更新日: 2023.08.13 その他家計

夫の昼食代節約にお弁当作りは面倒… 共働きに試してほしい「最初の一歩」とは?

夫の昼食代節約にお弁当作りは面倒… 共働きに試してほしい「最初の一歩」とは?
2023年は物価高や電気代高騰による、一般家庭の家計への悪影響が懸念されている。そうしたなかで、手軽に家計への負担を抑える方法として、「節約」が再度注目されているのだ。
 
とはいえ、日々を忙しく過ごす社会人にとって、食費を抑えるということも決して容易ではないだろう。本記事では、夫の昼食代を節約したいと考えているYさんの話を参考に、独自の提案をしていく。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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「朝は忙しくてお弁当作りは面倒……」 料理担当の妻の悩み

Yさんは、都市部に勤務する30代前半の女性である。昨年結婚をして、現在は子どもがいない共働き夫婦として過ごしているようだ。
 
世帯の合計収入自体は満足しているものの、昨今の物価高や電気代高騰を受け、細かな節約を心掛けているのだそう。そうしたなか、妻のYさんは夫の昼食代が気になっていると語る。
 
「最近は何でも高くなってますから、昼食代もなるべく抑えたいんですよね。私は安く食べられる社員食堂があるんですけど、夫の勤務先にはないようで……。職場近くのお店で食事をしているらしいですけど、1食1000円程度はしちゃうんですよ」
 
自炊と外食ならば、当然外食のほうが出費は大きくなる。そのため、昼食代を抑えたい人ならば、お弁当を用意している人も多いだろう。しかし、Yさん夫婦にはお弁当を用意できない理由があるという。
 
「料理は基本的に私が担当してるんですけど、朝は時間がないんですよね。2人とも朝7時前に起きて、8時ごろには家を出ています。朝食やメイクで忙しい朝の1時間にお弁当を作るのは難しいです。後は単純に、これ以上早く起きるのも、毎日お弁当を作るのも面倒で……」
 
夫婦の昼食代を抑えたいと考えているYさんだが、現在の状況ではお弁当を作るのは難しいようだ。
 

簡単! 節約弁当の救世主? レトルトランチ

値上げラッシュが続くなか、「節約できるところは少しでも抑えたい」という家庭が増えているのではないか。毎日のランチもその一つだ。特に外食で済ませている人には、お弁当に変えるだけでかなり節約できる。
 
しかし忙しい朝に節約のためとはいえ、お弁当作りをスタートさせるのはかなり負担が増えるだろう。そこで負担がほぼゼロの、簡単なお弁当作りを紹介したい。
 

負担ほぼゼロ:お弁当作りへのファーストステップ

簡単にできるお弁当には「レトルトランチ」をお勧めする。
 
知っての通り、レトルト食品はお湯で温めるだけ。忙しい朝でも、お湯さえ沸かして温めれば約5分でできる。それをスープジャーに移すだけで、おかずの完成。ご飯は前日、ランチ分も一緒に炊いて冷凍しておけば、朝レンジで温めただけですぐに準備ができる。卵焼きなどを焼くときのように、ずっとコンロの前にいる必要もないため、朝食を準備しながらでもお弁当が完成する。
 
レトルト食品は1食200~700円程度なので、1回1000円のランチに比べると節約効果は絶大だ。週に1度だけ「レトルトランチ」に変えただけでも、1200~3200円程度は毎月節約できる。 
 
気になる味だがコロナ渦でお家ごはんが増えたこともあって、種類が豊富で味のバリュエーションやおいしさもかなりレベルアップしている。牛丼、中華丼やマーボー丼、カレーにいたってはご当地系からタイカレーのようなエスニック系のものまで数多くある。また、有名店が監修したこだわりの味や素材、100カロリー以内に抑えた商品もあり、選ぶのが楽しくなりそうだ。
 
特に冬だと、オフィスで温かいランチが食べられるのはうれしいだろう。
 

レトルトランチは安全?

家族の健康を考える主婦には、レトルト食品に使われる添加物や安全性などが気になる点だろう。
 
しかし、レトルト食品は「食品衛生法」で、保存料や殺菌料の使用が禁止されており、120度以上で4分間以上の高温高圧殺菌処理がされている。また包装に使われている素材も発がん性検査や熱による変容などが起こらないか、厳しくチェックされているので、安心して食べることができる。
 
ただし、レトルト食品は塩分量や糖質、脂質が多めなので、その日の夜ごはんは野菜を多めに取る、週に1度の利用にする、添加物や着色料が使われていない商品を選ぶなど、工夫することをお勧めしたい。
 

まとめ

昼食代の節約に、ほぼ負担ゼロの「レトルトランチ」を紹介した。時間がない忙しい朝にお弁当作りの負担は大きいが、まずは週に1回でも外食ランチからお弁当に変えるだけで節約は期待できる。
 
お弁当の内容も、レトルトランチから前日の夜ごはんを多めに作る、他のおかずは冷凍食品だけど卵焼きだけは焼く、といったように少しずつステップアップしていけばよいだろう。徐々にお弁当日を増やして習慣化できれば、お弁当作りのハードルは低くなり節約効果は絶大だ。
 
そのファーストステップとして、簡単で手間のかからない「レトルトランチ」をぜひ試してほしい。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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