更新日: 2023.10.06 家計の見直し
子どもと夫が毎日「揚げ物」を食べたがります…。電気フライヤーを使うと「電気代」は月いくらになりますか?
そんな人におすすめしたいのが「電気フライヤー」です。電気フライヤーは、電気の力で油を加熱して揚げ物料理が作れる、調理家電製品です。電気フライヤーを使用すれば、失敗しにくくお手入れも簡単なため、揚げ物料理へのハードルが下がるでしょう。
しかしなかには、電気代が気になる方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、電気フライヤーにかかる電気代を調べました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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電気フライヤーにかかる電気代
電気フライヤーにかかる、1時間当たりの電気代を求めるには、以下の計算式を使います。
消費電力量(ワット)÷1000×電気料金単価(円/キロワットアワー)
電気フライヤーの消費電力量は、製品カタログや取扱説明書に記載されています。平均消費電力量は700~1500ワットと、製品によって差がありますが、今回は1000ワットとして計算してみましょう。
1000(ワット)÷1000×30(円/キロワットアワー)=30円
※電力量料金30円/キロワットアワーの場合
1時間電気フライヤーを使用すると、30円の電気代がかかることが分かりました。毎日の夕食時に使用したとすると、1ヶ月(30日間)で900円になります。
電気フライヤーを使うメリット
電気フライヤーの電気代は、毎日使っても月1000円弱と、あまり大きくはありません。しかしほかにも、電気フライヤーを使用するメリットには、以下のようなものがあります。
●火を使わずに簡単に調理できる
●油の温度を一定に保てる
●コンパクトサイズのものは置き場所に困らない
●卓上で使えるものは、揚げたてが食べられる
●製品によっては少ない油で調理ができて、経済的
製品によって特長は異なりますが、共通のメリットは「油の温度を一定に保てる」点です。そのため、失敗のリスクが少なく、安全に調理できます。
さらに、製品によっては少量の油でも調理ができて、コンパクトサイズであれば、収納場所にも困りません。卓上タイプのものならば、食卓に置いて、その場で揚げられるため、いつでも揚げたてが食べられます。
自分たちに合った「電気フライヤー」で無駄なく揚げ物を楽しもう
電気フライヤーを1時間使用すると、およそ30円の電気代がかかることが分かりました。
自宅で揚げ物を調理することは、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれませんが、電気フライヤーならば、失敗のリスクが低く、挑戦しやすいでしょう。
また大きい鍋で調理すると、その分の油が必要となりますが、電気フライヤーならば、製品によっては少量の油で調理できるものもあり、経済的です。油の消費を抑えつつ、気軽に調理できる「電気フライヤー」を、ぜひ活用してください。
出典
東京電力エナジーパートナー株式会社 料金単価表‐電灯 従量電灯B
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー