更新日: 2023.10.09 家計の見直し
コンビニ弁当 VS 白米だけ持参+お惣菜! 昼食代はどちらが節約できる?
本記事では、最初に双方のコストを比較したあと、節約におすすめのポイントを紹介していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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コンビニ弁当と白米+お惣菜の費用を比較
昼食として手間がかからないのはコンビニ弁当です。会社近くにコンビニがあれば、出勤前やお昼に買いに行けるでしょう。
費用的には500円〜600円のお弁当が多いのではないでしょうか。仮に500円とした場合、平日5日間だと500円×5日で週2500円、1ヶ月間(4週)では2500円×4週=1万円になります。600円の場合は1万2000円です。
次に、白米を持参する場合を考えてみます。10kg3000円のお米で、1合を約150gと考えた場合、1合の値段は45円になります。パックに詰めて持参する量を半合と考えた場合、45円÷2で22.5円。水道代や電気代を考慮しても30円以内で済むでしょう(ここでは仮に30円とします)。
次にお惣菜ですが、チラシ・買い物情報サービスの「トクバイ」を運営する株式会社ロコガイドが実施した「お惣菜・スイーツに関するアンケート」結果によると、お惣菜の購入金額は301円〜500円が最多でした。平均金額は570円です。
白米半合30円+平均金額570円の場合は1食600円。お惣菜の金額をここではアンケート調査の最低額の300円とした場合は、合計330円となります。お弁当と同じように1ヶ月間で換算すると、330円の場合は6600円、1食600円とした場合は1万2000円です。
前述したコンビニ弁当は1ヶ月間で1万円〜1万2000円でしたので、白米持参+お惣菜の金額が600円であれば、コンビニ弁当とほぼ変わらない計算になります。一方、白米持参+お惣菜で330円以内におさめれば、コンビニ弁当よりも月間3400円〜5400円の節約効果がみこめるでしょう。
白米持参+お惣菜の節約のポイント
白米持参+お惣菜の場合、「どの程度まで費用をおさえられるのか」がポイントになります。
まず白米ですが、まとめて炊くことで電気代をおさえられるでしょう。それだけでは大きな節約効果を期待できないかもしれませんが、時間の節約という観点からも、白米はまとめて炊いたあと、小分けにして冷凍保存するほうがお得です。
次にお惣菜の値段ですが、ひとくちにお惣菜といっても種類はさまざまです。先ほどのアンケート調査で人気のお惣菜の第1位は揚げもの(からあげ・とんかつ・コロッケなど)でした。
ほかにも、白米に合うお惣菜には、焼き物(焼き魚・ぎょうざなど)や煮物(魚の煮付け・豚の角煮など)やあえ物(胡麻あえ・うの花など)などがあります。
節約という視点からは、コロッケのような揚げ物や、胡麻和えのような、あえ物がよいかもしれません。冷凍食品を電子レンジで温めるという選択肢もありますが、ひとつひとつ値段を確認して購入することをおすすめします。
まとめ
今回はコンビニ弁当と白米+お惣菜を比較して、「どちらが昼食代を節約できるのか」を解説しました。
基本的には白米+お惣菜のほうが節約効果を見込めるものの、コンビニ弁当の1食分の平均である500円〜600円以下におさえることがポイントです。お惣菜代は毎食、470円以下にとどめること(理想は300円以内)を考慮してお惣菜を選ぶと節約効果となるでしょう。
出典
株式会社ロコガイド お惣菜・スイーツに関するアンケート
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー