更新日: 2023.11.12 家計の見直し

プロがおすすめする「水道代」の節約法とは?【東京水道局編】

プロがおすすめする「水道代」の節約法とは?【東京水道局編】
肌寒い季節は「湯船に入ってゆっくりしたい」と思う日が多いのではないでしょうか。しかし、そこで気になるのが水道光熱費です。水道光熱費を節約するために、さまざまな工夫をしている方も多いでしょう。中でも今回は水道料金に注目して、「東京水道局」がおすすめする水道代を節約する方法についてご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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1ヶ月の水道料金はどれくらい?

水は生活に不可欠ですが、一人あたり1日にどれくらいの量を使っているのでしょうか。厚生労働省によると、家庭内で1日に使用する水量を一人あたりに換算すると、約230リットルだそうです。内訳は以下の通りです。
 

・お風呂:80リットル
・トイレ:50リットル
・炊事:40リットル
・洗濯:35リットル
・洗面そのほか:25リットル

 
さらに学校や会社などの家庭以外でも約70リットルもの水を使っているとされ、一人あたり1日で約300リットルの水を使っていることになります。
 
1ヶ月の水道料金は、約2万リットル使った場合、全国平均で約3300円です。1リットルあたりの水道料金は平均で0.2円ですが、地域によって異なるため、同じ2万リットルでも水道代が大きく異なる場合があります。
 

水道のプロ「東京都水道局」がおすすめする水道料金の節約方法とは

さまざまな節水方法がありますが「東京都水道局」から次のようなアドバイスが公表されています。なお、節約金額の条件は、1リットルあたりの単価を0.24円、3人家族が利用している場合で設定しています。
 
・歯磨きはコップを使って約220円の節約
歯磨きしている間は水を流しっぱなしにすることがあるかもしれません。しかし30秒間流しっぱなしにすると、約6リットルの水を使うことになります。
 
一方でコップに水をためて歯磨きをすると、使用する水の量は約0.6リットルで済み、朝と晩に歯磨きをした場合は1ヶ月で約220円の節約につながります。
 
・洗車はバケツを使って約30円節約
洗車の最中に水を流しっぱなしにすると、約90リットルの水を使用することになります。そこでバケツに水をためて洗車をすることで、約60リットルの節水ができ、月2回の洗車ならば約30円の節約が可能です。
 
・風呂の残り水を再利用して約650円節約
風呂の残り水を有効活用することで、節水につなげられます。一般家庭の残り水は約180リットルあり、半分の90リットルを洗濯・掃除・散水などで再利用します。毎日行うと、1ヶ月で約650円の節約につながります。
 
・節水コマを取り付けて最大50%の節水
蛇口の内部に付いているコマを節水コマに取り換えることで、流れ出る水の量を減らして最大50%の節水につなげられます。節水コマは水道局の営業所で受け取れます。
 

プロのアドバイスを日常生活に取り入れて水道料金を節約しよう

生活費が高騰するなか、各家庭ではさまざまな工夫で節約について考えなければなりません。そこで、水道のプロのアドバイスを日常生活に取り入れ、節水に取り組んではいかがでしょうか。水道代の節約だけでなく、有限で貴重な資源である水を大切に使うことにもつながります。
 

出典

厚生労働省 いま知りたい水道-日本の水道を考える-
東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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