更新日: 2023.10.14 働き方
月1ある会社の飲み会の出費がイタイ…!「割り勘自腹」なのですが、断ってもいいでしょうか?
社員のなかには、1人の時間を楽しみたい、趣味へ時間を費やしたいとの考えから、会社の飲み会を敬遠する方もいます。それでも上司からの飲み会の誘いを断ることが難しく、毎回飲み会へ参加せざるを得ない状況もあるでしょう。
上司との飲み会やお酒の席によるコミュニケーションは大切なことですが、飲み会のたびにかさむ出費は、できるだけ減らしたいところです。
本記事では、会社の飲み会の平均出費額や、飲み会を断れるケースと断れないケースについて詳しく紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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会社の飲み会の平均出費額は?
株式会社タンタカが30~50代の男性に聞いたアンケートによると、毎月飲み会にかかっている出費額は「5000円以上1万円未満」が23%と最も多く、次いで「3000円以上5000円未満」が18.2%となっています。
また「職場の飲み会があったら参加したいですか?」という問いに対して、53.2%の方が「参加したくない」と回答していることが分かりました。
職場の飲み会に参加したいと回答した方のなかには「職場の人間関係を良好にする効果があるため」とある一方、参加したくないと回答した方のなかには「プライベートを大切にしたい」という意見がありました。
会社の飲み会を断れるケースと断れないケースとは?
「会社の飲み会の頻度が多く、毎回自腹なので出費を抑えるために断りたい」と思っている方もいるでしょう。
例えば、勤務時間内に開催される飲み会で、上司が全員参加を命じた場合は「仕事の一環」とみなされる可能性があります。参加した場合は時間分の賃金が支払われ、参加しなかった場合は定められた勤務時間内の業務を全うしていないとされるため、基本的には断れません。
一方で、勤務時間外の飲み会は基本的には断っても問題ないでしょう。
会社の飲み会は「自腹」or「会社持ち」?
ベースメントアップス株式会社が2019年に実施した「社会人の飲み会代金についての調査」によると、「会社の飲み代を誰が支払うか」という質問に対して次のような結果が出ています。
割り勘(37%)
会社の経費(27%)
年齢が上の人が払う(21%)
役職が上の人が払う(15%)
上司から誘われた飲み会なら上司が払うケースが多いですが、主催者や目的がはっきりしていない飲み会の場合は、割り勘になることも多いでしょう。
飲み会代の支払いが厳しいときは断りましょう
会社の飲み会は断りづらいですが、支払いが割り勘かつ自腹の場合が続けば、経済面でも厳しくなるでしょう。
基本的に業務時間内の飲み会は断れず、業務時間外の飲み会は断ってよいとされています。断れる飲み会の場合は「趣味にお金を費やし過ぎたため、今月はお小遣いがピンチ」などと理由を伝えて断ってもよいかもしれません。
出典
株式会社タンタカ お金を借りる即日融資ガイド110番 30代・40代・50代の男性に聞いた!月々の飲み代はいくら?職場の飲み会に参加したくない人は何%?
ベースメントアップス株式会社 社会人の飲み会代金についての調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー