更新日: 2023.10.17 その他家計
【食欲の秋】時間も光熱費もカット!レンチンでできるメニュー3選!
そこで当記事では電子レンジを使うことで時短になり、さらに光熱費がより少なくてすむメニューを紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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電子レンジを使うことで光熱費を節約できる
昨今では、IHクッキングヒーターを使う家庭が増えています。一方、電子レンジはお弁当などを手軽に温められるなど、多くの家庭で使われています。
IHクッキングヒーターと電子レンジを使った場合の光熱費(電気料金)を比較してみましょう。比較しやすいように、消費電力はその製品が安定して出せる最大電力である「定格消費電力」を使い、使用時間は「1時間」として計算しています(表1)。
表1
定格消費電力 | 1時間の光熱費 | |
---|---|---|
IHクッキングヒーター | 2.0キロワットアワー | 60円 |
電子レンジ | 0.95キロワットアワー | 28.5円 |
※筆者作成
※電気料金(円)=消費電力量(キロワットアワー)×使用時間(時間)×電気料金目安単価(円/キロワットアワー)
※電気料金目安単価は「東京電力エナジーパートナー 従量電灯B第1段階料金/目安単価30.00円」を使用。
電子レンジはIHクッキングヒーターより定格消費電力が小さいため、電気代が安く済むことがわかります。そのため作るメニューによっては、電子レンジを使用したほうがお得です。
電子レンジでできるメニュー
電子レンジを使うことで電気代を抑える以外にも、加熱にかかる時間が短いというメリットがあります。電子レンジは食材の内部に含まれる水分を温めるため、鍋やフライパンを火にかけるよりも短時間で加熱できます。
■材料(2人前)
カレールー 2かけ
豚肉 100グラム~150グラム
玉ねぎ 1/2個
にんじん 1/4本
ジャガイモ 1/2個(小さいものなら1個)
水 300ミリリットル
■作り方
1、材料は全て1.5センチメートル角に切る
2、耐熱ボウルに野菜、肉の順に入れる
3、水を加えてラップをふんわりとかけ600ワットの電子レンジで10~12分を目安に加熱
4、レンジから取り出し具材の中まで火が通っていることを確認し、カレールーを加えてかき混ぜる
5、再度ラップをふんわりとかけてさらに600ワットでさらに5分間加熱する
■材料(2人前)
玉ねぎ 1/2個
ベーコン 2枚
コンソメ 小さじ2
水 300ミリリットル
■作り方
1、玉ねぎは千切り、ベーコンは5ミリメートル幅に切る
2、耐熱ボウルに具材と水、コンソメを入れ、600ワットの電子レンジで3~4分を目安に加熱
3、お好みで塩や粗びきコショウ、みじん切りにしたパセリを加える
■材料(2人分)
豚または牛の薄切り肉 100グラム
ジャガイモ 1個(小さいものなら2個)
にんじん 1/3本
玉ねぎ 1/2個
顆粒(かりゅう)だし 小さじ1/2(液体だしの場合は大さじ2)
水 水大さじ4
しょうゆ 大さじ2
砂糖 大さじ2
■作り方
1、肉は5センチメートル幅に、玉ねぎは5ミリメートル幅に切り、にんじんは薄い輪切り
2、じゃがいもは一口大よりやや小さめに切り、水につける
3、耐熱皿に切った肉を並べ、その上に玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを乗せる
4、水、しょうゆ、砂糖を混ぜ合わせたものと、顆粒(かりゅう)だしを2にかける
5、ふんわりとラップをかけ、600ワットの電子レンジで6分間を目安に加熱
6、6分間の加熱後、ラップをはずしてかき混ぜて、600ワットでさらに2分間加熱
7、具材に火が通っているかを確認し、必要であればさらに2〜3分加熱
メニューに応じて電子レンジを活用する
電子レンジはIHクッキングヒーターより定格消費電力が小さいため、電気代が安く済みます。また電子レンジは鍋などを火にかけて加熱するより、短時間で加熱できます。作るメニューによっては、電子レンジで活用することで時間も電気代もカットできるでしょう。皆さんも、お財布に優しい「食欲の秋」をお楽しみください。
出典
三菱電機株式会社 IHクッキングヒーター定格消費電力(cs-g29cs)
東京電力エナジーパートナー株式会社 電気料金単価 従量電灯B 第1段階料金
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー