更新日: 2023.07.19 家計の見直し
「もっとお金を貯めたい人」必見!支出を抑えるための5つのアイデアと方法
支出の現状から、家計の見直しを行い、無理なく効果的な節約を行うことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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支出の現状を把握する
生活費の節約をして、支出を抑えるためには、現状把握が大切です。毎月の生活費として、何にどれだけ使っているのかを正確に把握して、節約の目標を定める必要があります。
一人あたりの支出平均額
まず、同世代の勤労者世帯のうち、一人暮らしの平均的な支出をみていきましょう。政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査/家計収支編 単身世帯 詳細結果表(2022年)」によると、34歳以下の勤労者単身世帯の支出平均額で、主なものは次のとおりです。
食料 | 3万5014円 |
住居 | 3万6380円 |
光熱・水道 | 9158円 |
交通・通信 | 2万756円 |
教養娯楽 | 2万2488円 |
その他消費支出 | 1万9951円 |
※筆者作成
住居費には、実家暮らしや独身寮に住んでいる人なども含まれていますので、低額になっています。自分の毎月の支出と比較して、突出した出費がないかを確認します。
節約の目安
上記の数字は、あくまでも平均値であり、個々のライフスタイルなどによって、単純に比較することはできませんが、毎月の出費の目安にはなります。また、多い少ないだけに固執せずに、無駄な支出を減らすための材料として捉えてください。
ある程度の目安が把握できたら、節約の目標金額を決めましょう。ゴールを決めておかないと、長く継続することが難しくなります。
支出を抑える五つの方法
支出を抑える方法には、さまざまありますが、効果の高い方法と、そのテクニックを紹介します。代表的なものを挙げていますので、これらを参考にして、自分に合った節約術を見つけてください。
家計簿をつける
節約の基本は、家計簿をつけて、家計を把握することです。最初は、おおまかに分けるところからスタートして、次第に詳細にしていきましょう。大切なことは、家計簿を習慣にすることです。
家計簿の種類はたくさんありますが、パソコンやスマートフォンで管理できる、家計簿アプリをおすすめします。便利な機能が搭載されており、費目ごとの収支一覧表などが作成できます。
食費を節約する
生活費のなかで、大きな割合を占めるのが食費です。そのため、節約の効果が出やすい支出でもあります。外食の回数を減らして、自炊することで実現できます。最初から、100%自炊に切り替えることは無理がありますが、できる範囲で、少しずつ実践していきます。
例えば、休日に食材をまとめ買いして、作り置きできるものは冷凍保存します。バランスのとれた食事を心がけ、無理のない範囲で節約しましょう。
住居費(家賃)を節約する
住居費は、支出の割合が最も高い項目です。家は生活の基盤ですので、ある程度の出費はやむを得ませんが、極力抑えていきましょう。例えば、家賃の値下げ交渉や、思い切って転居することも、ひとつの方法です。
初期費用の負担がありますが、家賃負担を少しでも減らすことができれば、長期的に考えて、効果的な節約になります。
光熱費を節約する
水道代は契約を選べないため、契約先や料金プランの見直しが可能となるのは、電気代とガス代です。電力・ガス自由化により、さまざまな特徴的料金プランがありますので、比較サイトなどを参考にして、費用を下げられないかを検討してください。
また光熱費は、使い方によっても、料金を減らすことができる費用項目です。洗濯は、まとめて洗い、風呂の残り湯を使うとか、エアコンは設定温度を調節するとか、夏場はシャワーのみとするなど、節約の方法はたくさんあります。
そのほかの固定費を節約する
上記以外で、節約の効果が高い支出は、通信費・保険料・自動車関連費などです。携帯電話代は、大手キャリアで契約している場合は、格安会社へ乗り換えができれば、効果的な節約になります。
見直しと節約に聖域はありませんので、すべての費用について、取り組むことができます。一つひとつ、検討してみてください。
節約術を身につけてお金を貯めよう
無理なく出費を抑えるためには、コツとテクニックを身につけることが大切です。支出を抑える方法は、今回紹介したもの以外にもたくさんありますので、自分に合った節約術を見つけてください。
節約術を身につけることで、お金の貯まる生活を手に入れましょう。
出典
政府統計の総合窓口(e-Stat)「家計調査/家計収支編 単身世帯 詳細結果表(2022年)」2 男女、年齢階級別
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー