更新日: 2023.06.08 家計の見直し
1人暮らしなら「自炊なし」のほうが節約になる!? 自炊なしでも「食費」を抑えるコツを解説
節約のために自炊を検討する人もいるでしょう。しかし、自炊を始めてみたけれど、食材を使いきれずに廃棄してしまうことが多いなどで、なかなか節約につながっていないという人も多いのではないでしょうか。
そこで、本記事では自炊をしなくても日々の食費を抑えるコツについて紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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調理済みの総菜を買う
スーパーで売っているような総菜を自分で作ろうと思うと、食材を複数買って調理しなければならず、手間や時間がかかります。食べたい料理がスーパーの総菜で売っている場合は、自分で作るのではなく購入することをおすすめします。
例えば、とある大手スーパーでは、チキン南蛮が429円で販売されています。
同じクオリティのチキン南蛮を自分で作るには、鶏もも肉やタルタルソース、付け合わせの野菜に加え、各種調味料が必要になります。これらを同じスーパーで購入した場合、鶏むね肉200グラム202円、タルタルソース192円、ミニトマト1パック192円、レタス101円で、合計687円です。
自炊の場合、材料によっては1人前以上の量を購入することになります。使い切ることができれば自炊のほうがお得ですが、チキン南蛮を1人前食べたい場合は、総菜で購入したほうが安く済みます。
割引される時間を狙いスーパーの総菜を買う
2つ目のコツは、スーパーの総菜が割引される時間帯に買うことです。仕事終わりの夕方以降であれば、通常価格の10~30%引き程度で購入できることがあります。また、早朝から営業しているスーパーであれば朝1番の買い物も狙いめです。
冷凍食品を活用する
冷凍食品は長期保存が可能で、1人で食べるにはちょうど良い量で販売されているものが多いです。種類もパスタやごはん系から、唐揚げやシューマイなどのおかず系まで豊富にそろっています。100円台から購入できるので、節約の観点から見ても非常に有効です。
自分の生活にあったスタイルでバランスよい食事と節約を実現しよう
1人暮らしをしていて、自炊をしようと1週間分の食材をまとめて週末に購入し使いきれれば、最も効率的かつ経済的かもしれません。
しかし、社会人であれば仕事終わりに急な飲みの誘いが入ったり、取引先との会食が決まったりと、思いのほか予定通りに1週間を過ごせないことも多いでしょう。そうなると、せっかくまとめ買いした食材を使いきれず、廃棄するしかなくなってしまうこともあり、廃棄した分は無駄な食費になってしまいます。
その点、スーパーの総菜であれば飲み会が入った日は買わなければいいだけ。冷凍食品に関しては長く保存できるため全く問題はありません。
急なスケジュールの変更にも、スーパーの総菜や冷凍食品を上手に活用することで食材を無駄にすることなく出費も抑えられます。
自炊に限らず、1人暮らしの食費を節約するためには、賢い買い物など工夫が大切です。自分のライフスタイルや予算に合わせて最適な方法を見つけることで、経済的かつ栄養バランスの取れた食事を実現でき、生活の質の向上と節約、双方をかなえられるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー