更新日: 2023.07.03 家計の見直し
ランチに「カフェ」ってコスパ悪いですか? パスタセットで800円ほど使っています
本記事では、会社員のランチ代の平均額や平均年収について解説します。また、弁当を持参する以外でランチ代を節約する方法も紹介しますので、参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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会社員のランチ代の平均額は575.8円
株式会社UOCC(Spicomi調査)が2022年に公表したアンケートのデータによると、オフィスで働く会社員(男女計498人)がランチにかける平均額は575.8円です。アンケート対象者の年齢は20~65歳で、年収の平均額は391万1000円でした。年収は男女によって差が見られ、男性平均は506万4000円、女性平均は323万円でした。
ただし、ランチにかける平均額は男性平均が561.8円、女性平均は584.1円となっており、女性のほうが平均年収は低いものの、ランチ代にかける金額は男性よりも高めであることが分かります。
また、「ランチでちょっとぜいたくをするときの金額」として最も多かったのは、「1000~1200円」で全体の29.3%、2位が「900~1000円」で18.9%、3位が「1200~1500円」で17.9%となりました。つまり、カフェでの800円のランチはぜいたくとまではいえない金額であるものの、平均額よりは高めです。
自身の年収が平均額と大きく変わらないのに800円のランチを食べている場合には、可能な範囲で節約を考えてみてもよいでしょう。
ランチ代を抑える4つの方法
弁当持参が節約になるのは分かるけれど、毎朝早起きして弁当を準備するのはしんどい、現実的に続かないと思う人もいるでしょう。例えば、以下のような方法であれば、そこまで負担を感じることなくランチ代を節約できるのではないでしょうか。
・コンビニやスーパーの総菜を利用する
コンビニやスーパーの弁当や総菜などは、比較的安い値段で売られているものが多く、800円以下に抑えられる可能性が高いでしょう。割引クーポンを利用することで、さらにお得にできます。
・テイクアウトにする
テイクアウトにすることで、店内で食べるよりも安く済む場合があります。お店の味を楽しみたいときには、テイクアウトサービスがあるところを選ぶのも手です。
・カフェでの支払い方法を工夫する
頻繁にカフェに行く場合には、現金ではなくポイントが貯まるキャッシュレス決済にするなど、支払い方法を工夫することも大事です。カフェによっては、次回以降のランチに使える割引券やクーポンをくれる場合もありますので、職場周辺のカフェの情報を調べてみましょう。
・ご飯だけ炊いてその他を冷凍食品や総菜にする
弁当についても、ご飯だけ炊いておかずは冷凍食品や前の日にスーパーで買った総菜の余りを詰めれば、大幅に時短できます。自炊の場合は、実質食材費だけで済むので無駄な出費を抑えられ、栄養バランスも考慮できます。
カフェでの800円はコスパが悪いかどうかはケース・バイ・ケース
食費をなるべく節約したいのであれば、毎日のようにカフェで800円も使うのはコスパが悪いでしょう。しかし、ランチにおいしいものを食べることで午後からの仕事にやる気が出るなど、大きな効果が得られる場合には、妥当な金額といえるかもしれません。
ランチ代をどこまで節約するかは、その人の年収や目標とする貯金額、食費以外の出費額などによっても変わってきます。自分にとってストレスの少ない選択肢をおすすめします。
出典
Spicomi ランチ代平均金額と高いのはいくら?昼食代500円は高い?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー