You Tubeで月3万円を稼ぐとしたら、登録者は何人必要ですか？ 本数との兼ね合いについても教えてください！

You Tubeは稼げると聞いたことのある人もいるのではないでしょうか。事実、ユーチューバーが子どもの憧れの職業としてもてはやされたこともあります。できるなら、自分もYou Tubeで稼ぎたいと思っている人もいるはずです。しかし、なぜYou Tubeがお金になるのか、その仕組みを知らない人も多いでしょう。
 
そこで今回は、You Tubeの広告収入の仕組みを紹介しながら、月3万円稼ぐには登録者数が何人必要かということも解説します。

登録者数は何人必要？ 月に3万円稼ぐ場合

結論からいうと、You Tubeで月3万円を稼ぐには、登録者数は4000人ほど必要といえます。ただし、これは週に3～4本の動画をアップし、動画1つにつき1～2つの広告を入れることが条件です。では、なぜそうなるのかを、You Tubeで稼ぐ仕組みを紹介しながら解説します。
 

・You Tubeで稼ぐ仕組みとは

YouTubeで稼ぐにはいくつか方法がありますが、その中でも最も一般的なのが、動画広告による収入です。これは、動画の再生前や再生中に表示される広告によって収入が得られる仕組みであり、1本の動画の中で表示される回数により金額が変動します。つまり、YouTuberの広告収入は、チャンネルの登録者数だけではなく、広告の表示回数にも影響されるのです。
 

同じチャンネル登録者数で収益を増やす方法とは？

同じチャンネル登録者数で収益を増やす最も効果的な方法に「8分以上の動画を作成し、広告表示回数を増やす」ことが挙げられます。なぜなら8分以上の動画では、投稿者が任意のタイミングで広告を挿入できる決まりがあるからです。
 
これが適用されると、例えば同じ回数視聴される8分以上の動画でも、広告が1回表示される場合と5回表示される場合とでは、収益が約5倍違ってきます。
 
とはいえ、単に広告が多い動画を投稿するだけでは、視聴者をうんざりさせてしまい、離脱率が上がり、平均視聴維持率の低下につながる可能性があります。視聴時間が短かったり離脱率が高かったりする動画は、YouTubeから評価されにくく、収益の低下を招きやすいのです。
 

動画の離脱率を下げるための5つのポイントとは

動画の離脱率を下げるためには、5つのポイントを意識することが大切です。
 

・動画の対象となる視聴者を明確にする

動画の離脱率を抑えるには、ターゲットを明確に設定することが重要です。適切なターゲットを設定することで、You Tubeのアルゴリズムにより関心のあるユーザーにだけ動画が表示されます。結果として、離脱率を最小限に抑えられる可能性があります。
 

・サムネイルの魅力を高める

サムネイルの作成時には、見やすく分かりやすいデザインにするとよいでしょう。そのためには、インパクトのある画像と簡潔な文字情報の組み合わせが最適です。フォントや色なども、動画の雰囲気に合ったものを選ぶようにしましょう。
 

・競合相手の動画分析

離脱率が下がらない場合、競合相手の動画を分析するのがよいでしょう。競合相手がどのような構成を採用しているのかを分析することで、自身の動画の改善点が見つかることがあります。
 

・離脱ポイントの特定

離脱率の高い動画を詳細に分析し、視聴者がいつ離脱したかを特定することも大切です。離脱ポイントを改善することで、視聴者の離脱率を抑えられるかもしれません。
 

・動画のテンポをよくする

動画のテンポが悪いと、視聴者が飽きてしまうことがあります。必要であれば動画編集支援ツールを活用し、テンポのよい編集を心がけましょう。
 

ポイントを把握してYou Tubeで稼ごう！

今回は、You Tubeで月3万円を稼ぐための登録者数を例にあげながら、You Tubeの広告収入で稼ぐための考え方とポイントを紹介しました。魅力のある動画を制作できれば、登録者数も増え数十万円稼ぐことも夢ではないかもしれません。そのためにも、視聴者の離脱率を下げるポイントをしっかりと把握していきましょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー