更新日: 2023.06.13 その他家計

電気代が1000円以上「安く」なる?知らなきゃ損な裏ワザ5選

電気代が1000円以上「安く」なる?知らなきゃ損な裏ワザ5選
暑い日や雨でジメジメした日は、冷房・除湿などの家電を使用する方が増えます。しかし、これらの家電を使用すると、電気代が高くなりがちです。
 
電気代を節約するために、家電を使わずに涼む方法もありますが、便利な家電を使って、快適に過ごしたい日もあるでしょう。そこで本記事では、これからの季節に活用できる「電気代を抑える裏ワザ」を五つ紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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2023年6月から電気代がさらに値上げ

ウクライナ情勢や燃料価格高騰、卸電力取引市場の市場価格高騰などが原因で、2023年6月に、電気代の値上げが発表されました。各会社の値上げ予想は、以下のとおりです。
 

電力会社 2022年11月
電気代
2023年
予想電気代
差額
北海道電力 1万5662円 1万8885円 3223円
東京電力 1万4444円 1万6522円 2078円
中国電力 1万3012円 1万6814円 3802円
沖縄電力 1万4074円 1万9397円 5323円

※NHK「大手電力7社 6月の使用分から電気料金値上げの見通し」をもとに筆者作成(1ヶ月当たり400キロワットアワー利用する家庭として試算)
 
地域差はあるものの、全体的に、2000~5000円の値上げとなることが分かります。エアコンや扇風機などを多く利用する夏は、去年の夏よりも電気代が上がると予想されます。
 

電気代を1000円以上安くする裏ワザ5選

「高くなっていく電気代をなんとか安く抑えたい!」と考えている方におすすめするのは、継続すると、毎月の電気代が1000円以上安くなるといわれている裏ワザです。電気代を抑える方法は数多く存在しますが、なかでも、夏にぴったりな裏ワザを五つご紹介します。
 

1. 短時間の外出ならば、エアコンはつけっぱなしにする

「エアコンは、つけっぱなしのほうが電気代を節約できる」と聞いたことはありませんか? 実は、ただつけっぱなしにするだけでは、電気代を抑えられるどころか、跳ね上がってしまいます。
 
30分から1時間程度の外出をするときに、エアコンをつけっぱなしにすることがポイントです。エアコンは、起動直後に電力をたくさん使うほか、一度上がった室温をまた下げることにも電力を使いますので、設定温度を28℃程度にして、つけっぱなしにしましょう。
 

2. エアコンは自動運転や除湿に設定する

エアコンは、28℃設定にすると節約になるといわれていますが、より効率的に節約したいのならば、自動運転がおすすめです。
 
自動運転ならば、室温を自動で調整してくれますし、無駄な電力をかけずに、快適に過ごせます。
 
また、暑い日は設定温度を下げてしまいがちですが、そのようなときは、冷房ではなくて、除湿(ドライ)モードに設定しましょう。冷房よりも除湿のほうが電力を使わないため、比較的安く済みます。
 

3. 扇風機・サーキュレーターの向きは時間帯で変える

日中は暑く、夜間は少し涼しい日は、扇風機やサーキュレーターを上手に活用して、エアコンの使用を控えることも手のひとつです。暑い時間帯は、扇風機やサーキュレーターを窓に向けて稼働させます。
 
そうすると、熱気が外に逃げるため、エアコン単体での使用よりも、室温が下がりやすくなるのです。
 
気温が低くなる時間帯は、窓を開けた状態で、扇風機やサーキュレーターを窓際に置いて、室内に向けて稼働させます。夜風が室内に流れ込むため、エアコンを使わなくても、過ごしやすくなるでしょう。
 

4. 炊飯器の保温はすぐ切る

炊飯器で炊いたご飯を、そのまま保温しておく方も多いでしょう。しかし、保温機能は意外と電力を使います。すぐに食べ切るならば、保温しておくことは便利ですが、できるだけ保温せずに、ご飯を冷蔵・冷凍することをおすすめします。
 
ご飯を一度に炊いておきたい場合には、炊いたご飯を小分けにして粗熱をとり、ラップにくるんで冷蔵しておけば、あとで、レンジで簡単に温めて食べられます。
 

5. 冷蔵庫に食品を入れるのは5~7割までにする

冷蔵庫に食品をパンパンに詰めてしまうと、冷気がうまく循環せず 、冷蔵庫内の温度にムラができます。そうすると、余計な電力を使ってしまいますので、冷気が循環しやすいように、入れておく食品は、庫内の5〜7割程度にとどめましょう。
 
逆に冷凍庫は、たくさん詰め込んだほうが、低電力で効率よく冷やせます。冷蔵庫と冷凍庫の仕組みを間違えずに、食品を上手に保存しましょう。
 

節約術を組み合わせて無理なく夏の電気代を抑えよう

真夏はもちろん、気温が30℃を超えるような暑い日は、冷房機なしでは、熱中症になるおそれもあります。節約術を上手に組み合わせることで、冷房機やそのほかの家電を使っても、電気代を効率よく抑えられます。
 
今回ご紹介した節約術で、夏の電気代を抑えて、値上げ分の金額を浮かせてはいかがでしょうか?
 

出典

NHK 大手電力7社 6月の使用分から電気料金値上げの見通し 2023年5月16日
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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