世帯それぞれで見ていきましょう。
 
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査][単身世帯調査](令和4年)」によると、二人以上世帯の金融資産保有額は表1の通りとなっています。
 
表1
 

世帯主の就業先産業 二人以上世帯の
平均金融資産保有額
単身世帯の
平均金融資産保有額
農林漁鉱業 1203万円 96万円
建設業 1119万円 756万円
製造業 1551万円 1008万円
運輸業、郵便業 965万円 1015万円
卸売業、小売業 1499万円 714万円
宿泊業、飲食サービス業 981万円 541万円
医療、福祉 894万円 705万円
公務、教育、電気水道業 1895万円 1387万円
その他サービス業 1665万円 1280万円

 
※金融広報中央委員会 知るぽると「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査],[単身世帯調査](令和4年)」を基に筆者作成
 
この表を見て分かる通り「公務、教育、電気水道業」は二人以上世帯、単身世帯ともに金融資産保有額が一番多いことが分かります。
 
二人以上世帯で一番保有額が少ない「医療、福祉」と比べると保有額の差はおよそ1000万円、単身世帯で一番保有額が少ない「農林漁鉱業」と比較するとおよそ1300万円の差があるようです。1000万円や1300万円の金融保有額の差はかなり大きいものだといえるでしょう。
 

電気水道業の仕事内容とは?

電気水道業とは、簡単にいうと電気や水道を供給したり、汚水や雨水を処理したりなどといった、私たちの生活に欠かすことのできないインフラを供給・維持・処理する仕事を担っています。
 
まず電気業では、保有機材の管理や研究開発、企業経営の推進、広報、営業といった主として管理事務を行う本社業務のほか、街中の電気整備や修理、保安などの支援業務を行う事業所業務があります。
 
電気は日常生活や産業に欠かせないエネルギーのため、安定した電力を提供することが求められるのです。業務内容は幅広くなっていますが、大前提として安定した電力を届けるという使命感の下に働くため、社会的意義が大きい仕事といえます。
 
水道業では、企業経営を推進する管理統括、各都道府県や市町村に対する指導・監督を行う本社部門のほか、街中の水道の修理や整備、保安、メンテナンスといった事業所部門の仕事などが挙げられます。
 

平均貯蓄額が高い電気水道業は需要があり続ける仕事

世帯主の就業先産業別の平均貯蓄額のデータから、一番貯蓄額が高いのは「電気水道業」で、私たちの生活に欠かすことのできないインフラに関わる仕事でした。
 
電気も水道も今後需要がなくなることのない職業です。年収を上げて貯蓄額を増やしていきたいという方は、電気水道業の仕事をさらに詳しく調べてみるといいでしょう。
 

出典

金融広報中央委員会 知るぽると
 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)1.金融資産の状況等  表番号3 金融資産保有額(金融資産保有世帯)

 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年))1.金融資産の状況等  表番号3 金融資産保有額(金融資産保有世帯)

総務省 日本標準産業分類 大分類F 電気・ガス・熱供給・水道業

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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