更新日: 2023.06.29 家計の見直し

家計の節約には固定費の削減!【インターネット回線】の見直しポイント

家計の節約には固定費の削減!【インターネット回線】の見直しポイント
家計の節約に効果的といわれるのは「固定費」の削減です。
 
固定費とは、毎月必ず支払いが必要な出費のことで、水道光熱費や保険、インターネット回線などがあります。そこで今回は「インターネット回線」を見直して、月々の支払いを安く抑えるポイントをご紹介します。
 
ちなみに、総務省統計局の「2022年家計調査報告」によると、二人以上の世帯における、「通信」にかかる支出の月平均額は、1万2598円との結果が出ています。ただし、この費用の内訳には、インターネット接続料だけではなく、携帯電話の使用料なども含まれています。
 
「節約を意識しているのに出費が多い……」とお悩みの人は、ぜひ、参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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インターネット回線の種類と相場

インターネット回線と一口にいっても、いくつかの種類があり、特徴はそれぞれ異なります。ここでは、代表的な3種のインターネット回線の、種類とその特徴をまとめました。
 
・光回線:4000~6000円
光ファイバーケーブルを使用した固定回線で、通信スピードの速さが特徴です。初回使用時には、回線工事が必要。
 
・モバイル回線:3000~5000円
無線電波を利用した回線のひとつで、大きく、ホームルーターとモバイルWi-Fiに分けられます。回線工事の必要がなく、すぐに使える点が特徴です。モバイルWi-Fiは携帯して、場所を問わずに使用できます。
 
・ケーブルテレビ(CATV):4000~7000円
テレビ回線を利用した通信網で、アンテナを設置して接続します。テレビサービスが充実しており、多くのチャンネルを楽しめます。しかし、光回線のような通信速度は期待できません。
 
固定回線か無線回線かによっても、使うシーンが限られてきます。ご自身のライフスタイルや、予算に合わせて選択するとよいでしょう。
 

インターネット回線の見直しポイント

インターネット回線は、定期的に見直すことで、自分たちに合った、無駄のないプランを契約できます。見直すタイミングは、引っ越し時や、契約更新時期などがよいでしょう。
 
ここでは、見直す際のポイントをご紹介します。ポイントを押さえて、プランを検討することで、月々の支払いを安くできるかもしれません。
 

不要なオプションサービスがないかをチェック

契約プランのなかには、基本のサービス以外にも、オプションサービスが追加されているケースがあります。
 
とくに、契約時にキャンペーンを利用した場合には、オプション追加が条件となっている可能性があります。そのオプションを、解約し忘れているというパターンも少なくありません。
 
契約内容を確認して、不要なオプションサービスがついていないかをチェックしてみましょう。
 

毎月の使用通信量に合っているかをチェック

インターネット回線のプランには、使用できる通信量が決められているものと、使い放題のものがあります。
 
インターネットをたくさん使用する家庭であれば、使い放題プランがおすすめです。しかし、月々の使用通信量が少ないにもかかわらず、使い放題プランにしている場合は、損をしているかもしれません。
 
まずは、自分たちが毎月、どれだけの通信量を使用しているのかを把握して、それに見合った料金プランを契約するようにしましょう。
 

キャンペーンやセット割りを活用できないかをチェック

多くのインターネット回線会社では、お得なキャンペーンや、スマートフォンとのセット割りなどを実施しています。
 
現在、スマートフォンとインターネット回線を別々に契約しているならば、セット割りを活用することで、毎月の費用を安くできるでしょう。
 
また、他社からの乗り換えに対して、ポイントキャッシュバックなどのキャンペーンを実施している場合もあります。インターネット回線の見直し時には、複数の会社に見積もりを依頼して、比較するとよいでしょう。
 

インターネット回線の契約を見直して固定費を削減しよう

インターネット回線は「契約時から見直していない」というご家庭もあるでしょう。しかし、ライフスタイルが変化したことによって、プランが合わなくなっているケースも考えられます。
 
契約更新時期や引っ越しのタイミングがあれば、一度、インターネット回線のプランを見直してみましょう。月々の固定費を削減できるかもしれません。
 

出典

総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2022年(令和4年)平均結果の概要」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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